いその まこと
磯野 真弁護士
大阪北摂法律事務所
千里丘駅
大阪府摂津市千里丘1-13-5 2階
不動産・住まいの事例紹介 | 磯野 真弁護士 大阪北摂法律事務所
取扱事例1
- 明渡し・立退交渉
親子共有の不動産
依頼者:40代(男性)
【相談前】
両親が自宅を購入する際に必要な資金が足りなかったため、自分が資金援助して、自分と父親が2分の1ずつの持ち分を持つことになりました。
自分は別に家があるので、居住するのは両親です。
高齢の父親は住宅ローンを組むことができず、私がローンを組んだのですが、その返済金額の一部は両親が自分に支払うという約束をしました。
ところが、両親は収入が減ったといって、自分への支払いを怠るようになりました。
自分は、自宅の家賃負担もあるなかで、ローンの返済を一人で負担することになり、困っています。
【相談後】
両親からの聞き取りにより、両親が依頼者に月々一定額を支払い続け、この家を維持することは不可能であることがわかりました。
両親に家を出てもらい、家を売却する方向で考えるべき事案ですが、感情的なもつれが激しく、うまく進みませんでした。
そこで共有物分割調停を申立てて、最終的に換価分割しか解決の方法がないことを両親に理解させ、売却・明渡しへの協力にこぎつけました。
【先生のコメント】
親族間では、親族だから話が早いという場合と、親族だからもつれてどうしようもないという場合の、両極端になりやすいところがあります。
実の親子でありながら、この不動産をめぐっていがみ合うような関係になっていましたが、最終的には話し合いのうえで、私の紹介した不動産会社を通じて共同で売却するところまで持っていくことができました。
両親が自宅を購入する際に必要な資金が足りなかったため、自分が資金援助して、自分と父親が2分の1ずつの持ち分を持つことになりました。
自分は別に家があるので、居住するのは両親です。
高齢の父親は住宅ローンを組むことができず、私がローンを組んだのですが、その返済金額の一部は両親が自分に支払うという約束をしました。
ところが、両親は収入が減ったといって、自分への支払いを怠るようになりました。
自分は、自宅の家賃負担もあるなかで、ローンの返済を一人で負担することになり、困っています。
【相談後】
両親からの聞き取りにより、両親が依頼者に月々一定額を支払い続け、この家を維持することは不可能であることがわかりました。
両親に家を出てもらい、家を売却する方向で考えるべき事案ですが、感情的なもつれが激しく、うまく進みませんでした。
そこで共有物分割調停を申立てて、最終的に換価分割しか解決の方法がないことを両親に理解させ、売却・明渡しへの協力にこぎつけました。
【先生のコメント】
親族間では、親族だから話が早いという場合と、親族だからもつれてどうしようもないという場合の、両極端になりやすいところがあります。
実の親子でありながら、この不動産をめぐっていがみ合うような関係になっていましたが、最終的には話し合いのうえで、私の紹介した不動産会社を通じて共同で売却するところまで持っていくことができました。