齊藤 宏和弁護士のアイコン画像
さいとう ひろかず
齊藤 宏和弁護士
親和法律事務所
永田町駅
東京都千代田区平河町1-6-4 H1O平河町601
対応体制
  • メール相談可
  • WEB面談可

インタビュー | 齊藤 宏和弁護士 親和法律事務所

経営者のブレーンとして。生きた経営を見てきた弁護士が、企業をさらなる高みへ導く

「経営をサポートする仕事がしたい」。
事業を営む親族がおり、幼少期から経営に興味があったという齊藤宏和弁護士。

現在は親和法律事務所 東京事務所に所属し、さまざまな企業に対しての法律アドバイスや、経営課題の解決に尽力。
法律と経営コンサルタントの二刀流で、企業の頼もしいパートナーとして活躍しています。

「何年経っても勉強は必要です。依頼者さまのためにも、知識は常にアップデートしています」と弁護士経験14年目を迎えた今でも、謙虚な姿勢で日々自己研鑽に励む姿が印象的です。

今回はそんな齊藤先生の、経営サポートにかける想いや、弁護士としての信念をご紹介します。

01 弁護士を目指したきっかけ

抱き続けた経営への想い。夢を実現するために法律の世界へ

――弁護士を目指した理由を教えてください

祖父が和菓子屋を経営していたこともあり、もともと経営に興味があったんです。
といっても、自分が経営者側で事業をバリバリやる感じではなくて。
さまざまな企業に寄り添い、サポートする側の仕事がしたいと考えていました。
そうなると、やはり経営には法律が絡んでくるなと。
法律を学ぶ必要性を感じ、法学部へ進学しました。

弁護士を志したのは大学3年生くらいの頃です。
地元の兵庫県に、関西学院大学の法科大学院ができたんです。
良い機会だなと思いましたし、なんだかご縁も感じました。
せっかく大学で法律を学んだのなら、さらに極めてみるのもアリだなと…。
そこで法科大学院への進学を決め、弁護士になりました。


――企業を支えるために、法律のプロとなったわけですね

会社経営と法律は、切っても切れない関係です。
法律の知識はあるに越したことはありません。

司法試験合格後は、現在所属している「親和法律事務所(旧:あかし法律事務所)」に入所しました。
入所後は、地元関西にある中小企業の法律顧問業務を始め、倒産関係、民事再生や破産などの手続きをメインでおこなっていました。

顧問業務としては、地域で活躍する企業と手を組み、更なる発展を目指した法律の側面からのアドバイスを。
そして事業を終了せざるを得なくなった企業に対しては、精神的負担を減らせるようなサポートを…。
どちらも経営者に寄り添うことができる、非常にやりがいのある仕事でした。

転機が訪れたのは、弁護士生活2年目の頃。
兵庫県にある経営大学院に通わせていただくことになったんです。


――弁護士になってから、さらに大学院へ?

そうなんです。珍しいキャリアかもしれません(笑)。

経営に興味があるということは、ずっと事務所でも公言していたんです。
それもあって所長から「医療関係に特化した経営大学院があるんだけど、行ってみないか?」と声をかけてもらって。
これは願ってもないチャンスだと思い、二つ返事で進学することにしました。
このような恵まれた機会を与えてもらい、本当にありがたかったですね。

経営大学院を修了後は学んだことを活かしたいと考え、東京にある医療系のコンサルティング会社へ約2年間出向させていただきました。
学んだことを現場で実践し、スキルアップにもつながったと自負しております。

02 弁護士としての強み、得意分野

弁護士×経営コンサル。的確なアドバイスは現場を見てきたからこそ

――先生の強みを教えてください

先ほどもお話しした通り、私は経営大学院を修了し、そこでの学びを活かして企業のコンサルティングもさせていただきました。
やはり実際に企業に入り、経営を間近で見てきたという経験は私の強みだと考えています。
弁護士としてだけでなく経営コンサルタントとしても、必ずや企業のお役に立てるはずです。

企業が安定的な経営を続けるには、やはり法律の観点からのアドバイスは必要不可欠です。
しかしそれだけでなく、経営コンサルタントとして企業を分析し、事業計画を考える。
さらには具体的な資金調達のスキームなど、財務面からのアドバイスも提供できる。
弁護士×経営コンサルタントとして、企業の頼もしいパートナーになれるのではないかと思っています。


――となると、やはり得意分野は顧問や企業法務でしょうか?

そうですね。
最近ではスタートアップ企業の法律相談を受けることも多いんですよ。
契約書のひな形を整えたり、労務関係の規則を整えたり…。
継続的にアドバイスさせていただくことで経営を軌道に乗せ、企業が大きく躍進する姿を見られるのは私のやりがいでもあります。

あとは医療系の経営に特化した経営大学院で学んでいたので、介護施設や病院の経営に関する知識、経験共に豊富だと自負しております。
実際に介護施設での利用者トラブルや医療事故、従業員の労務問題など、さまざまな医療機関から多くのご依頼をいただいているんですよ。
医療系の事業者さまのお悩みには、特にお役に立てるはずです。

03 弁護士としての信念

状況を見極め、先を見据える。企業の更なる躍進をサポート

――弁護士としての信念を教えてください

依頼者さまが私にご相談したことで、さらなる発展を遂げられるように尽力することです。
そのためには、目の前にあるトラブルを解決するだけでなく、その先を見据えてアドバイスするようにしています。


――先を見据える…難しいことでもありますよね

状況を見極めることが、先を見据えることにつながるんじゃないかと思います。
そのためには、まずは依頼者さまの話を否定せずしっかりと聞くことが大切です。
事情を最もわかっているのは依頼者さまなので。
隠し事なく話してもらうには、私自身の“聞く姿勢”にも気を付けていますね。

お話を聞き取った後は、方針を考えます。
たとえば介護施設だと、利用者さんと施設間のトラブルが非常に多いんです。
入居されている利用者さんが施設内でケガをしてしまったなど…。
こういったトラブルは再発防止なども含め、施設の今後の方針も考える必要があります。
まさに先を見据えた対応が不可欠なんです。


――ご高齢の方ばかりですし、予期せぬ事故も起こってしまいそうです

もっと具体的な話をしましょう。
以前、「一人で歩けるので歩行の介助は不要」と言って入居された利用者さんがいました。
しかしその方が一人で施設内を歩いているときに、転んでケガをしてしまったんです。
利用者さんのご家族もご立腹で…。
私が間に入り、早急に状況を把握して責任の所在を明らかにすること。
そして再発防止のため、今後の施設の運営方針も改めて見直すことになりました。

そもそも、施設側にどこまで介助の義務があったのか。
それを見極めるために日々の介護記録や、事故当時の防犯カメラの映像もしっかりチェックしました。
根気のいる作業ではありますが、これを怠ると根本的な解決はできませんから。

またこのような問題は、どうしても利用者側と施設側、双方が感情的になってしまうものなんです。
今回のケースでもそうでした。
当事者が感情的になるからこそ、私はあくまで冷静に。
そして正確に状況を分析することに努めましたね。
施設側とも方針をしっかりすり合わせ、無事に話し合いで解決できたときに「いつも頼りにしています」と感謝のお言葉もいただきました。

ケガをしたという目の前の問題を、ただ謝罪して終わらせればいいというわけではないんです。
その先を見据えたサポートをすることで、より良い施設運営、発展にもつながると考えています。

04 今後の展望

経営者の参謀に。唯一無二の頼れる存在として、企業の背中を押す

――今後の展望を教えてください

経営者の参謀のような形で、企業にとって頼りになる存在になりたいですね。
「先生は弁護士だから、法律のことしか相談できないのでは?」と思われることも多いのですが、そんなことはありません!
法律はもちろんですが、経営コンサルティングの経験も豊富にあるのが、私の強みでもあります。
法律が関わらないところでも、きめ細やかなサポートが可能なんです。
法律トラブルに限らず、ちょっと悩みがあるから相談しよう、と思っていただける存在になりたいですね。

頼りにしていただけるためにも、日々の自己研鑽は欠かせません。
弁護士生活は14年目に突入しますが、“学ぶ姿勢”は今後も忘れてはいけないと思っています。


――弁護士歴、経験共に申し分ないですが、非常に謙虚な印象です

いやいや、まだまだ満足してはいけません(笑)!
もちろん、経験と知識に自信はありますが、それに胡坐をかくわけにはいかないんです。
そんなことをしていたら、依頼者さまのためにもなりません。

弁護士である以上、何年経とうが日々勉強です。
常に知識をアップデートし、経営者の唯一無二のパートナーとして活躍したいですね。
電話でお問い合わせ
050-7587-0305
定休日

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。