セクハラ告発で自宅待機、今後の手続きと相談先は?
セクハラしたという告発があり自宅待機を命じられました。一般的にこの後どういう流れになるのでしょうか?またどこに相談すればいいでしょうか?こちらはこちらでパワハラをガマンして働いてきましたが、もう辞めたい気持ちでいっぱいです。
会社からセクハラの申告を理由に自宅待機を命じられた場合、通常は、会社が申告者・本人・関係者への聞き取りを行い、事実関係を調査した上で、必要に応じて懲戒処分等を検討する流れになります。
自宅待機は、調査中の暫定措置として行われることがあり、直ちに懲戒処分を意味するものではありません。賃金については、自宅待機を命じた理由や就業規則等によって判断が分かれますが、会社側の事情による休業であれば、少なくとも労基法26条の休業手当の問題となります。
会社から事情聴取を受ける際には、感情的に反論するのではなく、日時、場所、具体的な発言・行為、相手とのやり取りなどを時系列で整理し、メールやLINE等の客観的資料があれば保存しておくことが重要です。懲戒処分についても、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当でない場合には無効となります(労働契約法15条)。
また、ご自身も職場でパワハラを受けていたのであれば、その点は別途、具体的な言動や日時、証拠を整理して会社に申告することが考えられます。会社にはパワハラについて相談体制を整備し、適切に対応する義務があります。
退職を希望する場合、自宅待機中でも退職の申出は可能です。期間の定めのない雇用であれば、民法上は原則として退職の申入れから2週間で雇用契約が終了します。 もっとも、調査中に直ちに退職すると、退職金や懲戒手続との関係で問題が生じることもあるため、まず会社から申告内容を具体的に確認し、弁明の準備をした上で退職時期を判断するのがよいでしょう。
今後、懲戒処分や退職条件を巡って争いになりそうであれば、早めに労働問題を扱う弁護士へ相談することをお勧めします。
ありがとうございます。大変参考になりました。先がわからず不安でした。冷静にご回答頂いたようにしていきます。ありがとうございました。