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さかした たかし
坂下 雄思弁護士
法律事務所Z 金沢オフィス
石川県金沢市大手町15-15 金沢第2ビル302
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

受任後はメールでのご相談も対応可能です。 相談料は原則無料ですが、一部例外がございますので、お問合せ時にご確認ください。 土日や平日夜間のご相談は予約必須です。

インタビュー | 坂下 雄思弁護士 法律事務所Z 金沢オフィス

四大法律事務所出身、NY州司法試験にも合格。 大手事務所で磨いた最高水準のサービスを地元・北陸へ

四大法律事務所に勤め、ニューヨーク(NY)州司法試験に合格。
長く企業法務の第一線で活躍してきたのが、法律事務所Z 金沢オフィスの坂下 雄思(さかした たかし)弁護士です。
10年目の節目に、念願だったという地元・金沢に帰ってきました。
名だたる企業を相手に磨いた業界最高水準のリーガルサービスを、金沢を中心に北陸地方の人々に提供しています。
労働事件や医療事故をはじめ、幅広く個人のお客様からご依頼をいただいた事件を解決する日々に迫ります。

01 これまでのキャリア

四大法律事務所などで企業法務に従事。帰郷し、金沢オフィスの所長に

ーー弁護士になって10年目とお聞きしました(2024年4月現在)。どんなキャリアを歩んできたんですか?

はじめに四大法律事務所のアンダーソン・毛利・友常法律事務所に入所し、その後、野村綜合法律事務所に移籍して経験を積みました。
どちらも上場企業をはじめ名だたる企業をクライアントに抱える、日本を代表する企業法務を手がける事務所です。

さらにその後、渡米してカリフォルニア大学ロサンゼルス校のロースクールを修了し、NY州司法試験にも合格しました。
企業法務ロイヤーとして知見を深め、第一線で活躍するためです。


ーーそれから現事務所に移籍されました。

私は金沢で生まれ、富山で育ちました。
上京して大学生活を送っていた10代の頃から、ずっといつかは地元に帰りたいと思っていたんです。
弁護士として東京でみっちり力をつけた今なら、地元の方々に大いに貢献できるはず。
ようやく長年の夢を叶えることができました。

当事務所は金沢のほかに東京、富山、福岡にもオフィスを構え、私のように四大法律事務所の出身者が複数在籍するなど実力者が揃っています。
業界最高レベルのリーガルサービスを、金沢を中心に北陸地方でもご提供する。
そんなビジョンを掲げて新たに金沢オフィスを開設し、私が所長に就任させていただきました。

02 注力分野と実績

企業の視点で労働事件の交渉を有利に。国際取引や英文の契約書作成も

ーー金沢オフィスでは今、どんな事件をメインに扱っているんですか?

企業法務のほかに、一般の方々から離婚・男女トラブルや相続、労働事件、詐欺・消費者被害、医療・介護問題などのご相談を幅広くお受けしています。
なかでも金沢オフィスが重点的に取り組んでいるのが、労働事件と海外法人との国際取引関連です。

私はこれまで企業の側から多くの労働事件を扱ってきました。
解雇や長時間労働、セクハラやパワハラ、労災。
従業員との間に生じるいずれのトラブルも、会社がどう考え、どう動くか。
社内の実情をイメージできるので、労働者の立場から先手を打った交渉や効果的なアドバイスができるはずです。

事務所全体の相談件数は、年間500件以上に上ります。
東京オフィスにある企業法務に特化したチームとも連携し、企業側の視点を踏まえた戦略や解決策をご提案することもできます。

事務所として解決した案件のなかには、目標の未達を理由に解雇を迫られた方の事案がありました。


ーーどんな事件だったのか、詳しく教えてください。

依頼者さまは、外資系企業に勤めていた方でした。
採用から約1年後、目標の未達を理由に突如退職を迫られ、「明日から出勤しなくていい」と解雇を言い渡されたそうです。
急な事態に、大変困惑されておられました。

到底納得できないとして、会社側と交渉を開始。
そこで目標の未達は依頼者さま個人が原因ではなく、市場環境に起因するものだと主張したんです。
粘り強く交渉を重ねること約2ヶ月。
最終的に、解決金として約2,000万円を会社に支払ってもらうことで合意しました。
これは当初、会社側が提示した金額を1,000万円も上回る水準だったんです。


ーーなるほど。事件と徹底的に向き合うという事務所の強みを活かした事案ですね。国際取引に関するご相談はいかがでしょうか。

最近は、会社様から英文契約についてのお問い合わせ・ご相談をいただくことが増えています。

英文契約は内容が複雑でとっつきにくいものです。
私は業務で英文契約を取り扱ってきましたし、また、アメリカのロースクールに留学してニューヨーク州の司法試験にも合格した実績もあります。
そのため、しっかりと英文契約の内容を確認したうえでアドバイスをすることができます。

また、ご想定の取引の内容を確認したうえで契約書に落とし込む等、個別の事案に応じた提案をするよう心がけております。

これまでの私の経験から、金沢をはじめとする企業の皆様が海外に進出する、あるいは海外の商品を国内で展開するお手伝いができれば本望です。

03 弁護士としての強み

数手先を読み、オーダーメイドの解決を。最後は「人」に行き着く

ーー坂下先生の場合、とくに際立って見えるのは長く企業法務の第一線で活動されてきたことです。

契約法務やM&A、独占禁止法、知的財産、個人情報保護法、労働訴訟など、大掛かりな事案を含めてさまざまな案件に携わってきました。

名門事務所の看板を汚せませんし、目の肥えたクライアントの要求水準は極めて高い。
そんな緊張感とプレッシャーのなかで、結果を出してきた自負があります。
正確な回答を提供するために、メールを1通送るのに数時間かけてリサーチするようなこともザラにありましたね。

交渉でも訴訟でも、相手がどんな主張をしてくるか。
その出方を見極めたうえで、数手先を読んでいくつもの戦略や反論を用意するなど、予想外のことが決して起こらないように徹底した準備と理論武装にこだわっていました。
相手にあとで矛盾を突かれないようにこれまでの書面を全て読み返すこともよくありました。


ーーそれは今、個人のお客様の事件を扱ううえでも大いに役立っていると。

はい、その通りです。
同時に企業法務を約10年やってきて、私のなかでたどり着いた結論があります。
企業も個人も、最後は「人」に行き着くということです。

たとえば、M&Aもそうです。
経済的な条件はバシッと決まっても、最後まで揉めることが多いのが重要ポストの配分など人事回りだったりするんですよ。

経営陣、従業員、株主、取引先。
さまざまなステークホルダーのクッション役となって根回ししたり、調整に奔走したり、全体のバランスを見ながら判断することが求められました。
そうしたコミュニケーションや調整能力は、個人のお客様の事件にも通用する私の強みだと思っています。


ーー 個人のお客様の事件も、一筋縄ではいかない事件が多いでしょうからね。

個人のお客様の事件の場合は、その背景には依頼者さま一人ひとりに特別な事情や思いがあります。
そのお気持ちに寄り添うことはもちろん、杓子定規の対応ではなく、オーダーメイドの解決策を一緒に探していくべきです。

私はどなたに対してもオープンに、ざっくばらんにお話することを心がけています。
決して尻込みせずに、気軽にご相談いただけるとうれしいですね。

04 悩んでいる人たちへ

「将来、必ず幸せが訪れる」。地元への恩返しと、依頼者への思い

ーー久しぶりの地元での生活はいかがですか?

街を歩いていると、高くそびえる山々が目に飛び込んできます。
雄大な景色を眺めながら、「帰ってきたな」としみじみ感じているところです。

それと、振り返ると子どもの頃の我が家にとって、ご褒美メシといえば金沢にあった焼肉屋でした。
受験が終わった日などに、家族みんなで食べた焼肉。
残念ながらすでに閉店してしまったんですが、私の体はあのお肉で育ったといっても過言ではありません。
もう二度と味わえない、私にとってのソウルフードです。


ーー本当に地元がお好きなんですね。依頼者はきっと安心するはずです。

最後に、依頼者さまにはぜひ、私の好きな言葉をお伝えしたいですね。
「人間万事塞翁が馬」。
長い人生では楽しいことやうれしいこともあれば、つらいことや悲しいこともあります。
ただ、今はたとえ苦しくても、将来必ず幸せが訪れるものと信じていただきたいんです。

そのためのお手伝いを、私が全力でさせていただきます。
骨を埋める覚悟で帰ってきた金沢、そして北陸。
ひとりでも多くの方々に、これから幸せをお届けしていきたいですね。
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