不動産・住まいの事例紹介 | 吉田 晃宏弁護士 ひかり中央法律事務所

取扱事例1

• 原状回復

アパートの明渡し時の高すぎる原状回復請求

依頼者：20代男性

（1）依頼者からの相談
バスタブを破損させてしまったところ、不動産業者から100万円を越える原状回復工事の代金を請求されてしまった。
家族に連帯保証人をお願いしていたため、家族にも請求されていて困っている。
バスタブといっても、少し穴が空いただけでなぜそこまでの請求になるのか。

（2）裁判での決着
築20年近い物件であり、元々かなり経年劣化していたバスタブでした。
経年劣化で穴が空いただけであるのに、タイミング悪く入居した人が修繕費を負担して、古いバスタブがキレイな新品になるのは不動産業者の丸儲けみたいなものです。
これは明らかに不当です。
この点を裁判で主張し、依頼者の勝訴的な和解で決着しました。
不動産業者と一般の入居者とでは、物件に対する知識は雲泥の差です。
不動産のことで困った時にはすぐに弁護士に相談して下さい。