柴田 直哉弁護士のアイコン画像
しばた なおや

柴田 直哉弁護士

ネクスパート法律事務所 名古屋オフィス

名古屋駅

愛知県名古屋市中村区則武1-10-6 ノリタケ第1ビル3階

対応体制

  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可

注意補足

当事務所では、コロナウイルス対策の一環として電話やテレビ会議による面談の上でのご依頼も受付しています。 (※債務整理は、弁護士会の規定等で直接の面談義務が定められていますのでご来所をお願いします。) ご相談の際には対処方針・費用について丁寧にご説明致します。

20年の社会人経験と人間力を総動員して解決に挑みます

名古屋駅から徒歩で5分の場所に柴田直哉弁護士が所長を務めるネクスパート法律事務所の名古屋オフィスがあります。民間企業の社員として20年以上務めた後に、50歳で弁護士になった異色の経歴を持つ氏は、穏やかで物腰柔らか。娘さんのことを話すときは自然に目尻が下がります。週に1度は1500メートルを泳ぐ壮健、読書とお酒も好き。そんな柴田弁護士にお話をうかがいました。

01 弁護士を志した理由

自分の意思で働きたくて転職。現在は充実の日々です。

――民間企業に勤めて20年以上。なぜ弁護士に転身されたのですか?

一番のきっかけは、父親の定年退職でした。僕から見て、まだ能力も意欲もあるのに、言ってみれば会社から強制的に排除されるわけですね。悠々年金暮らしもそれはそれでいいんでしょうけど、父の様子を見て正直、もったいないなと思ったんです。でも社会の仕組みなのだから仕方ない。それで、僕は自分の意思で続けられる仕事がしたいと思うようになりました。
では資格を取ろう。文系の僕ができそうなことで、かつ自己満足ではなく世の中に役立つ仕事を……と考え、弁護士になろうと決めました。2007年。46歳くらいのときです。

会社を退職し、ロースクールに入りました。大学は経済学部だったので、ゼロからのスタートです。学年の中で年齢は上から2番目でしたけどね。そこで3年間勉強して、ありがたいことに一発合格することができました。

――司法試験は大学時代から志す人が多い中で、46歳でロースクール入学とは……。ものすごい勇気ですね。

長年勤めた民間企業は、とても規模の大きな会社でした。一社員の意思がすっと通りにくい巨大組織の中で、根回ししたり、試行錯誤したり、ときに諦めたり。そういう仕事の仕方をずっとしてきました。本当は、もっと自分で考え、自分で創り上げるような仕事がしたいというのが、心のどこかにありました。父の定年ことがあってやっと踏み切れただけで、実はずっと、決定的なきっかけを待っていたのかもしれないです。

あとはもう、すべて家族の理解と協力のおかげですね。感謝しきれません。

しかし弁護士になって、最初に就職した事務所は非常に大きなところだったので、分業化が進んでいて、担当する案件の種類が限られていました。さらに2年後には管理職にもなり、せっかくサラリーマンから転身した僕は、もっと自由度と現場感を感じたいと思うようになりました。

そんな折、司法修習の同期会があり、現在の事務所ネクスパートの代表二人と話しました。するとありがたいことに、新しい支店を出すから場所選びから任せたいと言ってもらって。喜んで引き受けました。横浜で物件を探すところから始めて、この事務所を開業しました。まる3年経ったところです。

仕事は断然に面白くなりましたね。扱う仕事の種類が圧倒的に増えましたから。基本的に何でもこいのスタンスで、自分がやりたいと思ったらどんな新しい事件でもお受けしています。一番最初の相談から、最後の解決まで自分で担当することができるので、業務の幅も広がりましたし、かなり経験値も積めています。

02 弁護士としての活動

解決の光が見えて、依頼者の方がほっとしたときが喜び。

――どんな案件も受けられる、最初から最後まで関われる。そんな現在の仕事スタイルに大変やりがいを感じてらっしゃるのが伝わってきます。中でも嬉しいのはどんな瞬間ですか?

依頼者の方が最終的に、悩みから解放されるときですね。

たとえば「債務整理」は、依頼者の方は借金で苦しんでらっしゃる。債権者からは頻繁に連絡が来る、でも払いきれない。ずーっと1人で悩んで、ようやく重い腰をあげてこの事務所のドアを叩いた、という状態の方が多いんですね。そんな方にゆっくりお話を聞き、じゃあこういう方針でいきましょうかとご提案をして、ひとすじの光が見えてきた瞬間なんでしょうね、ほっと安心されるんです。相談してよかったです!と皆さん言ってくださいます。

「離婚問題」も、肉体的に男性の方が強いですから、暴力があったりして冷静に話し合いができないというケースも少なくないんですね。我々が中に入って、コツコツと進めていき、最終的には合意して離婚が成立したとき、ようやく肩の荷が下りた!という感じでとても喜んでくださいます。

さまざまな事情や人間関係がある中で、話し合いが成立しないことや、自分ではどうしようもないことって必ずありますから。考えがまったくすり合わないところから始まって、少しずつ時間をかけて、依頼者の希望に限りなく近い解決ができたときは嬉しいですね。

――コツコツと着実に解決に向かっていく、というのがお得意なんですね。

はい。粘り強さが信条です。これも、社会人としての経験で鍛えられた部分ですかね。人の多い組織で、上司を説得するために材料を揃えたり、急がば回れの頭脳プレーが必要だったり、思い通りにいかないことが当然の世界で鍛えられましたから。ちょっとやそっとのことでは、全然へこたれないですね。
ーー 今後、積極的に取り組んでいきたい案件はありますか?
「相続」です。2019年7月1日に相続法が変わりまして、変更になった新しい部分含め、より専門家のサポートが必要になると思います。ちなみに、これまで救済が難しかったケースに解決の道が開かれた、よい改正だと思います。

03 弁護士として心がけていること

人の悩みだもの。知識よりも“人間力”で解決したい。

――AI化が加速する世の中で、ともすると弁護士もAIに任せられるようになるとさえ言われていますが、柴田弁護士のお話を伺っていると、AIができないことが多いように思えるのですが。

AI弁護士ですか!そうですね、膨大な法律知識をインプットできるという点では有能だと思います。しかし弁護士の仕事は、最終的に白黒をつける裁判とは違って、「和解」で終わることが多いんですね。つまり、必ず相手がいて、まったく別の人間同士でお互いが少しずつ譲歩し合いながら、気持ちの変化にも向き合いながら、落とし所をどうするのかを見極めていく、そういうことが我々の重要な仕事なんです。AIに担いづらい部分にこそ、弁護士の骨頂があると思います。

――人情の機微がある人間同士、だからこその難しさもあるのですよねきっと。

機微だらけですよ人間なんて。

相続だって離婚だって、仲良く分けたり冷静に話し合って平和に解決できたらいいんでしょうけどね、現実はそうはいかないことが多々ある。人間だから仕方ない部分です。

知識も大事ですが、それだけでは到底解決できません。自分のこれまでの経験や、内面の性質も含めすべてを動員して、全力で受け止めないと、逆に依頼者の人生の凄みに圧倒されてしまうでしょう。いわゆる「人間力」なんて言われるものですかね、一番大事なのは。

だから、「弁護士先生」という感じで偉そうに振る舞うことも、僕にはできない。大きな企業で一番下ッパからやってきたんですから。たくさん怒られて、たくさん可愛がってもらって、仲間と楽しみ、部下も育てて、本当に多くの人と関わってきたので。1つ1つのご縁をありがたく感じつつ、同じ人として真っすぐ向き合い、丁寧にお話する。それしかできません。

――最後に、これを読まれた方にメッセージはありますか。

僕の人生の選択は、無謀なチャレンジだったかもしれませんが、弁護士の資格を与えてもらうことができたのだから、使命があると信じて進みたいと思います。

もしお一人で悩んでいるなら、ぜひ僕の事務所の扉を叩いてください。
あなたの「こうしたい」という意向を叶えられるように頑張ります。

電話でお問い合わせ
050-7586-4007
受付中

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。