とみしま あつし
冨島 淳弁護士
南都総合法律事務所
近鉄奈良駅
奈良県奈良市高天町10-1 株式会社T.T.ビル2階
相続・遺言の事例紹介 | 冨島 淳弁護士 南都総合法律事務所
取扱事例1
- 調停
使い込みの疑い?
依頼者:40代 女性
■相談の内容
お母様が亡くなられ、四十九日の法要を終えた頃、姉から母親の財産を使い込んでいたと疑われ、遺産や介護に要した費用について、事細かに説明するよう求められたため、どうしたらいいかとご相談に来られました。
ご相談者様のお父様は既になくなっていたため、ご相談者様はお母様が一人暮らしをしていた実家の近所に住み、連絡を取りながら必要に応じてお世話をしていました。一方、ご相談者様のお姉様は実家を離れて遠方で生活しており、母親とも疎遠になっていため、金銭的な管理状況等を全く知らない状況であったため、疑心暗鬼となってしまったのか、些末な点にこだわって問合せを繰り返し、話し合いが進まなくなってしまっている状況にありました。
■相談後の対処
当職が代理人として受任して話し合いを行い、家庭裁判所での遺産分割調停を経て、法定相続分に応じて遺産を分割する協議を調えました。
調停では使い込みの主張がなされましたが、相手方が使途不明と主張する金銭について丁寧に主張立証を行い、これらの主張については排斥することができました。
■弁護士のコメント
決して関係が悪くなかったご兄弟やご姉妹の間でも、疑心暗鬼によって思わぬ「争続」が発生してしまうことがあります。
そのような場合、弁護士が代理人として介在することで、論点を整理して適切な解決に導くことができます。上記の件は、そのような事例の1つであると思います。
お母様が亡くなられ、四十九日の法要を終えた頃、姉から母親の財産を使い込んでいたと疑われ、遺産や介護に要した費用について、事細かに説明するよう求められたため、どうしたらいいかとご相談に来られました。
ご相談者様のお父様は既になくなっていたため、ご相談者様はお母様が一人暮らしをしていた実家の近所に住み、連絡を取りながら必要に応じてお世話をしていました。一方、ご相談者様のお姉様は実家を離れて遠方で生活しており、母親とも疎遠になっていため、金銭的な管理状況等を全く知らない状況であったため、疑心暗鬼となってしまったのか、些末な点にこだわって問合せを繰り返し、話し合いが進まなくなってしまっている状況にありました。
■相談後の対処
当職が代理人として受任して話し合いを行い、家庭裁判所での遺産分割調停を経て、法定相続分に応じて遺産を分割する協議を調えました。
調停では使い込みの主張がなされましたが、相手方が使途不明と主張する金銭について丁寧に主張立証を行い、これらの主張については排斥することができました。
■弁護士のコメント
決して関係が悪くなかったご兄弟やご姉妹の間でも、疑心暗鬼によって思わぬ「争続」が発生してしまうことがあります。
そのような場合、弁護士が代理人として介在することで、論点を整理して適切な解決に導くことができます。上記の件は、そのような事例の1つであると思います。