離婚・男女問題の事例紹介 | 鈴木 誠人弁護士 豊橋法律事務所

取扱事例1

• 財産分与

【財産分与、慰謝料】多額の財産分与、慰謝料を請求されていたところ、緻密な調査分析により、支払いを受ける側となった事例

依頼者：男性

【依頼前】
妻を信頼して、家計を一任していたところ、ある日殆ど貯金が無いことに気付きました。

妻に、使い道を聞いても、曖昧な答えしかありません。

そんなある日、妻側の弁護士から書面が届きました。

離婚を求めること、そして多額の慰謝料、財産分与を求める内容でした。

そこで、離婚に関する交渉を私にご依頼いただきました。

【依頼後】

まず、私から相手の弁護士へ、すべての通帳の婚姻期間全期間の履歴の開示を求めました。

それらの履歴を全て検討したところ、保険会社名の引き落としが見つかりました。

そこで、相手の弁護士へ、当該保険会社での保険契約の内容などを示すよう求めました。

結果的に、夫名義の預貯金から、妻名義の保険を掛けていたことが明らかになったのです。

これらの情報を元に、ねばり強く交渉を行い、慰謝料は０、逆に財産分与の支払いを受けることができました。

取扱事例2

• 婚姻費用(別居中の生活費など)

不倫をしてしまったものの、適正な婚姻費用を獲得！

依頼者：女性

【依頼前】

ご依頼者様は、夫からのモラハラに耐えかね、不倫をしてしまい、夫にそのことがバレてしまいました。

その後、さらにエスカレートした夫のモラハラにより、やむを得ず別居をしました。

【依頼後】

私がご依頼をお受けした後、すぐに婚姻費用請求調停を申し立てました。

夫側から、「不倫をした妻には、婚姻費用を支払わなくて良いと弁護士に聞いた」と反論がされました。

私は、過去の裁判の事例を調査し、不倫をした場合であっても、双方に非がある場合には、婚姻費用は支払う必要がある、と述べた事例を提出しました。

その後の交渉により、適正な婚姻費用の支払いを受けることができました。

【コメント】

インターネットや無料相談での知識には、どうしても限界があります。

本件でも、見通しとしては厳しいものでした。

しかし、諦めずに弁護活動を続けることで、ベストな結果を得ることができました。

また、夫との交渉窓口となることで、精神的な負担を軽くすることができたことも、お喜びいただいた点です。