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よこた ゆり

横田 有里弁護士

弁護士法人GoDo 支部藤枝やいづ合同法律事務所

静岡県藤枝市築地838 落合電気ビル2階

対応体制

  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 電話相談可
  • メール相談可
  • WEB面談可

注意補足

弊所には複数名の弁護士が在籍しておりますので、問い合わせ時に「横田」をご指名ください。

地元・静岡にUターン。「培った経験」と「責任感の強さ」を活かし、依頼者の強い味方に

大分県で約4年の弁護士業務を経て、2022年に地元・静岡へUターン。
藤枝やいづ合同法律事務所の横田 有里(よこた ゆり)弁護士は、培った経験と生来の責任感の強さで、生まれ育った地でも躍動しています。

小学生のころ、不動産業を営んでいた祖父の家賃未払いトラブルを目の当たりにし、「私が弁護士なって、困っている人を助けたい」と法曹界を意識し始めたという横田先生。
無邪気な想いは、法律の専門家として、遂行力の高い頼もしい弁護士となって昇華しました。

居心地の良かった大分を離れ、地元へ舞い戻った理由は?
その他、依頼者のために尽くす弁護スタンスなど、決意も新たに弁護活動に邁進する横田先生に、じっくりとその想いを伺いました。

01 弁護士を志した理由

不動産を経営する祖父の未払いトラブルを目の当たりにし、意識し始めた弁護士への道

ーー弁護士を志したきっかけを教えていただけますか?

小学生のころに祖父が不動産トラブルにあったんです。
祖父はアパート経営をしていたのですが、賃借人から家賃を払ってもらえず、結局、引越し代を用立てするなどで、自力で解決したようでした。

「払わない人が悪いんだから、弁護士に頼んで解決してもらえばいいのに」と当時、私は子どもながらに思っていたんです。
頼みづらいのかな、それともこの辺に弁護士がいないのかなと推測してみたり…。
そのことがきっかけで、「私が弁護士になって、頼ってもらえる身近な存在になろう」と考えたんです。


ーー子どもらしい純粋な想いです。

中学、高校と進む中で知識が増えていき、他の道へ興味を持つこともありましたが、突き詰めると弁護士への想いが勝るんです。
誰でも法律を守らなければならないし、法律で守られなければいけないはずです。
でも、その紛争の真っ只中にいる当事者の方は、精神的にも弱ってしまって自力で対処することが難しくなっていることが少なくありません。
そこに寄り添える存在が弁護士です。
いろいろ検討もしてみましたが、そうしたことに直接携われる職業は、弁護士をおいて他にない。
最後はそういう想いでした。

02 弁護士としてのキャリア

コロナ禍で祖父を看取れなかった悔恨。心置きなく弁護活動を継続するために決断したUターン

ーー最初は大分県の法律事務所に入所されたのですね。

修習地を選ぶにあたって、せっかく1年間過ごすならまだ知らない場所へ行ってみたいと考えました。
いざ大分へ行ってみると現地の弁護士の方々はとても良い方ばかり。
おまけに生活環境もとても素晴らしく、すっかり気に入ってしまったのです。

大分は女性弁護士がまだ少ないこともあり、女性からの離婚相談や、高齢者も多いので相続事案などに数多く携わらせていただきました。
いろいろな人にサポートもいただきながら、がむしゃらに事案に向き合う4年間でしたね。


ーーその後、2022年に事務所を移り、地元へ戻ったのですね。

大分では地域に密着した町弁として、特定の分野にとらわれず、幅広い案件に携わりました。
そういう意味では、自分が最低限学びたかったことは一通り経験を積ませていただきまして、一つの区切りかなと。
でも、一番の理由はコロナ禍で地元に帰りづらくなったことなんです。

実はコロナで移動制限がある間に、祖父が亡くなりました。
弁護士になったことを一番喜んでくれた祖父が亡くなったのに、県外在住ということで私は看取れませんでした。
大切な人の最後に立ち会えないことがとても辛く、悔いが残りました。
だから、「仕事にももっと邁進しつつ、家族も大事にしていきたい」、そう思ったのです。

大分で培ってきた人脈をリセットして、新しい環境に飛び込む不安はもちろんありました。
でも、自分がより柔軟な、より多くのことを学びやすいうちにと考えても、タイミングは今しかないかなと。


ーー地元にとっては、頼もしい人のUターンになります。

どんな分野でも依頼者の方と一緒に解決を目指すのが私の弁護スタイルです。
相談者の方からは、「弁護士は怖くて相談しづらいイメージだったが、先生はとても話しやすくホッとしました」とよく言っていただきます。
その点は弁護士としての私の強みといえるのかもしれません。

静岡は私の地元。
土地勘もありますので、よりお話はしやすいかなと思っています。
市民の方により身近な存在として、少しでもお力になりたいと思っています。

03 解決事例と信念

2年以上かかった相続案件。粘り強く、双方と丁寧な対話を重ね、手繰り寄せた円満な解決

ーー印象に残っている解決事例を教えてください。

遺産分割調停で成立までに2年かかった事案が印象に残っています。
相続人間の感情的な対立が深く、なかなか妥協点が見つからない状況でした。

私は依頼者の方とは頻繁に打ち合わせを重ね、毎回2時間近くはお話をしたでしょうか。
調停の場でも毎回かなり長くお話を積み重ねてきました。
問題点を一つ一つ紐解いて、どんな解決方法がありうるか、より優先度の高い問題は何か、色んな方面から話し合いを続けました。
その間に、相続人全員の同意を得て遺産である不動産の一部を売却するなど、やれることはやり尽くしました。

交渉のプロセスで、お互いの表情が徐々に変わっていくのを感じました。
時間はかかりましたが、「時間をかけて徹底的に話し合うことでこそ解決できることがある」ということをこの事案から学びました。


ーー先生の丁寧で粘り強い姿勢なしには到達していなかった結果でしょう。

別の相続事案では、海外に居住していると思われる相続人の居場所がわからず、手を尽くして探し出したこともありました。

また、不貞慰謝料事案では、証拠が不十分だったのですが、不貞に関する依頼者の方の記憶を細かく聞き取り、丁寧に書面に落とし込み、最終的に不貞があったことを認めさせて慰謝料を得ることができました。


ーー常にそこまでやり抜く先生の原動力はなんですか?

依頼者の方は、トラブルの渦中にいることで、どこかしら精神的に弱っている部分があると思っています。
そのことで、証拠集めに苦心したり、毅然と立ち向かうことが難しかったりする可能性もあります。
苦しい気持ちに寄り添い、また代わりに対応することで苦痛を軽減し、何より様々な選択肢を提示してよりよい解決方法を一緒に探す。
それが弁護士としての使命であると私は思っているんです。
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