債権回収の事例紹介 | 長野 良彦弁護士 サン綜合法律事務所

取扱事例1

• 140万円超

管理会社から賃料等計1000万円を早期回収

依頼者：50代 男性

【相談前】
依頼者の方は投資用不動産を有するオーナー様でした。以前契約していた管理会社から、賃料や敷金などの未払いが1000万円ほどあるが全く支払われず、担当者がいつも不在で話が全く進まず困っているとの相談を受けました。

【相談後】
依頼者の方から資料をいただき、請求額を固めすぐに未払い額を支払うよう管理会社宛に内容証明を出しました。しかし、それでも担当者不在や後日回答するなどと何かに理由をつけて、話が進みそうにありませんでした。そこで、私が直接管理会社を訪問したところ、代表者がおり、未払い額を払う旨の言質を取ることができました。それからはスムーズに話が進み、合意書を作成の上、分割払いではあるものの半年で1000万円を回収することができました。

【先生のコメント】
交渉において相手方の反応が良くない場合、すぐに訴訟提起ということも考えられますが、依頼者の方の負担を考えたときに、事前にできることはすべてしたいと思い、相手方の会社を直接訪問しました。結果的その場で全額返金するとの言質が取れ、訴訟にならずに解決できました。

取扱事例2

• 法人・ビジネス

交渉から訴訟まで一貫してサポートし、3000万円の債権回収に成功

依頼者：50代 男性

【相談前】
依頼者は建設会社でした。工事代金の未払いが約3000万円ほどあるが、注文者が工事の一部に瑕疵がある、資金繰り厳しいなどとの理由をつけて支払いに応じてくれず困っているというご相談でした。

【相談後】
実際の工事の資料を見ていくと、およそ注文者が主張するような瑕疵はないと判断し、全額回収を目標に交渉からスタートしました。しかし、交渉段階では注文者の主張が変わることはなかったため、すぐに訴訟を提起しました。訴訟では、概ねこちらの主張が認められ、遅延損害金以外の工事代金全額にて和解が成立しました。

【先生のコメント】
交渉段階から資料を精査していたため、訴訟に移行する際も時間をかけずスムーズに移行できました。これは交渉段階から一貫してご依頼いただけたためかと思います。交渉段階からのご依頼はもちろんのこと、訴訟段階からのご依頼の場合も、まずはきちんと資料・証拠を精査し、その後の交渉・訴訟を迅速に進めることができるよう心がけております。