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ふじはら しょうこ
藤原 尚子弁護士
東京スタートアップ法律事務所 神戸支店
三ノ宮駅
兵庫県神戸市中央区伊藤町110ー2 神戸ポートビル旧居留地7階 BIZcomfort内
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

法律相談は「完全予約制」となります。お電話ですぐにご質問や弁護士と話したいという要望には応じかねますので何卒ご了承下さい。(※要予約で当日中の弁護士相談には対応しています。)英語・中国語による対応も可能です。

インタビュー | 藤原 尚子弁護士 東京スタートアップ法律事務所 神戸支店

体温を感じることのできる弁護士に。弁護士視点だけでなく、ひとりの人間として共感する姿勢で弁護。

専業主婦から弁護士の道へ。
東京スタートアップ法律事務所の神戸支店に所属する藤原 尚子(ふじはら しょうこ)弁護士は、ご自身の離婚を機に、弁護士になったとのこと。
子育てと勉強を両立し、司法試験に一発合格。
「体温を感じることのできる弁護士に」と語る藤原先生は、インタビューのなかでも優しさとぬくもりを感じる太陽のような弁護士でした。

丁寧に依頼者さまと向き合ってきた結果からか、同じ依頼者からの相談や紹介も多いそうです。
今回は藤原先生の弁護士としての人柄や信念に迫ります。

01 弁護士を目指した理由

子どもを不自由にさせない。主婦から一転して弁護士の道へ

――弁護士を目指した理由を教えてください。

「手に職をつけたい」というのが正直なきっかけです。
私は大学卒業後に結婚したため、そのまま弁護士にはならず専業主婦になりました。
子どもも生まれたのですが離婚することになり、子育てのためにも「何か手に職をつける仕事をしなくては」と思い、弁護士を目指す決意をし、法科大学院を受験し合格しました。


――子育てと勉強の両立は大変でしたか?

大変でしたが、テスト前の忙しい時期は両親が子どもの面倒を見てくれました。
それに父親からは「子どもを不自由にさせないためにも頑張りなさい」と応援してくれ、精神的にも大きく支えてもらいました。
そのおかげで試験に一発で合格でき、弁護士として働けている自分がいます。

02 先生のこれまでのキャリア

自分の可能性を広げたい。企業内弁護士でチームプレイを学ぶ

――最初に勤めた法律事務所ではどのようなことを学ばれましたか?

最初に就職した法律事務所には3年ほど在籍していました。
その事務所では交通事故や相続など幅広い分野を扱っており、多くの経験を積ませてもらいました。
弁護士として初勤務で不安もありましたが、先輩の先生が付き添ってくれることもあったため伸び伸びと働けて感謝しています。
それに、ひとりで訴訟に行く機会も与えてくれましたし、「弁護士として主張すべきポイント」を実務を通じて学べました。

私は基本的に波風を立てず円満に解決したいタイプですが、調停の際に調停委員が相手側の立場に立ちすぎているときがあります。
法律は誰でも平等であるべきと考えているため、そういった場面では強く言わなくてはいけません。
法律を知っている弁護士として、不条理は正さなくてはいけないと強く思いました。


――企業内弁護士の経験もあるそうですね。

最初に勤めた法律事務所を3年経過し、新たに自分の可能性を広げてみようと思い、企業内弁護士になりました。
1年と短い期間ではありましたが、非常に濃密な経験を積むことができました。
「売上や目標に向かって組織一丸となって進み、終わりのない未来に向かって進む」。
普通の法律事務所に勤めていたら味わえない経験、チームプレイの魅力とやりがいを体感できました。
また企業の中にいるからこそ、組織の動き方や目標の捉え方も把握でき、企業法務に活かすことができると思っています。


――現在の事務所は、どのような基準で選ばれましたか?

弁護士としての今後のキャリアを考えたときに、ひとつの分野に特化している事務所ではなく、さまざまな分野を扱っている事務所がいいなと考えました。
それに加え、企業内弁護士としてチームプレイの大切さを知ったからこそ、人間関係の良好な事務所で働きたいと思うようになりました。

その2つの条件を揃えているのが、『東京スタートアップ法律事務所』です。
現在は神戸支店に所属していますが、他支店の先輩弁護士がフォローしてくれることもあり、安心して仕事ができています。

03 先生の心がけていること

待つ時間を示す。依頼者さまを不安にさせないことが重要
――先生が解決において心がけていることはありますか?

物事を徹底的に調べることです。
調査において判例や分からないことがあれば、時間をかけて丁寧に調べます。
似たような判例・事件を1〜2個見つけたからといって満足せず「ほかにもよい判例がないか」と主張できる材料を探します。
依頼者さまのために全力を尽くすことが弁護士の仕事です。


――依頼者との接し方で意識していることはありますか?

依頼者さまを不安にさせないことです。
弁護士として案件の数をこなすことは大切ですが、依頼者さま一人ひとりに丁寧に向き合うことを忘れてしまってはいけません。
「放って置かれているのではないか」「事件は進んでいるのか」と不安にさせないよう、事件の進捗があればすぐに依頼者さまに報告します。
仮に依頼者さまを待たせてしまう場合でも、「〇日までにお返事します」と、待つ時間を示すようにしています。
自分が依頼者さまの立場に立った際に、「弁護士にどうしてほしいか」を常に考えることが大切です。

04 解決事例

時間が許す限りお話を聞く。徹底した傾聴の姿勢を大切に

――印象に残っている事件を教えてください。

印象に残っているのは、自己破産のご相談です。
自己破産できるかどうか厳しい状況でしたが、きちんと依頼者さまのお話を伺って状況を整理して手続きを進めた結果、免責が認められて無事に解決できました。
そして「もし別の問題で家族が困ったときは先生に依頼したい」と言っていただけて、実際にご相談に来られました。
一期一会が多い弁護士の仕事ですが、こうしてまた私を頼ってもらえるのは非常に嬉しいことです。
自分の頑張りが伝わったのかな、と思っています。


――依頼者と真摯に向き合った結果ですね。離婚問題も多く経験されているそうですが、印象に残っているエピソードはありますか?

「依頼者さまから感謝の言葉をいただいた」というエピソードでは、離婚問題で印象に残っている事件があります。
不貞が原因の離婚の相談で、結果的には離婚が成立して慰謝料をしっかり請求できた事案です。
依頼者さまと密に連絡を取り、証拠を一つひとつ確保しながら1年かけて丁寧に解決へと進めました。
解決した後、依頼者さまからお電話いただき、泣きながら「藤原先生に頼んでよかった」と言っていただけました。


――離婚は依頼者の今後の人生を左右する問題ですから、時間をかけて確実に解決することが大切ですね。

離婚問題は感情が絡むことから、「とにかく話を聞いてもらいたい」という依頼者さまは多くいらっしゃいます。
たしかに、解決においてスピードが求められる場面があるのも事実です。
しかし、私は時間が許す限り依頼者さまのお話をとことん聞いて、全力で受け止めるようにしています。
そうすることで依頼者さまに安心してもらえますし、冷静になって状況を判断してもらえます。

05 弁護士としての信念

体温を感じることのできる弁護士。ささいなことでもご相談を

――弁護士としての信念をお聞かせください。

私が弁護士になった当初から心にとどめているのは、「体温を感じることのできる弁護士になる」ということです。
弁護士は法律的な観点で事件のアドバイス・サポートいたしますが、弁護士の視点にとらわれすぎると依頼者さまの一番大事にされている部分に共感することが難しくなってしまいます。
私は弁護士としてだけでなく「ひとりの人間」として、まずは依頼者さまの気持ちを理解してあげることが重要だと思っています。


――法律トラブルで困っている方へメッセージをお願いします。

法律トラブルは一生のなかで滅多に経験することではありません。
それゆえに弁護士に相談することは非常に勇気がいることだと思います。
しかし、相談すれば今後の人生が少しでも良い方向に向かうはずです。
「こんなこと相談してもいいのか」「事件にはならないかもしれない」といった段階であっても、遠慮なくお気軽にご相談ください。

依頼者さまの抱える不安や悩みに親身に寄り添うのが私のモットーです。
私と一緒に、より良い未来を掴みましょう。
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