相続・遺言の事例紹介 | 小川 潤弁護士 滋賀バディ法律事務所

取扱事例1

• 遺産分割

父の遺産分割について、姉および母親と遺産分割協議を成立させて、相続財産を得た事例

依頼者：50代（女性）

【相談前】
依頼者の父親が亡くなりましたが、父と同居していた母親と近くに住んでいる姉の２人で、事実上父の遺産を使っているような状態であり、依頼者は何も知らされず、正式な遺産分割も行われていない状態でした。

【相談後】
依頼を受けて、依頼者の母と姉に書面を送ったところ、相手方にも代理人弁護士がついて、遺産分割について話を進めることができました。


【先生のコメント】
相手方に代理人がついてからは、遺産の範囲や葬祭費の支出に争いがあったものの、お互いが譲歩して遺産分割協議をまとめることができました。何も遺産を受け取れない状態になるところだった依頼者に、こちらの要求どおりではないものの一定の遺産を相続させることができました。

取扱事例2

• 相続放棄

亡くなった父に借金があり、相続人全員に相続放棄手続をしてもらうことで解決した事案

依頼者：40代（女性）、30代（男性）

【相談前】
個人事業主をしていた父には数百万円の借金があるばかりで、財産は無く、相続人であった子２人は相続放棄をする必要に迫られました。


【相談後】
戸籍の収集をはじめ、面倒な手続きを弁護士に依頼したことで、３ヶ月の期間内にスムーズに相続放棄が認められました。

【先生のコメント】
被相続人は、結婚と離婚を何度かしていたため、本籍地の変更が複数回あり、一般の方には戸籍の収集に手間取ることが考えられましたが、依頼していただき、迅速に手続きを進めることができました。

取扱事例3

• 相続財産の調査・鑑定

全く交流のなかった妹が亡くなり、財産状況等を調査して相続した事案

依頼者：60代（男性）

【相談前】
依頼者には子供のない妹がいましたが、亡くなってしまいました。妹とは10年以上前から交流がなく、妹にどのような財産があるか、妹が亡夫から何を相続したのか等が全く不明でした。
そのため、依頼者は、そもそも相続していいのか、相続放棄をした方がいいのかさえ分からない状態でした。


【相談後】
依頼を受けて戸籍を収集し相続人を確定させ、同時に妹の家から見つかった通帳等から預金口座を見つけたり、家付近の銀行の支店に照会をかけたりなどして相続財産を調査していきました。また信用情報機関等に照会し債務がないかも調べました。


【先生のコメント】
調査した結果、合計で800万円ほどの預金が相続財産であることが分かり、債務を弁済しても１人百数十万の現金を相続することができました。