刑事事件の事例紹介 | 大岸 裕介弁護士 アロウズ法律事務所

取扱事例1

• 不起訴

知人女性から飲酒時に性的暴行を受けたと被害を訴えられた事案で、示談交渉の結果、不起訴処分となった事例

【依頼者様の相談前の状況】
依頼者様が知人女性を含め複数人で、食事会をしていた日に、当該知人女性が依頼者様と二人きりになったときに、性的暴行を受けたと警察へ被害申告がなされ、この件で依頼者様は警察から被疑者として取り調べを受けました。
依頼者様の認識は、飲酒の影響であまり覚えていないが、無理矢理暴行したことはないと思う。
行為があったとすれば、相手が同意していたはずだというものでした。

【解決方法】
本件は、依頼者様が明確に犯罪を行ったことを認識していない以上、徹底的に争い、裁判で無罪を主張するという方針も考えられました。しかし他方で、依頼者様は、この刑事事件の仕事や私生活への影響を一番不安に感じておられ、できる限り穏便に解決したいというお考えもお持ちでした。
そのため、依頼者様と協議の上、被害者様と示談を成立させ、刑事事件においても不起訴処分を獲得するという方針をとりました。
相手方の被害感情が相当厳しく、示談の条件としてかなり高額な示談金を提示されるなど交渉は難航しましたが、粘り強い交渉の結果、適正額で示談を成立させ、被害者の方からも依頼者様への刑事処罰は求めませんと言っていただくことができました。
その後、本件は、不起訴処分となり終結しました。

採用しうる複数の選択肢のうち、最も依頼者様の意向に沿うもの何かを、依頼者様と共に真剣に考え、専門家の目線から適切な見通しを説明しつつ、協議を重ね方針を決定した事案でした。

取扱事例2

• 飲酒運転・無免許運転

飲酒運転で人身事故をおこしてしまい逮捕・勾留されたが、勾留が取り消され、釈放された事例