交通事故の事例紹介 | 斉藤 圭弁護士 舞鶴法律事務所

取扱事例1

• 損害賠償請求

交渉で賠償額を増額させた事案

依頼者：30代女性

【依頼内容】
事故によるケガの治療が終了し、保険会社からの示談提示があった段階で、相談依頼がありました。示談書には、金額的に不充分な内容も含まれていたため、保険会社との交渉のために受任対応しました。

【結果】
慰謝料につき、裁判所基準での交渉を行いました。家事従事者としての損害評価が不充分だったため、交渉のうえ、賠償額に上乗せさせました。1か月程度の交渉で、当初の提示からは50万円ほどの増額を得ることができました。

取扱事例2

• 損害賠償請求

訴訟で賠償額を増額させた事案

依頼者：40代女性

【依頼内容】
追突事故の被害者の方の事案です。保険会社の担当者との相性が悪く、ストレスを抱えていました。依頼者の希望もあり、事故直後から受任し、交渉に当たりました。

【結果】
やや大きな事故だったこともあり、6か月程度通院しても、症状が改善しませんでした。後遺障害の認定申請のうえ、14級9号の認定を得ました。その後、保険会社と交渉したものの、金額的な開きが大きかったため訴訟としました。
訴訟では、慰謝料や逸失利益の主張立証を行いました。訴訟を起こしてから5か月後ころの期日で裁判所から和解案の提示があり、その内容で和解としました。後遺障害が認定されたこともあり、当初の保険会社からの提示からは、150万円ほどの増額を得ることができました。

取扱事例3

• 後遺障害認定

適切な後遺障害等級の認定を受けることができた事案

依頼者：50代男性

【依頼内容】
歩行者の被害者の方の事案です。事故により手に大きなケガをしたため、事故直後から受任し、助言や保険会社との交渉に当たりました。

【結果】
事故から約10か月後に、後遺障害の認定申請を行いました。14級の認定を得て、自賠責保険からは75万円の支払いをうけましたが、実際の症状と比較すると、等級が低いように解されました。
依頼者とも協議のうえ、異議申し立てを行いました。認定を受けるための資料が不足していたため、医師の意見書などを追加しました。結果として、10級の認定となり、自賠責保険から追加で386万円の支払いを受けることができました。

取扱事例4

• 死亡事故

死亡事故をめぐり、相続手続も含めて解決した事案

依頼者：40代男性

【依頼内容】
交通事故により母親を亡くした依頼者から、相談依頼がありました。保険会社との示談交渉のほか、相続手続についても不明点があり、不安を抱えていました。

【結果】
弁護士から、法定相続人全員に事情を説明しました。結果として、受任から約2か月で、依頼者が賠償請求権をすべて取得するという遺産分割がまとまりました。
その後、事故による賠償につき、保険会社と、裁判所基準での交渉を行いました。1か月ほどの交渉で、当初の提示額からは約500万円増額した内容で、示談がまとまりました。