企業法務の事例紹介 | 貞永 憲佑弁護士 貞永法律事務所

取扱事例1

• 顧問弁護士契約

一見回収が困難な事案でも諦めずに勝訴的和解を勝ち取った事案

この顧問先企業様は、売掛先の会社が突然休眠状態に入り、売掛金の回収ができないことに悩んでおられました。
通常では、会社が倒産またはそれに近い状態になると売掛金の回収は難しくなります。その場合、支払ったコストなども自己負担になります。
しかし、調べてみると同じようなメンバーが同じ業種を別の会社でしていることが判明していました。そこで、新たな会社に対しても責任を追及できる可能性があることを同種裁判例などを用いて裁判所で主張し、最終的には支払コスト分は十分に回収することができました。

取扱事例2

• 顧問弁護士契約

情報漏洩事故により下請先に対して損害賠償請求を成功させた事案

この顧問先企業様はＩＴビジネスを営んでいますが、下請先企業の不手際で情報漏洩事故が発生してしましました。
その損害を賠償させようと請求したところ、相手の下請先企業は自分たちに過失がないことなどを根拠に請求を拒んでいました。
しかし、当時の業務に関するやりとりのログや、どの部分に情報漏洩事故の原因があったのかをエンジニアと共に探求し、明確に相手に自己の責任があることを突き止めることができました。
結果的に、訴訟を提起する前に損害の全額を回復することができました。

取扱事例3

• 顧問弁護士契約

企業への誹謗中傷をした者を特定して損害賠償を成功させた事案

この顧問企業様は、インターネットに自社の誹謗中傷が書き込まれていることをご相談されました。企業に対する風評被害は、それを面白がる人たちによって瞬く間にインターネット上に広がってしまいます。　
この事案は発信者情報開示請求を行っても認められるのが一見難しそうな事案でしたが、個人・法人の誹謗中傷に関する多数の経験を有する弁護士の活動により、最終的には開示請求を成功させることができました。
最終的には、それらの投稿によって生じた損害を賠償させる合意を締結し、解決することができました。

取扱事例4

• 顧問弁護士契約

新規事業の違法性をチェックし安全に事業を開始ししたケース

この顧問企業様は、ＩＴ分野でまったく新しい新規事業を行おうとしていました。ＩＴの分野は法整備が進んでいない部分もあり、どうしても手探りになりがちです。
しかし、ＩＴのサービスを理解しつつ、同じような部分があるサービスの法的リスクを回避してきた経験を活かし、利用規約やサービスデザインにそれらを盛り込むことで、安全にサービスを開始することができました。

取扱事例5

• 契約作成・リーガルチェック

頻繁に行う取引の契約書ひな形を作って潜在的リスクを回避したケース

この顧問企業様は、同様の内容の取引を大量に行う事業をされていました。
一つ一つのビジネスは少額であるため、あとでトラブルになったときに弁護士費用をかけて損害を回復しようとすると、費用倒れになってしまう可能性がありました。
そこで、日常的な業務に使う、契約書のひな形集を顧問業務の一環としてご提供しました。
これにより、日々行う取引の紛争リスクを回避することができ、安全に事業を進めることができました。顧問企業様からは、「社外に法務部ができたようだ」と喜んで頂いております。

取扱事例6

• 顧問弁護士契約

利用規約に基づく少額の対価支払を諦めずに回収した事案

この顧問企業様は、利用規約に基づいたサービスの通信販売事業をしています。このサービスは売掛金額が少額のため、スポットで弁護士に依頼すると費用が高額にかかってしまい、費用対効果が悪い関係にあります。
しかし、顧問契約をしていたことで、多く発生する同種の売掛金トラブルについては安価な弁護士費用で対応することができ、費用対効果の問題も解消しました。