相続・遺言の事例紹介 | 上間 貞史弁護士 アビリス法律事務所

取扱事例1

• 不動産・土地の相続

【相続人が７人と多数の事案を円滑に解決】

依頼者：７０代男性

依頼者は、２０年以上前に亡くなった父親が残した土地と建物の遺産分割協議で話がこじれているとのことで相談に来られました。
相続からかなりの時間が経過していたため、相続人である依頼者のご兄弟には亡くなっている方もおり、代襲相続が発生している状況でした。
調査の結果、依頼者も含め７人の相続人がいることが分かりました。
相続人が多いため、調停を申し立てました。その際には、事前に協力的な相続人、中立的な相続人、対立にある相続人とでグルーピングを行い、協力的な相続人には事前に話を通したうえで、大まかな方向性の内諾をもらい、時間の短縮を図りました。
結果、調停申立から９か月という遺産分割調停としては比較的短期間で、不動産を一人の相続人が取得し、他の相続人は代償金を取得するという内容の遺産分割協議が成立しました。