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なかた ゆうか
中田 侑佳弁護士
弁護士法人ONE 岩国オフィス
岩国駅
山口県岩国市麻里布町2-2-18
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

企業法務に限り、初回相談は無料となります。分割払い、後払いについては、事案に応じてご対応させていただきます。

インタビュー | 中田 侑佳弁護士 弁護士法人ONE 岩国オフィス

地元・岩国を拠点にする、幸せ請負人。母子家庭で育った女性弁護士がこだわる、より良い解決への覚悟の所在

生まれ育った山口県岩国市を拠点に奮闘する、弁護士法人ONE岩国オフィスの中田 侑佳(なかた ゆうか)弁護士。

大学、ロースクールを過ごした東京を離れ、Uターンを決断したのは、弁護士としての将来を見据えた熟慮の末です。

「幸せは自分で掴み取るもの」が信条の中田先生。だからこそ、依頼者の想いを最大限に尊重する一方で、「覚悟」も求めます。

自分の軸をしっかり持ち、依頼者の幸せのために、水先案内人のように最善の解決のために全身全霊を注ぐ中田先生。
「覚悟を決めなければ人生は変えられないんです」という、弁護哲学の原点に迫ります。

01 弁護士を志した理由

子どものころ祖母と見た2時間ドラマで感じた法律の力。弁護士になれば胸のもやを晴らす側になれる

ーー法律には幼少のころから興味を持っていたそうですね。

私は、母子家庭で育ちましたが、祖母と仲が良く、小学校に上がる前くらいから2時間ドラマを一緒によく見ていたんです。
そこに登場する弁護士が、法律を駆使しながら事件を展開させていく。
弁護士というより、そういう力がある法律というものに、子どもながらに興味を抱いたんです。


ーー子どもにしては随分、鋭い着眼点です。

いろいろなことを考える子だったかもしれませんね(笑)。
当たり前の日常になっていましたが、父がいないことは子どもの私には不思議なことでした。
でも、当時は聞けなかったし、言ってももらえない。
そういう苦い澱(おり)のような思いをずっと抱えていたんですが、次第に「自分がそういう人の気持ちを少しでも軽くできる側になりたいな」と思うようになったんです。
法律家になれば、それが実現できる。
そう思いました。


ーー無意識に法律に宿る力を感じていた。

法律は決して万能ではありません。
でも、法律はできないことをできるようにする可能性を秘めています。
しかも、誰にでも平等に与えられているものです。

ただ、人間誰しもやれることには限界があります。
せっかくの権利を活かす術を知らない方も少なからずいらっしゃいます。

弁護士は、少なくともそうした法に関する知見や知識の不足によって困った状況から抜け出せない人の手助けはできる職業だと思っているんです。

02 キャリア

考え抜いて決めたUターン。より良い人生を実現するために必要なのは自力での決断

ーー説得力があります。

「できないことができるように」と言いましたが、幸せは人の手でなく、自分の手で掴み取るもの。

その意味では弁護士が依頼者の方のためにできることは、幸せに近づくためのいくつかの選択肢をご提示するまで。
最後は、依頼者の方がご自身でご決断いただかないと、人生における本当の幸せは手に入らないと思います。


ーー弁護活動の拠点は地元・岩国。大学、ロースクールで過ごした東京からなぜ離れたのですか?

東京は若いうちに一度は体験しておく必要があるとずっと思っていました。
当初は「事務所も東京で」と考えていたくらいです。
でも、ロースクールを卒業して働いていた東京の法律事務所の代表からいろいろとお話を聞かせていただくうちに、考えが変わってきたんです。

東京はきらびやかなイメージが先行しますが、激しい競争をしながら身を削ったとして、なにが得られるんだろうか。
10年頑張ったとして、その後も自分の力で生計を立てていくのに、東京に居続けることが
私にとっての正解なのだろうか。

そんな時に、地元・山口の法律事務所である弊所がインターンを募集しているのをみつけ、参加してみたんです。
すると、東京の弁護士事務所とはまるで違う景色がそこにあって。


ーームードに流されることなく、弁護士としてのあり方をじっくり考え抜いていたんですね。

弁護士ってやっぱり個人事業主なんです。
法律事務所に勤務するにしても、会社員のようにぶら下がっていては常に不安と背中合わせ。

でも、インターンとして弊所で先輩弁護士の話を聞いてみると、それぞれに自分を持っていて、外交的で自立している。
地方だからと勝手に偏見を持っていましたが、むしろ、違う時間軸の中でイキイキと仕事をしていて、キャリアを真剣に考えていたんです。
その姿と自分が弁護士として活動するイメージが合致したんです。

数年くらいは東京で、という選択肢もありました。でも、最終的には少しでも早く地元に戻る方が、地域の方との繋がりも深くなるだろうと。

03 弁護スタンス

最優先は依頼者の「希望」。最重要は依頼者の「覚悟」

ーー自分をしっかりとお持ちで、頼もしいばかりです。依頼者に対しては、どんな意識で接しているのですか?

ご希望を最優先にするよう心がけています。
依頼者の方が望む幸せの基準は、当人しかわかりませんからね。
それをしっかりと把握するために、話しやすい雰囲気づくりやリアクションはとても意識しています。

ただ、さきほども言ったように、弁護士が必ずしも希望を実現できるとは限りません。
それをどう希望に近づけられるか。

法的に保護される部分と現実の間にあるギャップを、当人に代わってできる限り埋めるのが弁護士としての私の役割かな、と。


ーーよりよい人生への水先案内人というイメージでしょうか。

望む解決は、最後は依頼者の方が自身の手で掴み取るもの。
つまり、その責任は依頼者の方にあるということです。
弁護士はあくまでも最善の道へ進むための選択肢をご提示するまで。

だからこそ、弁護士としては依頼者の方のご希望を最優先に、その実現に全力を尽くします。
同時に、依頼者の方には「覚悟を持ってください」と必ずお伝えするようにしているんです。

弁護士としての最善と依頼者の方の最善が同じとは限りませんし、私自身がいいと思う考えを押し付けても、結局は不満につながる可能性もありますからね。


ーー法律の力、そして依頼者の方のポテンシャルも大事に考えておられるんですね。

法律には力があるといいました。
それを最大限に活用する選択肢は、法律の専門家として私がご用意します。
あとは依頼者の方の覚悟なんです。
それさえ持っていれば、人生だって変えられます。

例えば、離婚の場合、自身に有利になるよう交渉を進めたければ、早く動くに限るんです。
早く動けば、相手の財産を把握しやすいですし、不貞なら、証拠も圧倒的に集めやすくなります。

交通事故の後遺障害の認定でも病院側のカルテに不備があると、どうしようもありません。
ご相談いただければ、そうしたことへの対策も助言できます。

これまでに離婚問題や相続問題、消費者詐欺事件などさまざまな事案に携わってきました。
言えることは、依頼者の方が覚悟を決めれば、もうその時点で半分は解決したといってもいいということです。

04 弁護士としての想い

地元・岩国に少しでも貢献できるよう、一人でも多くの方の幸せを手繰り寄せたい

ーー下関のメインオフィスから、拠点が地元・岩国に。想いをお聞かせください。

弁護士法人ONEは下関市、宇部市、周南市などの山口県全域における、企業法務、交通事故、相続問題、離婚問題など幅広い分野に対応しており、岩国オフィスは新たな拠点となります。

岩国は私にとって、育った場所であり、支えてくれた思い入れのある場所。
入所した時点から、「いずれは」という話があり、いよいよその時が来ました。

恩返しというのはおこがましいですが、いまは純粋にふるさとのために微力ながらも貢献したいという想いと自分への期待感であふれています。


ーー最後に、地元ユーザーへ向けたメッセージをお願いします。

トラブルの渦中にいる人が、自身に関わる問題を冷静に俯瞰することは簡単でないと思うんです。
だからこそ弁護士が、依頼者の方に不足している部分を最大限にカバーしながら、見通しを立て、より良い解決へ向けた選択肢をご提示いたします。

私は母子家庭に育ち、ずっと心のどこかに靄(もや)がかかったような晴れない思いを抱えていました。
それが、「そういう人の気持ちを少しでも軽くできる側になりたい」と思うようになり、いまに至っています。

こうした悩みは、残念ながら一人で悩んでいても晴れるものではありません。

視界をクリアするための最初の一歩ーー。
それは、ご自身が相談へ踏み出す「覚悟」です。

私はその覚悟を受け止め、一人でも多くの方に、より良い人生を掴み取ってもらえるよう、全身全霊を尽くす所存です。
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