退社社員の対応ミスによる顧客損害問題の法的対策相談
9月下旬に弊社のお客様からクレームがありました。
弊社の退社している社員がお客様と弊社と工事件名の相違した内容で損害を被ったお客様への対応を相談させて頂きたいです。
退職した元従業員がお客様に対し、御社が認識していた工事内容とは異なる説明や約束を行い、その結果、お客様に損害が生じたということであれば、まずは事実関係を整理し、貴社がどこまで法的責任を負うのかを検討する必要があります。
特に重要なのは、元従業員がどのような立場でお客様とやり取りをしていたのか、問題となる説明や約束が在職中になされたものか、実際の契約内容とどのような相違があるのかという点です。
在職中の業務に関連して行われた行為であれば、貴社に契約上の責任や民法715条の使用者責任が生じる可能性があります。一方、元従業員が独断で行った行為であれば、具体的な権限や経緯によって責任の所在が変わってきます。