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はしのもと やひろ
橋ノ本 八洋弁護士
橋ノ本法律事務所
愛知県岡崎市伝馬通2-28 尾崎第2ビル3階
対応体制
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  • メール相談可

インタビュー | 橋ノ本 八洋弁護士 橋ノ本法律事務所

嫌疑不十分で不起訴へ、黙秘を貫いた執念の弁護。子どもが絡む離婚にも詳しい岡崎の代表弁護士

大手法律事務所などで経験を積み、岡崎市で独立した橋ノ本法律事務所の橋ノ本 八洋(はしのもと やひろ)弁護士。
離婚・男女トラブルを多く扱い、とくに親権や養育費など子どもが絡む問題の経験が豊富です。
刑事事件でも、性犯罪容疑を嫌疑不十分で不起訴へ持ち込んだ実績などがあります。
明るくポジティブな性格で、落ち込む依頼者に前向きで温かい言葉をかけ続ける。
そんな未来を明るく照らす弁護活動に迫ります。

01 これまでのキャリア

大手事務所の岡崎オフィスに勤務し、独立。地域住民に寄り添う日々

ーー現事務所はいつ開業されたんですか?

2024年に入ってから開業したので、もうすぐ1年になりますね(2024年12月現在)。
弁護士は私ひとりの小さな事務所です。
ただその分、小回りが効きますし、一人ひとりの依頼者さまと時間をかけてじっくり向き合えます。

それもあって開業以来、おかげさまで多くの方々に頼っていただいています。
その大半は、岡崎市や隣接する豊田市、安城市をはじめとする西三河エリアの方々です。


ーーそれまではどんな事務所にいらっしゃったんですか?

最初に入ったのが、私の出身地でもある名古屋市内の法律事務所でした。
保険会社の顧問を務めていたことから交通事故を重点的に扱うとともに、企業法務などにも携わりました。

それから全国展開する大手事務所に移籍し、個人案件を幅広く扱いました。
そのときに岡崎市の支店に赴任した縁から、そのままここで開業したんです。

現在扱っているのは、最も多いのが離婚・男女問題ですかね。
それに刑事事件、交通事故、不動産、相続などのご相談も数多くいただいています。

02 得意分野と強み①

年間100件超の離婚相談。親権や養育費など子どもの問題に精通

ーー離婚・男女問題の相談がとくに多いんですね。

年間100件以上のご相談をいただいています。
なかでも多いのが、お子さんが絡む問題です。

親権や養育費、面会交流などの離婚条件をめぐって、とくに30〜40代の働き盛りの方々からたくさんのSOSが寄せられています。
親権をとれるか否か、養育費の金額は妥当なのか。
それは個別の案件によって異なるため、一概には言えません。

そんななかで私が大切にしているのは、少しでも有利な条件を引き出し、お子さんを含め依頼者さまが今後の人生をよりよいかたちで歩むお手伝いをすること。
今後の人生設計も視野に入れて、解決策を模索するようにしています。


ーー有利な条件を引き出す。そこは経験がモノをいいそうです。

私には、その場数を踏んできた自負があります。

残念ながら、どうあがいても法律の基準では依頼者さまの願いを叶えることが難しいこともあります。
それでも、たとえば親権の獲得は難しくても、その分面会交流を充実させるなどの次善策を練るんです。

徹底的に争うことによって、かえって不利な事態に陥る危険もあります。
勝ち目の薄い争いに、時間もお金もかけるのはリスクが大きいはずです。
それよりも、状況や見通しを冷静に分析し、少しでも利益を得られるように落とし所を探ることが肝心です。


ーーまさに弁護士の腕の見せ所ですね。

ただ、それは決して安易に妥協するということではありません。
むしろ私は、裁判で白黒つけることを恐れず、必要あらば法廷でも徹底的に闘い抜きます。

状況に応じて相手の陣地へ攻め込んだり、依頼者さまの利益を死守したり。
私の趣味でもある将棋の駒で例えるなら、弁護士の役目は「銀将」に近いでしょうね。

男女トラブルについては、不貞行為に対する慰謝料請求などのご相談も数多くいただいています。
ぜひ私を頼っていただけるとうれしいですね。

03 得意分野と強み②

性犯罪を疑われるも、嫌疑不十分で不起訴。黙秘を貫いた約半年の攻防

ーー刑事事件も数多く扱っているとおっしゃっていましたね。

窃盗や性犯罪などを中心に、あらゆる事件に対応しています。
逮捕・勾留され、ご家族から切羽詰まった様子でよくご連絡いただきます。
これまでに被害者と示談するなどして、不起訴処分を何度も手にしてきました。

そのうちのひとつに、性犯罪を疑われた被疑者の弁護を担当した事案があります。
このときは、検察官は犯罪を立証できないと判断し、嫌疑不十分で不起訴になりました。


ーーなぜ不起訴に持ち込めたのか。決め手は何だったんですか?

捜査機関の取り調べに対して一切口を開かない、つまりひたすら黙秘をしてもらったんです。
その戦略をとったのは、客観的な証拠が乏しかったからです。
黙秘を貫き相手に言質を与えなければ、不起訴に持ち込めると踏みました。

本件は身柄拘束されないまま捜査が行われる在宅事件でしたが、それでもかれこれ半年以上、依頼者さまは定期的に呼び出され取り調べを受けました。
精神的な負担は大きく、心が折れそうになる瞬間もあったはずです。
それでも、「がんばってとにかく黙秘してください」と励まし続けました。

このほかにも、示談を成立させたうえでの不起訴のほか、裁判でも実刑を免れ執行猶予判決を獲得したことなども少なくありません。


ーー示談交渉を成功させるために意識していることはありますか?

ポイントのひとつは、相手に対して示談するメリットを具体的に示すことです。
示談の提示をすると、どうしても被害者側にとっては「不起訴になりたいだけ」「執行猶予判決が欲しいだけ」という印象を抱かれることになります。被害者の立場では当然の考えだと思いますし、そういう狙いも確かにあります。

しかし、示談せずに損害賠償請求訴訟によって被害を回復しようとすれば長い期間がかかりますし、こちらが提示した示談金を上回る慰謝料を手にできるとも限りません。
示談による解決をしないという選択は、被害者にとって長い期間心が落ち着かず、大きな負担を背負うリスクがあるんです。
心を込めた反省、謝罪とともに、相手の利益にもなることを熱心に伝えながら交渉するようにしています。


ーーそれ以外の分野についても、ぜひ強みなどをお聞かせください。

交通事故についても、キャリアを通じて力を入れてきました。
最初の事務所で顧問を務めた保険会社の事情がよくわかるので、賠償金などに関する交渉を有利に進められるはずです。

不動産でも、かつて不動産会社の顧問を務める事務所に在籍していました。
賃貸借契約や家賃の滞納、立ち退きなどのトラブルについて、オーナーと借主の双方をサポートさせていただいています。
また、遺言や遺産分割をはじめとする相続のご相談も積極的にお受けしています。

04 依頼者への思い

常に明るく、前向きな言葉をかける。不安を解消し、次の一歩を

ーー最後に、弁護士として大切にしていることを教えてください。

最も大事にしているのは、依頼者さまと明るく接することです。
依頼者さまは一人ひとり、深刻な悩みを抱えてご相談にいらっしゃいます。
精神的にひどく落ち込んでいる方も少なくありません。

でも、私が一緒になって頭を抱えたり、暗く沈んでいても仕方がないじゃないですか。
それは、私がひとりでいるときにやれば済む話です。

依頼者さまと一緒にいるときは、少しでも気分が晴れるよう、不安を取り除けるよう、前向きになれるような言葉をかけるようにしています。


ーー頼もしいですね。依頼者は心強く感じると思います。

きっとそのおかげもあって、依頼者さまやご家族からは「話しやすくて安心した」「先生が明るい人でよかった」といったお言葉をよくかけていただきます。

無事に事件を解決し、見違えるように明るく、前向きな姿で次の一歩を踏み出していく依頼者さまの姿。
それこそが、私にとって最大のモチベーションになっています。
これからも全身全霊を注ぎ、地域のみなさまのお力になっていきたいですね。
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