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うえま さだふみ
上間 貞史弁護士
アビリス法律事務所
壺川駅
沖縄県那覇市泉崎2−13−7
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

債務整理は分割払いが可能です。ほかの分野に関しては、事情によって報酬金のみ分割払いのご相談が可能です。

インタビュー | 上間 貞史弁護士 アビリス法律事務所

多発する養育費の未払い、強制執行で180万円を回収。交通事故や債務整理にも強いウチナーンチュ

全国に拠点を構える複数の大手事務所でキャリアを積み、地元・沖縄で独立したアビリス法律事務所の上間 貞史(うえま さだふみ)弁護士。
最も得意とするのが交通事故で、後遺障害の認定や損害賠償金の大幅増額などを何度も勝ち取ってきました。
養育費の未払いについて強制執行で相手の給与を差し押さえ、180万円を超える大金を回収した手腕も光ります。
一人ひとりの思いに寄り添い、オーダーメイドの解決を追求する姿から見えてくるものはーー。

01 キャリアの足跡

大手事務所の那覇オフィス所長を務め、独立。愛する地元に恩返しを

ーー現事務所は2024年5月に開業されたばかりのようですね。

私は沖縄で生まれ、大学卒業まで過ごしました。
その後しばらく本土で暮らしていましたが、弁護士になった当初から、いずれは沖縄に戻ろうと決めていたんです。

そもそも弁護士を志したのは、法律を勉強していた学生時代、祖父の遺言書についてアドバイスしたことがきっかけでした。
当時からずっと胸に抱いていたのは、身近な問題で困っている方々を助けたいという思い。
そして、常に真っ先に思い浮かぶのが、私を育ててくれた沖縄の人たちだったんです。


ーー独立されるまでのキャリアの歩みをうかがいます。

大阪でキャリアをスタートさせ、その後移籍した事務所では神戸などで活動してきました。
いずれも、全国に拠点を展開する大手法律事務所です。

実はそのときに、那覇オフィスの所長も任せていただいたんです。
地元の方々のお役に立つことができ、充実した時間でした。
念願の帰郷が叶ったわけですが、次第にある思いが芽生えてきました。

今後は、日々の法律相談に加えてより地域に根ざした様々な活動にも積極的に関わっていこうと。
そのために独立を決断しました。
今後は、機会があれば若手の支援・育成に携わりたいと考えています。

02 得意分野と実績①

交通事故の示談交渉や後遺障害に強く、約800万円の損害賠償金も

ーーこれまでどんな事件を重点的に扱ってきたんでしょうか?

ご相談件数、解決実績ともに群を抜いて多いのが交通事故です。

軽度な物損事故から死亡事故まで、さまざまな事件に当たってきました。
保険会社との示談交渉、慰謝料の増額、後遺障害等級認定。
いずれも多くの解決実績があります。

たとえばそのなかには、事故で負ったケガが後遺障害に認定され、総額450万円の損害賠償が認められた事案がありました。

依頼者さまは、50代の主婦です。
駐車場内を歩行中に車に轢(ひ)かれ、腰の骨を圧迫骨折してしまったんです。


ーーかなりの重傷だったと。

ただ、医師は完治と診断し、すでに治療は終了していたんです。
それでも痛みを訴えておられたので、後遺障害等級を申請しました。
その結果、11級に認定されたんです。

そのうえで、保険会社に対して後遺障害と主婦の休業損害(家事や育児ができない期間に生じた損害)を計上し、損害賠償を請求しました。
ただ、あろうことか保険会社はいずれも否定し、わずか5万円という損害金額を提示してきたんです。


ーーずいぶん少ないですね。それに対して、どんな手を打ったんですか?

交通事故紛争処理センターに救済を申し立てました。
公正な審査や被害者の迅速な救済を目的に設置された機関のことで、裁判外でスピーディーに解決できるメリットがあるんです。

そこでの協議の末、無事に圧迫骨折と主婦の休業損害が認められ、450万円の賠償金を受け取ることができました。

損害賠償金についてはほかにも、約800万円にまで増額したこともありました。


ーーどんな事故だったのか、詳しく教えてください。

自転車と車の衝突事故です。
私は、自転車に乗っていて大ケガを負った被害者の代理人を務めました。

あのときはケガの後遺障害とともに、逸失利益(事故がなければ得られたはずの将来の利益)の算出もカギを握りました。

依頼者さまは当時まだ10代でしたので、いわゆる若年労働者に該当します。
その場合の後遺障害による逸失利益について、できるだけ高額になるように計算式を使って金額を算出したんです。
それを踏まえて保険会社との交渉に臨み、最終的に計800万円ほどで決着した事案でした。

依頼者さまの年齢やケガの程度、保険会社の対応などによってうまく手段を使い分けながら、どうすれば賠償金を増やし、利益を最大化させられるか。
私はこれまでの経験から、その道筋を頭のなかで描くことができます。


ーーそれは心強いですね。

みなさんにぜひお伝えしたいのは、事故直後に早めにご相談いただきたいということです。
「保険会社の指示に従っていたら、いつの間にか治療を打ち切られた」。
たとえば、そんなお話もよく耳にします。

あとで気がついても、もう取り返しがつかないこともあります。
私にご相談いただければ、解決までの流れや全体像をご説明し、事前に治療のアドバイスなどもさせていただきます。
事故に遭われたら、迷わずご連絡いただきたいですね。

03 得意分野と実績②

6年以上続く養育費の未払い。相手の給与を差し押さえ、180万円超を回収

ーー交通事故に次いで多い相談内容なども教えていただけますか?

離婚・男女トラブルや債務整理、相続などのご相談も目立ち、いずれもキャリアを通じて重点的に扱ってきました。

離婚のご相談件数は、累計300件を超えます。
不倫の慰謝料、財産分与、親権などいろんな問題が絡んできますが、とくに深刻なのが養育費の未払いです。


ーーそれは全国的にも大きな問題になっているようですね。

驚くのは、決してお金がなくて未払いを続けているわけではないことです。

これは、ある女性からご相談いただいたときのことです。
元夫は日本の平均年収以上を稼いでいるにもかかわらず、もう6年以上もの長い間、養育費を払っていなかったそうです。
女性が連絡してもまったく聞く耳を持たないため、私に助けを求めてこられました。

女性は半ばあきらめているように見えましたが、最終的には180万円以上の未払い分を回収しました。


ーーすごいですね。どうやって回収したんですか?

元夫の勤務先と給与を管轄する部署を調べ、裁判所に強制執行を申し立てて給与を差し押さえたんです。
差し押さえができれば、過去の未払いだけでなく将来の分まで自動的に回収できるようになります。
依頼者さまはホッと一安心されていらっしゃいましたね。

離婚・男女問題はお互いの気持ちが激しくぶつかり、同じような事案でも何を優先するかで戦略が変わってきます。
私が最も大事にしているのは、オーダーメイドの解決策を練ること。
丁寧なヒアリングとともに、一人ひとりのご要望に応じて最善の解決方法をご提案するようにしています。

それは債務整理も同じです。
「マイホームを守りたい」「学資保険は残したい」。
そんな風に、人それぞれ譲れない何かがあるはずです。

自己破産、個人再生、任意整理。
これまで500件を超えるご相談をお受けしてきた経験から、単に経済的な合理性だけで判断するのではなく、依頼者さまがベストな手続きを選択できるようサポートさせていただきます。

04 依頼者への思い

「できることはすべてやる」。沖縄県民へのあふれる思いと覚悟

ーーどんな状況でも、あらゆる手を尽くす。そんな覚悟が伝わってきます。

私がいつも目指しているのは、依頼者さまに心の底からご満足いただくことです。

もちろん、状況によってはどうしてもすべてのご要望に応えられないこともあります。
ただ、それでもできることをすべてやったうえでの結末であれば、区切りをつけて前向きに新たな一歩を踏み出せるはずです。

離婚が成立して夫のDV(ドメスティック・バイオレンス)から解放された方、長年続いた遺産分割協議にようやく終止符を打てた方。
今日これまでお話した依頼者さまのほかにも、そうやって気持ちを新たに再スタートを切っていかれる姿を何度も目にしてきました。
何よりもそれが、私の原動力になっているんです。


ーーそして今後も、地元・沖縄のために全力を注いでいくと。

本土と沖縄、それぞれの場所でたくさんの方々とお会いしてきました。
そのうえで今感じているのは、本土に比べて沖縄の人たちには法律への意識が十分浸透していないように見えることです。
多くの方々にとって法律はまだ身近な存在ではなく、弁護士に相談する心理的なハードルも高いように感じています。

その壁を、私がなんとか打ち破りたいですね。
トラブルを未然に防ぐために、問題が生じても素早く火消しするために、ぜひ気軽にご相談いただけるとうれしいです。
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