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とよだ だいすけ
豊田 大将弁護士
リトラス法律事務所
銀座一丁目駅
東京都中央区銀座1-13-12 銀友ビル9階
対応体制
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  • 夜間面談可
  • 電話相談可
注意補足

無料法律相談を積極的に行っております。正式にご依頼いただくまでは費用は一切かかりません。

インタビュー | 豊田 大将弁護士 リトラス法律事務所

コロナ、円安、物価高に苦しむ中小企業の味方に。法人破産や再生に強い弁護士のモットー

東京・銀座に2023年10月に開設されたリトラス法律事務所。
豊田 大将(とよだ だいすけ)弁護士は債務整理の責任者を務め、現在は法人の破産や再生案件にとくに力を注いでいます。
コロナ、円安、物価高。
日本経済を支える中小企業の多くが今、相次ぐ逆境にさらされ悲鳴を上げています。
債務をゼロにして、再スタートを切るか。
会社を存続させ、経営を立て直すか。
弁護士として、経営者の苦悩や葛藤に寄り添う覚悟と思いをお聞きしました

01 弁護士を志した理由

決め手は、仕事の幅。教師の道を絶ち、「窮地を救う手助けを」

ーー弁護士になろうと決めたのは、いつ頃だったんですか?

法学部に在籍していた大学生のときに決断しました。
それまでは、法曹と教師のどちらかで迷っていたんです。
高校まで野球に打ち込んでいたため、野球部の監督にも惹かれたんですよね。

最終的に弁護士を選んだ決め手は、仕事の幅の広さでした。
弁護士であれば、いろんな境遇の人たちと出会い、一人ひとりの窮地を救う手助けができます。
大学で現役弁護士の講義を受けるなかで、人生をかけてやりたい仕事だと感じるようになりました。


ーー監督になりたいと思うほど、野球もお好きだったんですね。

高校3年最後の大会まで、がむしゃらに白球を追いかけていました。
私の母校は、過去に二度、甲子園にも出場したことがあり、地元では伝統校として紹介されるような高校です。
練習試合では現在メジャーリーグで活躍する選手と対戦したこともありました。

ちなみに、私の3つ上の先輩には、現在テレビでも活躍されているお笑い芸人の方がいるような自由な校風でもあり、充実した3年間でした。

02 注力分野と強み

コロナ、円安、物価高。法人の破産や再生に尽力、延命プランも

ーー弁護士登録後、これまでどんな事件を担当してきたんですか?

男女トラブルや離婚、交通事故、相続、債務整理、それに刑事事件も含めて幅広い分野の事件を扱ってきました。

それと並行して、母校の関西大学と神戸大学法科大学院でも教鞭をとっています。
司法試験のオンライン講座「BEXA(べクサ)」でも講師を務め、後輩の受験指導に当たっています。

現在所属しているのは、2023年10月に開設された事務所です。
私が以前勤めていた事務所のメンバー6人で立ち上げました。
気心の知れたメンバーなので、所内は風通しがよく、いつも議論が活発に行われています。
年代は30代が中心です。
経験を積んで脂が乗り、無理や追い込みも効く。
そんなエネルギッシュな事務所だと思います。


ーー取扱分野や、とくに力を入れている事件を教えてください。

事務所としては男女トラブルや相続、不動産、刑事事件、インターネット問題、フリーランスを含む企業法務などを幅広く扱っています。
各弁護士の注力分野については事業部制を敷いており、私は債務整理の部長を任されています。
そのため、破産や再生の案件を担当することが多く、中小企業から個人の方までたくさんのご相談をお受けしています。


ーーコロナ禍に円安や物価高が追い討ちをかけ、経営難に苦しむ企業が多いと聞きます。

コロナ禍では融資や補助金でなんとか生き延びた中小企業の多くが今、その返済などに苦しんでいらっしゃいます。
実際、民間調査などによると、ここにきて倒産件数がかなり増えてしまっているようです。

足元の経済状況を考えると、明るい兆しはなかなか見えてきません。
経営難に陥る企業、倒産件数は今後さらに増える恐れがあり、とても気がかりです。

ぜひお伝えしたいのは、できる限り早めにご相談いただきたいということです。
破産や再生のお手伝いはもちろん、それを避けたい場合は別のプランや解決策を模索することもできます。
事業譲渡をはじめ、ご相談される経営者の立場に立って、複数の選択肢を示し、それぞれのメリット・デメリットを具体的にアドバイスさせていただきます。

ご相談は全国どこからでもお受けしているので、手遅れになる前に一度ご連絡いただきたいですね。

03 事件解決のスタンス

不動産は競売に、給与も差し押さえ。迅速な破産手続きで再起を後押し

ーー経営者の精神状態も心配です。その点で意識していることはありますか?

会社を畳めば、そこで働く従業員やその家族、取引先などにも影響が及びます。
経営者の方々は、相当のプレッシャーを抱えていらっしゃるはずです。
極度に追い詰められ、最悪の場合自ら命を絶ってしまうケースもあります。

私が大切にしているのは、一人ひとりのお話にじっくり耳を傾け、胸の内に寄り添うこと。
そして、苦しい状況から一刻も早く解放することです。

それは個人の方々も同じです。
たとえば以前、投資詐欺に遭って負債が膨らんでしまった方の破産手続きをお手伝いしたときのことです。

私の前に担当していた弁護士がもたついているうちに、不動産を競売にかけられ、給与も差し押さえられてしまったんです。
早急に破産を申し立てないといけない切羽詰まった状況でした。


ーーそれをどう打開したんですか?

すぐに破産申立書を作成し、その後1〜2週間で裁判所から破産手続きの開始決定が出ました。
破産手続きの申し立ては、なかなか必要な資料を集められず、スムーズにいかないケースが珍しくありません。

ただ、あのときは迅速に資料をかき集めるとともに、申立書の中身も突き詰めて練ったことが奏功しました。
依頼者さまには、「こんなに早く終わると思っていなかった」と喜んでいただけました。

破産は世間体が悪く、相談しづらいと感じている方々が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
負い目を感じるお気持ちはわかりますが、法律に規定された手続きであり、生活をリスタートするために用意された制度です。

先ほどの依頼者さまも借金を一度リセットし、晴れ晴れとした表情で再出発していきました。


ーーストレスから解放され、きっと安堵したんでしょうね。

それと、不倫のご相談にいらした女性の姿もよく覚えています。

既婚者の男性と肉体関係を持ったとして、いきなり裁判所から訴状が届き、500万円の慰謝料を請求されたとおっしゃるんです。
肉体関係を持ったのは事実だそうですが、突然の事態に混乱し、ひどく落ち込んでおられました。

ただ調べていると、どうも引っ掛かることが出てきました。
美人局(つつもたせ/男女が共謀して行う恐喝または詐欺行為の一種)の可能性があると、ピンときたんです。


ーーどういうことですか?

婚活サポート事業に絡み、相手は組織的にグルで慰謝料を請求しているように見えたんです。

そこで裁判所を通じ、同じように女性に慰謝料を請求しているかどうかについて釈明を求めたところ、裁判が取り下げられたんですよ。
相手はおそらく、それが明るみに出ることを恐れたんだと思います。
結局、こちらは1円も払わずに済んだ事件でした。

04 弁護士としての信念

デメリットも恐れず伝える。逆境をこじ開ける、弱者の生存戦略

ーー鋭い勘の持ち主でもあるんですね。

債務整理もその他の事件も、頭を使って、戦略立ててゴールを射止める。
そうした考え方やスタンスこそ、私の信条です。
一言でいえば、弱者の生存戦略ですね。

私の出身校は偏差値55の公立高校で、受験エリートではありません。
野球でも体格で敵わない相手に、小技を交えた頭脳プレーで生き残ってきました。

素質や才能に恵まれなくても、あるいは逆境に立たされても、成功や目標に近づく術はあります。
母校で受験指導に当たっているのは、学生たちにその大切さを知ってほしいからでもあるんです。


ーー依頼者に親身に寄り添う姿。それも、自身のそうした生い立ちなどからきているようにも感じました。

私も依頼者さまも、同じ人間です。
弁護士だから偉いわけではありません。
周りからは「先生」と呼ばれることが多いですが、「勘違いするなよ」といつも自分に言い聞かせています。

弁護士である前に、一人の人間、一人の社会人として、対等な立場で一人ひとりの依頼者さまと向き合う。
そのスタンスは、絶対に忘れてはいけないものだと思っています。

ただ同時に、よく言われる「お客様は神様」と考えるのは危険です。
遠慮や忖度は、真の解決を遠ざけます。
私はできること、できないことを明確に線引きし、恐れずデメリットもしっかりお伝えするようにしています。
それが、先を見据えたよりよい解決に必要なことだからです。

威張らず、過信せず。
謙虚に、自信を持って。
そして、目標に向かってストイックに突き進む。
今後もそうやって、ひとりでも多くの方の力になっていきたいですね。
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