刑事事件の事例紹介 | 角井 駿輔弁護士 宮島綜合法律事務所

取扱事例1

• 万引き・窃盗罪

勾留阻止に成功し，終局処分も不起訴処分を勝ち取った事例

依頼者：３０代　横須賀市在住

【相談前】
依頼者の方は窃盗の被疑事実で逮捕されていましたが，旦那さまからの要請を受けて警察署で接見しました。
事案の内容からして勾留されるほどの重大性はないと思いましたので，勾留阻止活動を行うことにしました。

【相談後】
検察官に対しては，勾留請求を行うべきではないという意見書を提出して電話面談も行いましたが，結局勾留請求されてしまいました。
そのため，裁判所に対しても勾留決定は不当であるという意見書を提出して決定を待っていたところ，裁判所より勾留決定を却下するという連絡がありました。
その後は在宅事件として弁護活動を行いましたが，最終的には不起訴処分を勝ち取ることができました。

【弁護士からのコメント】
国選弁護人は勾留決定後に選任されるものですので，そもそも勾留を阻止しようとする場合はその前に弁護士に相談する必要があります。このケースは旦那さまにも積極的にご協力いただいたことで，スピーディーな対応をすることができました。最終的に不起訴処分にもなりましたので，依頼者の方にとっても満足のいく結果になったと思います。