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はたなか しょうた
畑中 翔太弁護士
U&T vessel 法律事務所
明治神宮前〈原宿〉駅
東京都渋谷区神南1-5-13 ルート神南ビル4F
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インタビュー | 畑中 翔太弁護士 U&T vessel 法律事務所

不当な解雇と雇い止め、給料約6ヶ月分の解決金を獲得。芸能人へのネット誹謗中傷事件にも精通

とくにインターネットの誹謗中傷や労働問題に強いU&T vessel法律事務所の畑中 翔太(はたなか しょうた)弁護士。
ネット問題は事務所全体で数百件もの解決実績を誇り、自身も解雇や雇い止めをめぐる労働問題で交渉の末、多額の解決金を獲得した手腕が光ります。
座右の銘は、「人生は約4000週間」。
必需品というストップウォッチを携え、依頼者のために奔走する姿を追いました。

01 法律家を志した理由

両親の離婚から抱いた夢。そして、進路指導教員の一言に「火がついた」

ーー弁護士になろうと考え始めたのはいつ頃だったんですか?

漠然と意識し始めたのは中学生の頃です。
両親が離婚することになり、そのときに子どもながらに法律の重要性を感じたんです。

それとちょうどその頃、大活躍していたとある有名人が起訴され、有罪となった事件があったんですよ。
どんなに有名な人でも、法律を熟知していないと落とし穴にはまってしまうんだなと。
それで、自分の身を守るためにも法律を勉強しようと考えるようになりました。

自然と、将来は弁護士などの法律家になろうというビジョンが見えてきたのですが、現実は甘くありませんでした。
進学校に通っていたわけではなかった私は、高校の進路指導の先生に「畑中くんには、弁護士は難しいと思うよ」とはっきり言われてしまったんです。
悔しかったですが、同時に「見返してやろう」と火がつきましたね。
その後大学、ロースクールで必死に勉強し、弁護士になるという目標を叶えることができました。


ーーそのキャリアの第一歩が現事務所のようですね。入所を決めた理由も教えてください。

個人・企業案件とも幅広くカバーしている点、なかでも労働問題やインターネットの誹謗中傷を主軸に据えている点、芸能関係の問題にも注力している点。
そのあたりに魅力を感じたのが大きかったです。

あとは、事務所の風土や雰囲気も決め手になりました。
入所前に代表弁護士と何度かお会いしたんですが、とても気さくな方で。
先輩弁護士へ気軽に相談できるフラットな人間関係にも惹かれたんです。

02 注力分野と実績①

不当解雇と雇い止め、交渉で給料約6ヶ月分の解決金を獲得

ーー労働問題やネットの誹謗中傷には、もともと関心があったんですか?

多くの方にとって労働は生活の糧であり、なくてはならないものです。
なので以前から興味があり、司法試験の選択科目でも労働法を選びました。
現在はとくに労働者側からのご相談を多く受けています。

ネットの誹謗中傷も、とても深刻な問題です。
誹謗中傷によって自殺に追い込まれたという凄惨な事件が大々的に報道されても、残念ながら日々ネットやSNS上では誹謗中傷が飛び交っています。
現実は厳しいですが、だからこそ「なんとかしたい」という思いが強くあるんです。

私自身は、デジタルネイティブ、SNS世代といわれるような年代の人間です。
小さい頃からSNSは身近な存在で、だから「いつ自分が被害者になってもおかしくない」という感覚が強い面も影響しているかもしれません。


ーー実際にどんな事件を担当してきたのか。過去の解決事例を教えてください。

不当な解雇と雇い止め、それぞれ別の方からご相談をいただき、どちらもご依頼者様に十分納得いただけるだけの解決金を獲得できた事件があります。

まずは、不当解雇です。
ご依頼者様は、会社側に言わせれば勤務態度が怠惰だなどという理由で、突如解雇されてしまったんですが、それだけでは法律上、正当な解雇理由にはなりません。
それで会社側の代理人と交渉し、最終的に給料の約6ヶ月分の解決金を支払ってもらうことで決着しました。


ーー雇い止めの方はどんな事件だったんですか?

外資系企業に勤めていた方が、定年退職を控えていた中、知らぬ間に退職扱いされそうになっていた事案でした。
就業規則上、本人が希望すれば再雇用や契約更新の道があったのにもかかわらずです。

先ほどの解雇の事案もそうだったんですが、ご依頼者様は職場復帰するよりも、会社都合で退職し次の職場を探すことをご希望でした。
そのご意向に沿って会社と交渉し、それも給料の約6ヶ月分の解決金を受け取ることで合意できたんです。

03 注力分野と実績②

誹謗中傷などネットトラブルの解決は数百件。芸能関係者の相談も

ーー先ほどのエピソードの続きです。外資系は「解雇されやすい」といわれ、文化の違いに直面することもありそうですが。

確かに、本国の法律や基準で安易に解雇、あるいは雇い止めを通告するケースが少なくありません。
ただ、外資系企業であっても、日本法人に適用されるのは日本の労働法であり、本国の物差しは通用しません。

あのときは、そういった点を海外本社の責任者とオンラインで対話し、根気よく伝えましたね。
訴訟で争うよりも、円満かつ早期の解決が望ましいというスタンスで交渉に臨んだんです。

この前にご紹介した解雇の事案も、同じような交渉戦略でした。
会社側にとっては訴訟までもつれて判決が下されたら、そこには社名が記載され、場合によってはそれを多くの人物に傍聴されたり、報道されたりする可能性もあります。
そうなればブランドイメージが一気に低下するはずです。
その点も駆け引き材料にしながら、うまく折り合ったかたちでしたね。


ーー労働・雇用の現場で今、とくに注視している問題はありますか?

物流・運送業界の「2024年問題」は、業界や働き手に与える影響が非常に大きく、心配しています。

これは2024年4月以降、 運送ドライバーの時間外労働時間に上限規制が設けられることで生じる問題のことです。
ドライバー不足に悩む運送会社にとって死活問題であり、売上を維持するためにドライバーに違法な残業を強いる懸念が拭えません。

法改正によって現場がどう変化するのか。
ドライバーの方々にしわ寄がくることがないように祈っていますが、もしそのような状況になってしまったら、私は率先して力になりたいと考えています。


ーーネットの誹謗中傷についても、強みや実績などをうかがいます。

当事務所は、匿名掲示板やSNS上などで起こる誹謗中傷などの紛争を数百件解決してきた実績があります。
また、芸能活動をされている方やプロアスリートなどの著名人の被害相談を数多く受けているのも特徴です。

ネットをめぐるトラブルで恐ろしいのは、誹謗中傷は投稿が削除されない限りずっと続くこと、そしてあっという間に拡散され、事案によっては炎上までしてしまうことです。
一刻も早く対応することが肝心ですので、投稿に気づいたらすぐにご相談いただきたいですね。

04 弁護士としての信念

「人生は約4000週間」。ひとりで悩まず、早めに相談してほしい

ーー努力で手にした、弁護士という職業。その選択は正解でしたか?

はい、今ものすごくやりがいを感じています。

ご依頼者様のお役に立てるのが、こんなにもうれしいことなのかと。
その感覚は、予想をはるかに超えるものでした。
とくに初めて受任した事件を解決できたときは、そう痛感しましたね。
あの日のことは、何十年経っても決して忘れることはないでしょう。

そんな私が、仕事をするうえで大切にしているものがあります。
「人生は約4000週間」という言葉です。


ーー初めて聞きましたが、どんな意味があるんですか?

4000週間は、80歳で亡くなると仮定した場合に私たちが生きられる期間のこと。
「だから時間を有効活用しよう」「時間の使い方次第で人生が変わる」といった意味合いがあります。

司法試験の勉強がはかどらないときに、克服しようと試行錯誤するなかで目にした言葉なんですよ。
では、どうやって4000週間を使うのか、ということを意識するようになって、ひとつの問題を解くのにどれだけの時間を使っているのかをストップウォッチで測ってみたところ、とても効率良く勉強できるようになりました。
弁護士になってからは、学生時代以上にマルチタスクスキルやスピード感を求められますから、今もストップウォッチをデスクに置いて業務をしています。

綿密に見通しや計画を立て、着実にタスクを処理し、結果を出す。
当時の習慣は、そんな風に仕事のうえでも役立っていますね。

そして、何よりもこれはご依頼者様にお届けしたいメッセージでもあります。
まずは弁護士にご相談いただいて、早く解決する。そして、ご自身の好きなこと、思い出をつくることに時間を費やしていただきたいんです。
そのために、弁護士としてみなさんのお役に立ちたいと思っています。
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