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しばさき たくみ
柴﨑 拓己弁護士
南青山M’s法律会計事務所 上野支店
仲御徒町駅
東京都台東区台東4-8-1 いいじまビル2階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
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インタビュー | 柴﨑 拓己弁護士 南青山M’s法律会計事務所 上野支店

歯科医院の心強いパートナー。個別指導対応や経営サポートで、多忙な医師を支える弁護士

歯科医院の顧問や企業法務、相続問題に力を入れている柴﨑拓己(しばさき たくみ)弁護士。
南青山M’s法律会計事務所に所属し、弁護活動のみならず、通知税理士としても活躍しています。

私生活では一児の父でもあり、子煩悩な一面も。
「今まではゴルフが趣味だったんですけど、最近はもう娘に夢中で。ゴルフのことを忘れるくらいです(笑)」
笑顔で語る様子からは、人間味あふれる親しみやすさを感じます。

今回は、そんな柴﨑弁護士が得意とする歯科医院の顧問にまつわるお話や、日々の弁護活動にかける熱意などをご紹介します。

01 弁護士を目指したきっかけ、キャリア

身近な人を守るために弁護士に。価値観に応じたベストな解決を目指す

――どのようなきっかけで、弁護士を目指したのでしょうか?

高校3年生の頃に、家族が交通事故に巻き込まれてしまったことがあったんです。
父を少しでも助けたいと思って、自分なりに法律のことを色々と調べたんですよね。
まだ高校生だったので、特別役に立てたのかどうかはわかりません。
ただ、法律を学べば、自分の身近な人を守れるかもしれない。そういう人間になりたい。
そう思い、弁護士を目指すことにしました。


――現在までのキャリアを教えてください。

弁護士になってからはまず、都内にある法律事務所で経験を積みました。
分野は、企業法務や相続を中心とした一般民事事件が多かったです。
その後、現在の南青山M’s法律会計事務所に入所。
引き続き中小企業法務や相続、あとは歯科医の顧問を中心とした弁護活動に取り組んでいます。

世の中にはさまざまな紛争があり、価値観も人それぞれです。
弁護士が考える「良い解決」が、必ずしも当事者の希望に沿っているとは限りません。
私は、依頼者さまはもちろん、相手方の気持ちも考え、事案や価値観に応じたオーダーメイドの解決を目指しています。

02 得意分野

歯科医院の顧問に注力。行政の個別指導、経営サポートもお任せを

――先生の得意分野を教えて下さい。

相続や企業法務など、さまざまなお困りごとに対応していますが、特に注力しているのは歯科医院の顧問です。
歯科医だけでなくお医者さん全員に共通していることかもしれませんが、皆さん普段の業務が忙しく、経営のことまで手が回らない方も多いんですよ。
歯科医院で働くスタッフとの雇用契約や就業規則なども整備できておらず、気が付いたら人が辞めていた…、なんてこともよくあります。
私は顧問弁護士として、契約書のリーガルチェックや医院内で起こる法律トラブルなど。
普段お忙しい歯科医の先生に代わり、経営全般のサポートをさせていただいています。

また歯科医院には、行政から個別指導が入ることがあるんです。


――個別指導とは?

歯科医院で適切に保険診療が行われているのか、行政が行う調査のことです。
個別指導の種類はさまざまですが、中には事前に資料を用意するなど、準備が必要な場合もあります。
知識がないまま調査に臨むのは、避けた方がいいでしょう。
質疑応答で上手く対応できず、保険医の登録を取り消されるなどのペナルティを受けてしまうかもしれません。

私にご相談いただければ、個別指導の対象となった理由を紐解き、必要な資料や質疑応答の回答方針などのアドバイスが可能です。
また個別指導に私が同行することで、行政からの高圧的な態度の抑止力にもなるでしょう。


――まさに、歯科医の頼れるパートナーですね。

そうですね。歯科医の皆さんは本当にお忙しいので、どんどん頼っていただきたいです。

更に私は、通知税理士として税務調査にも対応しています。
税務調査も行政を相手にすることですし、個別指導と共通する部分もあるんです。
通知税理士としての経験が、個別指導での弁護活動にも、非常に活きていますね。


――顧問弁護士として、心がけていることはありますか?

依頼者さまとのコミュニケーションです。
顧問のご依頼をいただいたからには、「最近どうですか?」「お困りごとはないですか?」など、しつこいくらいに連絡することもありますね(笑)

顧問弁護士をつける最大のメリットは、トラブルを予防できることです。
何気ない会話の中でトラブルの芽を発見すれば、問題に発展する前に対処もできます。
就業規則を整えたい、個別指導の対象になって焦っている、日常的な法律相談がしたい。
お悩みを抱えている歯科医の先生方は、ぜひ私にご相談してほしいです。

03 解決事例

感情対立が激しい相続。晴れやかな解決で依頼者の顔つきにも変化が

――印象に残っている解決事例を教えてください。

相続人同士のさまざまな感情が入り混じった、相続事件が印象に残っています。
兄弟間での相続だったのですが、依頼者さまとその他の相続人の皆さんとの折り合いが、非常に悪かったんです。
まずは交渉から始めたのですが、相手方はなかなか話し合いに応じてくれず、訴訟に移行しました。


――遺産の取り分で揉めていたのでしょうか?

取り分に関しても争いはあったのですが、そこは裁判なので、法律に則って粛々と手続きをするしかありません。
それよりも、感情面の対立が激しかったんですよね。
依頼者さまはお金よりも、早くこの問題から解放されたいと強く思われていました。
私は、依頼者さまと念入りに打ち合わせをして。
相手の気持ちを考え、「この条件ならきっと飲んでくれるだろう」というところまで譲歩するなど、早期解決に向けて奮闘しましたね。


――最終的には、どうなったのでしょうか?

判決を取得後、法定相続分で遺産を分けようとしたのですが、遺産に不動産が含まれていたんですよ。
不動産を売却しようとしたところ、またもや相手方の協力が得られず手続きがストップしてしまい…。
やむなく、不動産競売の申し立てを行うことになりました。
競売は手続きも複雑で、時間もかかります。
任意売却に比べ、価格も下がってしまうんです。
しかし、ここで相手方といつまでも感情的な対立をしていても仕方ありません。
依頼者さまを説得して競売手続きを進め、最後は無事にきちんと遺産を分配することができました。
解決までには、約4年かかりましたね。


――長年苦しめられていたトラブルから、依頼者はようやく解放されたのですね。

無事に事案が終了したとき、受任当初に比べて依頼者さまの顔つきがガラリ変わったんです。
心底ホッとしたような笑顔で、「ストレスや感情の乱高下から解放された」と感謝のお言葉もいただきました。


――解決のポイントは?

依頼者さまとの対話に、多くの時間を割いたことです。
相手方の主張を聞くたびに感情が揺さぶられ、依頼者さまは非常に苦しい思いをされていました。
この気持ちは、近くにいる弁護士が受け止めるべきだと思うんです。
感情を受け止めることで、依頼者さまの心のモヤモヤも晴れるでしょう。
そして、解決に向けてどうすべきか、冷静に考えられるようになるはずです。

弁護士なら、訴訟や競売の申し立てなどの法的手続きをスムーズに行うのは当たり前なんですよね。
プラスアルファで、依頼者さまの感情にも向き合うことが「真に納得のいく解決」を導けるのだと思っています。

04 信念、メッセージ

最後は笑顔で終わらせる。より良い未来を紡ぐ弁護士でありたい

――信念を教えてください。

私に依頼いただいたからには、最後は笑顔で終わらせる、ということです。
最初は皆さん表情も暗く、辛い状況でご相談にいらっしゃるので…。
そこからいかに笑顔にできるかが、弁護士の腕の見せ所だと思っています。

もうひとつは、依頼者さまへのレスポンスを迅速に行うことですね。
たとえば、依頼者さまから何か質問を受けた場合。
じっくり調べてから回答したいこともありますが、取り急ぎわかる範囲で、早急に返答するようにしています。
3日後の満点回答より、6割、7割でもまずは即返事をする。
依頼者さまを不安にさせないために、私が意識していることです。


――最後にメッセージをお願いします。

弁護士の数は増えていても、依然として弁護士に対する敷居の高さは残っています。
でも私は、この見た目のせいでしょうか。弁護士っぽくないよね!と言われることも多いんです(笑)
世間が抱く、堅苦しい弁護士像を払拭できるキャラクターだと思ってます。
ぜひ肩肘はらず、お気軽にご相談していただきたいです。

あと私事ですが、実は先日娘が生まれまして。
子を持つ親として、娘が大人になる頃の社会を今よりもっと良いものにしたいと思うようになりましたね。
未来を作るのは、今を生きている私たちです。
これからも弁護士として、そして父親として。
明るい未来を紡ぐために、ひたむきに砥礪切磋する所存です。
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