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たなか たかよし
田中 孝佳弁護士
弁護士法人田中孝佳法律事務所
神奈川県相模原市中央区相模原6-22-9 朝日相模原ビル202
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

分割払いは債務整理、後払いは交通事故の事案についてのみ対応しています。 休日・夜間面談は有料(要事前予約)となります。

インタビュー | 田中 孝佳弁護士 弁護士法人田中孝佳法律事務所

交通事故の後遺障害、等級を上げ慰謝料を10倍超の約3,000万円に。データを駆使した法律相談

弁護士法人田中孝佳法律事務所を開業した、代表の田中 孝佳(たなか たかよし)弁護士。
最も取扱件数の多い交通事故で、後遺障害等級を上げて慰謝料を10倍超に増額させた実績などが光ります。
債務整理でも難易度の高い個人再生を数多く手がけ、オーダーメイドの生活再建案を打ち立ててきました。
持ち前の入念なリサーチと交渉力、データを駆使した法律相談とはーー。

01 弁護士としてのキャリア

群馬で町弁、妻の出身地(相模原)で開業。少年院視察委員会の委員長も

ーー弁護士登録から約10年(2022年6月現在)、どんなキャリアを辿ってきたのか教えてください。

最初は、研修先だった群馬県内の法律事務所に勤め、交通事故を中心に、個人・法人から幅広いご相談をお受けしてきました。
また、それとは別に弁護士会の活動などにも熱心に取り組んできたんです。

ひとつは、いじめ防止の出張授業などを行う子どもの権利委員会(群馬弁護士会)。
その中で印象に残っているのは、少年院の視察委員会です。
これは、少年の人権や施設運営についてアドバイスする第三者機関のことです。
群馬県内のある少年院で、この委員会の委員長を務め、収容されている少年の人権のために活動していました。


ーー現事務所を立ち上げたのは、いつ頃だったんですか?

群馬で5年ほど過ごした後、2017年に相模原市で独立開業しました。
私自身は横浜の出身ですが、相模原を選んだのは,妻の出身地だったからです。
家族を育ててくれた地域の方々のお役に立てるのは、大きなやりがいです。

開業して約5年、おかげさまで多くの市民のみなさんに足を運んでいただいています。
最初は私だけだった弁護士の数も、現在は4人にまで増え、2022年6月には事務所を法人化しています。

02 得意分野と強み①

交通事故の後遺障害。上位等級を獲得し、賠償額を10倍超の約3,000万円に

ーー現在は、どんな相談をよく受けているんでしょうか?

最も多いのは交通事故で、それに債務整理が続くかたちです。
この二本柱に加え、離婚・男女問題や相続、労働問題、刑事事件等も積極的に引き受けています。

交通事故の相談件数は、過去数千件に上ります。
おそらく、相模原市内ではトップクラスではないでしょうか。

被害者を中心に、物損事故から後遺障害を伴う人身事故、死亡事故まで、難解な事案にも対応できると自負しています。


ーー難解な事案には、例えばどんなものがあるんでしょう?

後遺障害認定を上位等級に引き上げ、賠償額を大幅に増額させたケースをご紹介します。

ひとつは、当初自賠責保険によって14級に認定された等級を12級に繰り上げ、賠償額を数百万円から約3,000万円に一気に増やした事案です。

依頼者さまは、後十字靭帯断裂という重度のケガを負った方でした。
当初14級とされたのは、すでに再建手術を受けており,神経症状について他覚的な証明がないと判断されたためです。
ただ、手術したとはいえ完全に元通りになったわけではありません。
そこで主治医に自賠責保険の判断内容を説明し、他覚所見を記載した診断書を作り直してもらったんです。
その結果、自賠責保険の判断があらためられ,12級の認定を受けることができました。


ーー後遺障害の認定を覆したケースは、ほかにもあるんですか?

もうひとつは、腰椎の圧迫骨折を負った方からのご相談でした。

腰椎の圧迫骨折と聞くと、かなり重篤な印象を受けると思います。
ただ、意外にも、そこまで不自由なく普段の生活を送れるケースが多いんですよ。
そういった事情もあり、医師も「後遺症はない」と判断しがちなんです。

本件も、先ほどの事例と同様に、当初認定された後遺障害等級は14級でした。
当職からご依頼者様にアドバイスを行い,医師に新たな診断書を作成してもらったことで、後遺障害11級と認定され、賠償額も数百万円から約2,500万円まで増額できたんです。


ーー後遺障害の認定には、診断書の内容についても弁護士のアドバイスが重要なのですね。

医師の方々は医療の専門家でありますが、保険実務上の後遺障害診断書の書き方を必ずしも熟知しているわけではありません。
大事な部分が記載されていないこともあるんです。
足りない部分を指摘できるかどうか、これにはベースとなる保険や医療の知識が必要です。

その点、私たちは保険会社の社員が受講するような医療や自動車工学に関する研修会に参加し、知識の習得に努めています。

03 得意分野と強み②

破産管財人経験。法人案件や個人再生にも対応可能。徹底した財産調査は、離婚や相続でも

ーー交通事故に次ぐ債務整理はどうですか?こだわりや強みを教えてください。

まず、多数の案件を取り扱ってきた経験値と、破産管財人の経験があることです。
破産管財人は、裁判所から選任され、破産を申し立てた人の財産を管理したり、免責不許可事由がないかを調査したりする役割を担います。
こうした経験から、裁判所側の目線も踏まえ、手続きをスムーズに進めることができます。
また、当事務所では,大型事件を含めた法人の債務整理も取り扱っています。
法人事件においては、大量の情報を整理し,素早く手続きを進めることが求められます。
そのためにはマンパワーが必要になりますが,当事務所では複数の弁護士・スタッフが在籍していますので,法人の案件にも対応可能となっています。

また、個人再生を数多く手がけている点も当事務所の特徴です。破産や任意整理は経験があっても、個人再生の経験はあまりないという弁護士の方もいらっしゃるように思いますが,個人再生にしかないメリットもありますので、当事務所では積極的に個人再生の利用をお勧めしています。

ーー個人再生は、手続きが難しいのでしょうか?また,具体的にはどのような事例がありましたか?

個人再生はマイホームを残せるなどのメリットがある一方、一定の債務を計画通りに返済していかなければなりません。
そのため、返済計画、再生プランをどう練り上げ、裁判所に認めてもらうか。
そのあたりが、破産に比べてハードルが高いといわれる理由です。

よくあるケースではありますが,住宅ローンのほか、消費者金融からの借入れやクレジットカードの返済に追われ、職場や自宅に督促が来てしまっているーー。
そんな方からご相談をいただいたときのことです。

まずは、私が介入することですぐに督促を止め、支払いはいったんすべてストップさせました。
そのうえで個人再生の手続きに移り、住宅ローンの支払いはそのままに、それ以外の債務を1/5に大幅に圧縮。
マイホームでのご家族との生活を維持することができた事案でした。


ーー依頼者が人生の再スタートを切る場面に何度も立ち会ってきたんですね。そういった経験が,その他の事件処理にも活かされているのでしょうか。

私が意識しているのは、決して「破産ありき」では考えないことです。

できる限り依頼者さまのご要望を踏まえ、一人ひとりに合ったオーダーメイドの生活再建案をご提示するようにしています。
そして、そのためには借金や財産、生活状況などに関する入念な調査が欠かせません。そこで,当事務所では,必ずご相談者の方と弁護士が直接面談を行い、詳しく事情を伺うようにしています。

債務整理においては、資産をすべて洗い出す作業が必要になりますが、こうした経験は、債務整理だけでなく、離婚に伴う財産分与や相続事件における財産調査にも大いに役立っていますね。
また,粘り強い交渉も当事務所の得意とするところです。
過払金請求や交通事故の事件では、プロフェッショナルである消費者金融,保険会社との交渉に日々取り組んでおり,短期間で成果を出す交渉を心がけています。

リサーチ力・交渉力は弁護士として最も重要なスキルであり,あらゆる分野の事件処理に活かされていると思います。

04 事件解決のスタンス

理想は双方納得の円満解決。データを駆使した「ID法律相談」

ーー依頼者への熱い思いが伝わる一方で、お話ぶりからは冷静沈着な印象も受けます。

異なる思惑、ぶつかり合う感情。
複雑に絡み合った糸を解きほぐし、できるだけ双方が納得できるような解決を目指すーー。
私が大事にしているのは、仲裁役として事態をうまく収拾する、そんな円満解決の形です。

その役割は、野球のポジションで例えるならキャッチャーに近いイメージでしょうか。
グラウンドを俯瞰し、試合の流れを読みながら配球を考えたり、指示を出したりする。
そんなグラウンド上の監督のような役割です。


ーー野球がお好きなんですか?

観戦するのが好きで、いつも応援しているのは地元の横浜DeNAベイスターズです。
そして、そんな野球界で最も尊敬しているのが野村克也さんです。
ヤクルトの監督時代に築き上げた、データを駆使した「ID野球」は革命的でした。

私もそんな風に、頭を使った緻密な戦略によって、依頼者さまに勝利や幸せをお届けできるような弁護士になりたいですね。
ID野球ならぬ、「ID法律相談」と言うと言い過ぎかもしれませんが。

これからも長く相模原に根を張り、市民のみなさんが気軽に立ち寄れるアットホームな場所を育てていきます。
何かお困りの際は、ぜひ私を頼っていただきたいですね。
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定休日

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