やながわ ゆうま
柳川 侑馬弁護士
弁護士法人市民の森 藤枝支所藤枝第一法律事務所
藤枝駅
静岡県藤枝市田沼1-6-4
インタビュー | 柳川 侑馬弁護士 弁護士法人市民の森 藤枝支所藤枝第一法律事務所
少しでも早く、できるだけ親身に。生まれ育った静岡で、依頼者のために全身全霊を尽くす弁護士のこだわり
民事全般から弁護団事件にも対応するなど、多様な実績を積み重ねる柳川 侑馬(やながわ ゆうま)弁護士。
所属する弁護士法人市民の森藤枝支所藤枝第一法律事務所では所長も務めています。
信条は、迅速かつ丁寧な事件処理。
少しでも早く、できるだけ親身になって、依頼者が抱えるトラブルを解決へ導いていく柳川先生。
その原動力であり、根っこにあるのは、弁護士を志した理由でもある、「困っている人の力になりたい」という純粋な想いです。
所属する弁護士法人市民の森藤枝支所藤枝第一法律事務所では所長も務めています。
信条は、迅速かつ丁寧な事件処理。
少しでも早く、できるだけ親身になって、依頼者が抱えるトラブルを解決へ導いていく柳川先生。
その原動力であり、根っこにあるのは、弁護士を志した理由でもある、「困っている人の力になりたい」という純粋な想いです。
01 弁護士を志したきっかけ
法律を使った専門的な仕事への純粋な憧れ。少年時代から一直線で向かった法曹界
ーー修習地も含め、ずっと地元・静岡を拠点に弁護活動をされているのですね。
私が弁護士を志した根っこにあるのは、「困っている人の力になりたい」という想いです。
最初に弁護士の存在を知ったのは、テレビ番組。
法律を使った専門的な仕事に、純粋に憧れを感じたんです。
小学校高学年のころのことですが、それ以来、弁護士になることを目標にし続け、その想いを実現しました。
静岡は高校時代まで生活していた、自分を育ててくれた大切な場所。
そこで生活する方々のために、弁護士としてなにか貢献したいと思ったんです。
ーー現在の事務所は、市民第一主義を打ち出し、より市民に近い印象です。
その点も魅力に感じました。
首都圏に比べればまだ弁護士が少ないエリアですので、市民との距離は比較的近いと思います。
その中でも市民のことを大切に考えているスタンスがしっくりきたんです。
事務所選びをしているときに見学させてもらった際、当時の代表に誘われたことも強く背中を押してくれましたね。
とてもありがたいお話でしたので、迷うことはありませんでした。
私が弁護士を志した根っこにあるのは、「困っている人の力になりたい」という想いです。
最初に弁護士の存在を知ったのは、テレビ番組。
法律を使った専門的な仕事に、純粋に憧れを感じたんです。
小学校高学年のころのことですが、それ以来、弁護士になることを目標にし続け、その想いを実現しました。
静岡は高校時代まで生活していた、自分を育ててくれた大切な場所。
そこで生活する方々のために、弁護士としてなにか貢献したいと思ったんです。
ーー現在の事務所は、市民第一主義を打ち出し、より市民に近い印象です。
その点も魅力に感じました。
首都圏に比べればまだ弁護士が少ないエリアですので、市民との距離は比較的近いと思います。
その中でも市民のことを大切に考えているスタンスがしっくりきたんです。
事務所選びをしているときに見学させてもらった際、当時の代表に誘われたことも強く背中を押してくれましたね。
とてもありがたいお話でしたので、迷うことはありませんでした。
02 弁護士としての想い
迅速かつ丁寧な事件処理で幅広い分野に対応。離婚、交通事故、労働事件、スクールロイヤーなど
ーーどのように経験を積まれていったのですか?
いわゆる町弁ですから、特定の分野に偏ることなく、多様な事案に対応しました。
交通事故、離婚、債務整理関係…。
事務所が労働事件もたくさん扱っていましたので、主に労働者側で、多くの事案をこなしましたね。
最初は所長と共同で受任しながら、半年もするとあとはもう任せてもらって、基本一人でやるようになりました。
少し特殊な領域ではスクールロイヤーとして、学校の相談を受けたり、出前授業をしたりもしています。
ーー弁護活動でこだわっていることは?
迅速かつ丁寧な事件処理です。
2つは相反する面もありますが、やり方次第で両立は可能だと思っています。
たとえば、交渉の記録メモは細かく詳細に記載しておくんです。
そうすると、後で通知を見返さなくてもすみますからね。
その手間が省けることでスピーディーな対応が可能になります。
あとは、どんな処理でもなるべく寝かさないよう、早めにレスポンスすることです。
寝かせることで見えてくるものもありますが、一方でズルズルと後回しにしてしまい、結局、処理の精緻さが失われがちになるんです。
ーー依頼者との距離感で意識しているのはどんなことでしょうか。
依頼者の利益を最優先にする。
それは常に一番に考えています。
依頼者の方にとっての最大の利益というのは、そのお気持ちが最優先ということです。
ただし、事件の見通しを考えたとき、どうやっても依頼者の方の望む解決にはならない場合や、事件が長引くことによってかえってコストがかさんでしまう場合もあります。
そうしたメリット・デメリットも丁寧に説明をした上で、できる限り依頼者の意向を踏まえた最善の着地点を目指すーー。
それが私の考える依頼者利益の最優先です。
ですから、とくに個人事件においては、私のこだわりはあえて必要最低限に抑えるようにはしています。
いわゆる町弁ですから、特定の分野に偏ることなく、多様な事案に対応しました。
交通事故、離婚、債務整理関係…。
事務所が労働事件もたくさん扱っていましたので、主に労働者側で、多くの事案をこなしましたね。
最初は所長と共同で受任しながら、半年もするとあとはもう任せてもらって、基本一人でやるようになりました。
少し特殊な領域ではスクールロイヤーとして、学校の相談を受けたり、出前授業をしたりもしています。
ーー弁護活動でこだわっていることは?
迅速かつ丁寧な事件処理です。
2つは相反する面もありますが、やり方次第で両立は可能だと思っています。
たとえば、交渉の記録メモは細かく詳細に記載しておくんです。
そうすると、後で通知を見返さなくてもすみますからね。
その手間が省けることでスピーディーな対応が可能になります。
あとは、どんな処理でもなるべく寝かさないよう、早めにレスポンスすることです。
寝かせることで見えてくるものもありますが、一方でズルズルと後回しにしてしまい、結局、処理の精緻さが失われがちになるんです。
ーー依頼者との距離感で意識しているのはどんなことでしょうか。
依頼者の利益を最優先にする。
それは常に一番に考えています。
依頼者の方にとっての最大の利益というのは、そのお気持ちが最優先ということです。
ただし、事件の見通しを考えたとき、どうやっても依頼者の方の望む解決にはならない場合や、事件が長引くことによってかえってコストがかさんでしまう場合もあります。
そうしたメリット・デメリットも丁寧に説明をした上で、できる限り依頼者の意向を踏まえた最善の着地点を目指すーー。
それが私の考える依頼者利益の最優先です。
ですから、とくに個人事件においては、私のこだわりはあえて必要最低限に抑えるようにはしています。
03 解決事例
依頼者との強固な信頼関係で勝ち取った、介護施設の過失事件訴訟
ーー冷静さ、丁寧さ、親身さ、そしてスピード感。依頼者にとっては頼もしいばかりです。
よりよい結果を手繰り寄せるためには、依頼者の方との信頼関係が不可欠です。
ガッチリと手を取り合えれば、弁護士もその力を最大限に発揮できると私は思っています。
その意味で、ある介護施設の過失事件は印象に残っています。
依頼者は、事故で亡くなったご遺族の方でした。
死因は誤飲。
争点はどこまで過失を問えるかでした。
まずは依頼者の方の協力を得て、証拠集めに奔走しました。
すると、亡くなられた方は過去にも誤飲があり、十分に管理体制に注意をはらう必要があることがわかってきました。
さらに、カルテを改ざんした事実も判明しました。
施設側は頑なに否定しましたが、裁判所は依頼者側のほぼ希望通りの賠償額の支払いを命じ、決着となりました。
ーー事案の性質上、相当な難易度だったと思いますが、調査力と執念で、見事に寄り切ったのですね。
数年かかりましたが、依頼者に証拠集めに全面的にご協力いただき得られた最善の結果です。
もう一つ紹介させてください。
労働事件での、不当解雇の事案です。
退職勧奨されたのでそれを拒絶したところ解雇されたという方からの依頼でした。
企業が労働者を解雇する場合、解雇に相当するだけの合理的な理由が必要です。
ところが本件では、明確な理由はありませんでした。
もともとは依頼者とその上司の対立に起因するトラブルが退職勧奨につながっているのですが、そんな理不尽は認められません。
裁判自体は、それほど難しくありませんでした。
ただ、ご本人が会社に残りたいというご意思でしたので、その辺りのお気持ちの整理には十分に配慮しました。
ーーどちらも「悪い側」にキチンとペナルティが課せられた痛快な結果ですね。
相手方の行為の違法性が証明できた事案として、2つは印象に残っています。
ただ、一方では結果だけを見て良し悪しは判断できないとも思っています。
解決に至るプロセスで、まめに報告や連絡をし、依頼者の方と確認をしながら丁寧に進めていかないと、双方の関係性が壊れかねません。
いい結果というのは、そうした小さな積み重ねも含めたものだということは、常に忘れないようにしています。
よりよい結果を手繰り寄せるためには、依頼者の方との信頼関係が不可欠です。
ガッチリと手を取り合えれば、弁護士もその力を最大限に発揮できると私は思っています。
その意味で、ある介護施設の過失事件は印象に残っています。
依頼者は、事故で亡くなったご遺族の方でした。
死因は誤飲。
争点はどこまで過失を問えるかでした。
まずは依頼者の方の協力を得て、証拠集めに奔走しました。
すると、亡くなられた方は過去にも誤飲があり、十分に管理体制に注意をはらう必要があることがわかってきました。
さらに、カルテを改ざんした事実も判明しました。
施設側は頑なに否定しましたが、裁判所は依頼者側のほぼ希望通りの賠償額の支払いを命じ、決着となりました。
ーー事案の性質上、相当な難易度だったと思いますが、調査力と執念で、見事に寄り切ったのですね。
数年かかりましたが、依頼者に証拠集めに全面的にご協力いただき得られた最善の結果です。
もう一つ紹介させてください。
労働事件での、不当解雇の事案です。
退職勧奨されたのでそれを拒絶したところ解雇されたという方からの依頼でした。
企業が労働者を解雇する場合、解雇に相当するだけの合理的な理由が必要です。
ところが本件では、明確な理由はありませんでした。
もともとは依頼者とその上司の対立に起因するトラブルが退職勧奨につながっているのですが、そんな理不尽は認められません。
裁判自体は、それほど難しくありませんでした。
ただ、ご本人が会社に残りたいというご意思でしたので、その辺りのお気持ちの整理には十分に配慮しました。
ーーどちらも「悪い側」にキチンとペナルティが課せられた痛快な結果ですね。
相手方の行為の違法性が証明できた事案として、2つは印象に残っています。
ただ、一方では結果だけを見て良し悪しは判断できないとも思っています。
解決に至るプロセスで、まめに報告や連絡をし、依頼者の方と確認をしながら丁寧に進めていかないと、双方の関係性が壊れかねません。
いい結果というのは、そうした小さな積み重ねも含めたものだということは、常に忘れないようにしています。
04 今後の展望
市民のための法律事務所。月から土曜日の9時〜20時まで、ご予約いただければ相談料は無料です
ーー2022年からは藤枝第一法律事務所の所長を務めています。今後についてもお聞かせください。
いままでと変わらず、ご依頼いただいたトラブルの解決に尽力していくだけです。
とはいっても、法律というのは常に変わっていくものでもあります。
法律のプロとして、そうした動きは常にキャッチアップし、その時その時の最善の運用ができるようにしておくことは当然の使命と認識しています。
法改正をうっかり見落としてしまえば、依頼者の方に大きな不利益をもたらすリスクがあります。
裏を返せば、それだけ法律は注意して扱わないといけないナーバスなもの。
ですから、そこは抜かりなく、徹底していく所存です。
ーー最後に藤枝エリアの方へメッセージをお願いいたします。
もっと地元のために貢献したいと思っています。
そのために、気軽にご来所いただける工夫は惜しみません。
「市民法律相談」として、当事務所は月曜日から土曜日の9時から20時まで扉を開けて待っています。
ご予約だけいただければ、初回の相談は無料です。
「こんなことを相談していいのだろうか」
「他の弁護士に相談したが、納得できない」
といったことでも、遠慮はいりません。
そのために設けている機会なのですから。
また、「法テラス」の利用もできますので、金銭面が不安で相談を躊躇されている方も、安心してご相談ください。
いままでと変わらず、ご依頼いただいたトラブルの解決に尽力していくだけです。
とはいっても、法律というのは常に変わっていくものでもあります。
法律のプロとして、そうした動きは常にキャッチアップし、その時その時の最善の運用ができるようにしておくことは当然の使命と認識しています。
法改正をうっかり見落としてしまえば、依頼者の方に大きな不利益をもたらすリスクがあります。
裏を返せば、それだけ法律は注意して扱わないといけないナーバスなもの。
ですから、そこは抜かりなく、徹底していく所存です。
ーー最後に藤枝エリアの方へメッセージをお願いいたします。
もっと地元のために貢献したいと思っています。
そのために、気軽にご来所いただける工夫は惜しみません。
「市民法律相談」として、当事務所は月曜日から土曜日の9時から20時まで扉を開けて待っています。
ご予約だけいただければ、初回の相談は無料です。
「こんなことを相談していいのだろうか」
「他の弁護士に相談したが、納得できない」
といったことでも、遠慮はいりません。
そのために設けている機会なのですから。
また、「法テラス」の利用もできますので、金銭面が不安で相談を躊躇されている方も、安心してご相談ください。