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たけざわ あすか
武澤 明日香弁護士
ボーリバージュ法律事務所
豊中駅
大阪府豊中市岡上の町4丁目1-23 レジデンスマロン参番館304
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

初回面談は30分無料

インタビュー | 武澤 明日香弁護士 ボーリバージュ法律事務所

専門は離婚問題。「争わない離婚」で、夫婦と子どもが笑顔なれる解決を目指す

大学で法学を学び、一度は司法の道を離れた、武澤明日香(たけざわあすか)弁護士。
40半ばで弁護士資格を取得後、離婚問題を専門に扱うボーリバージュ法律事務所を開業しました。

武澤弁護士が目指すのは、「争わない離婚」。
その原動力となっているのは、両親の離婚紛争です。
「元はといえば好き合って結婚した夫婦なので、なるべく円満に終わらせたい」
自身の経験があるからこそ、人一倍強い想いを感じます。

また法律の知識だけでなく、タロット占いや心理学にも造詣が深く、依頼者の心のケアにも余念がありません。
家庭問題に悩む人々の未来を照らし、法律と心の両面から支える専門家だといえるでしょう。

夫婦にとって、そして子どもにとって幸せな解決を追求し続ける、武澤弁護士の信念に迫ります。

01 弁護士を目指したきっかけ

しこりが残った両親の離婚。争わない離婚を目指す弁護士に

――先生は、30代で弁護士を志したとか。

はい。大学は法学部を出ていたのですが、当時はどんな弁護士になりたいのか、具体的な将来像が描けなかったんです。
そこで司法試験を諦め、別の道を歩むことになりました。

しかし大学卒業後、両親の離婚問題が勃発。
揉めに揉めて、最終的には裁判まで発展しました。
母の弁護士さんは一生懸命戦ってくださいましたが、裁判まで進んでしまうと、結局お互いに傷しか残りません。
元々は好き合って結婚したのに、こんな結末になるなんて…と非常に悲しかったのを覚えています。


――それは辛いご経験です。

その後私も30代半ばになり、資格を取って私にしかできない仕事をしたいと思うようになりました。
せっかく法学部を出ていますし、両親の離婚問題をきっかけに、離婚問題で後々まで苦しむ人を減らし、争わない離婚のサポートがしたいと、弁護士を目指すことにしたんです。


――では、弁護士のやりがいは、いかがですか?

離婚問題は、依頼者さまの複雑な感情と向き合う必要があります。
だからこそ、解決したときの充実感、達成感は大きいです。
色々な家族の形、さまざまな依頼者さまに携わることができるこの仕事が、私は大好きですね。

02 キャリア、強み

離婚専門弁護士として独立。タロット占いや心理学などマルチな才能も

――勤務弁護士ではなく、即独立を選んだ理由を教えてください。

離婚問題を専門に扱いたいという明確な意思がありましたし、自分が良いと思うやり方で依頼者さまと向き合いたかったからです。
勤務弁護士だと、相談時間が1時間だったり、弁護士同士で相談室を譲り合って使用したり、何かと制限があるでしょう。
私は、依頼者さまによって相談時間を柔軟に設定しています。
後の予定を気にすることなく、気兼ねなくお話しして欲しいんです。

また、事務所では毎朝お香を炊くようにしているんですよ。
ちょっと変わってるでしょう(笑)?
依頼者さまからは、リラックスしてお話しできたとご好評をいただいております。
このように自由にできるのも、ひとり事務所だからこそです。


――依頼者の男女比は、いかがですか?

開業当初は半々くらいだったのですが、今はほとんど女性ですね。
私がタロット占いや心理学を学んでいたこともあり、それがきっかけで来てくださる女性もいらっしゃいます。
ご希望があれば相談の合間に占うこともできるので、アイスブレイクにいかがでしょうか。

もちろん、男性側のご相談もお受けしております。
男性の場合、離婚問題について相談できる人がおらず、苦しんでいる方も多いんです。
不安を溜め込む前に、ぜひご相談ください。


――では、先生の強みも教えてください。

依頼者さまに寄り添い、否定をしないということです。

開業当初から一貫して、傾聴を大切にしております。
離婚の場合、法定離婚事由があるかどうかを気にする弁護士もいますが、それはあくまで裁判になった時に考えればよいことです。
まずは心ゆくまで私に話して、一通りお話を聞き終えてから冷静にアドバイスをするようにしています。


――つい遮って、アドバイスしたくなる時はありませんか?

依頼者さまの可能性を信じているので、私が口うるさく言う必要はないと思っています。
今は考えが硬直して、被害者意識も強いかもしれません。
でも最後はきっと、依頼者さまご自身で気持ちを整理して、自分で最善の答えを見つけ出し、暗闇から抜け出せるはずです。
そのためのサポートは、お任せください。
心理学と法律の知識で、しっかりと依頼者さまをお支えいたします。

03 解決事例

離婚宣告に狼狽える夫。辛い想いを丁寧に聞き取り、円満に解決

――印象に残っている事例を、教えてください。

男性の依頼者さまの離婚事件です。

依頼者さまは、奥様から突然離婚を言い渡され、大変ショックを受けていました。
奥様のことが大好きでしたし、お子さんもいたので、離婚はしたくないとおっしゃっていたんです。


――なぜ、奥様は離婚したかったのでしょうか。

不貞相手がいたんですよ。
探偵の調査で発覚して、依頼者さまは更にショックを受けていました。

何とか離婚せずに済む方法はないのか探るため、まずは奥様とお話しすることにしました。
しかし、奥様の意思はかなり強かったんです。
そこで、夫婦関係調整調停を申し立てることになりました。


――調停は、いかがでしたか?

正直なところ、かなり難航しました。
奥様は離婚したい、でも依頼者さまは離婚は嫌だと。
両者譲りませんでしたし、お子さんの親権や財産分与、慰謝料などもなかなか折り合いを付けるのが難しかったです。
これは裁判までいってしまうのではないかと、私も覚悟しました。


――先生が心がけたポイントも、教えてください。

依頼者さまのお気持ちを、丁寧に丁寧に聞き取ったことです。
愛する妻が不貞をしていたなんて、依頼者さまからしたら許せることではありません。
でも妻のことは愛しているし、どうしたらいいんだと、毎日のように連絡をとってお話しさせていただきました。
すると依頼者さまの気持ちが次第に落ち着き、現状を受け入れる方向へと変わっていったんです。

依頼者さまご自身が気持ちに折り合いをつけたことで、最終的に調停で離婚が成立。
相場よりも高い慰謝料も獲得できましたし、お子さんの養育費や面会交流も、きちんと取り決めることができました。


――精神的にも、依頼者をしっかり支えたのですね。

依頼者さまは心が折れそうになった時、私が送ったメールを何度も読み返していたそうなんです。
「辛い時に本当に支えられた。先生に依頼して良かった」とおっしゃってくださいました。

そして離婚することにはなりましたが、お子さんとは定期的に交流しており、関係は非常に良好とのことです。
両親の離婚で子どもたちも不安だったはずですから、変わらず親としての関わりを保つことができ、私も安心いたしました。

04 信念、今後の展望

辛くても出口は必ずある。幸せな未来を目指し、共に歩む弁護士でありたい

――先生の信念とは?

争わない離婚をするということです。
私自身の経験もありますし、お互いのためにも子どものためにも、なるべく争わずに解決したいと考えています。
なので、裁判ではなく協議で離婚を成立させることが理想ですね。

現実はなかなか厳しいこともありますが、夫婦お互いにわだかまりを残さず、円満な離婚を成立させるために、尽力いたします。


――今後の展望は、いかがですか?

子どもたちに目を向けた活動にも、力を入れていきたいです。

今は大人同士の離婚問題に携わっているので、私がお子さんたちと話す機会はほとんどありません。
両親が揉めているのを見て、お子さんはどう思うのか、寂しい思いをしていないだろうかなど、子どものことを考えると胸が苦しくなります。

私自身も複雑な家庭環境の中で育ち、更には両親の離婚も経験しました。
親以外の大人にも助けられて、大学まで進学できたと思っています。
次は私が、苦しんでいる子どもに手を差し伸べ、居場所を与える活動にも取り組んでいきたいですね。


――最後にメッセージをお願いします。

どんなに辛くても、必ず出口はあります。
きっと幸せになれる未来が待っているはずです。
まだ離婚の意思を固めていない、夫婦関係を修復したいというお悩みでも構いません。
進むべき道を見つけるためにも、まずはお気軽にご相談ください。

そして円満な解決には、誰と一緒に歩んでいくかがとても大切です。
ぜひ色々な弁護士に相談して、ご自身の方針と合う人を探してくださいね。
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