企業法務の事例紹介 | 竹中 翔弁護士 Earth＆法律事務所

取扱事例1

• 顧問弁護士契約

日常業務のトラブル相談、対応

依頼者：企業

【相談前】
一つ一つの事案は大きくはないが、日常業務における法律相談や契約書等のリーガルチェックを、遠慮なく、相談したい。

【相談後】
継続的な契約の顧問契約を締結し、一つ一つの事案を個別に切り取ると弁護士費用の負担が気になってしまう場合であっても、所定の時間を月額の定額の顧問料でカバーすることで、弁護士に遠慮なく相談等を行える関係性を構築し、会社が本来の業務に集中できるようにし、法務トラブルに対する経営者の負担を軽減する。

【先生のコメント】
紛争化してしまった場合や、法的に問題がありリカバリーしなければいけない事態になっていると、場合によっては多額の金銭的な損失や、会社に時間的、労力的に大きなコストがかかってしまうことが懸念されます。顧問会社には、ご希望があれば、弁護士個人の携帯電話の番号をお伝えし、３６５日連絡、相談が出来るように努めております。

取扱事例2

• 契約作成・リーガルチェック

取引先との契約書のリーガルチェック

依頼者：法人

【相談前】
リーガルチェックをスポットで依頼する場合に嵩む弁護士費用のコストの面の懸念もあり、社内の従業員がインターネットで検索、調べるなどの方法で、取引先企業から提供を受ける契約書の条項を確認するにとどまっていた。

【相談後】
継続的な契約である顧問契約を締結し、一定の顧問料の範囲で、日常業務、取引における契約書等のリーガルチェックを、遠慮なく弁護士に相談できるようになった。

【先生のコメント】
ご依頼企業に顧問契約を締結していただくことで、都度個別にリーガルチェックの費用が発生するわけではないため、気兼ねなくリーガルチェックをご依頼いただける関係性を構築するができ、結果、ご依頼企業の予防法務を強化し、また、法的な紛争に発展するケースを減少させることが出来ました。

取扱事例3

• 企業再生・清算

稼働している会社の法人破産

依頼者：法人

【相談前】
代表者の方は、相談するまで、会社が破産手続をとった場合の取引先、金融機関からの対応についてのご不安、法人の破産手続の概要が分からないことからの手続に対するご不安等から、日々悩まれていて、不安に押しつぶされてしまいそうな様子でした。

【相談後】
法人破産手続の概要をご説明し、事件遂行にあたって行うべき事項の優先順位の検討、タイムスケジュールの作成を行い、代表者の方と解決までの流れについて共有するように努めました。
受任後、速やかに会社財産を保全し、また、短期間で破産手続の準備（書面作成、添付資料の準備）を行い、裁判所への法人破産の申立てを行いました。

【先生のコメント】
法人破産の場合は、通常の金融機関からの借り入れの他に、従業員、取引先等の多数の利害関係人が関係しており、また、残存する財産が逸失する危険性にも配慮して進めていく必要があるため、タイミングや初動が非常に重要となります。法人の破産を検討されている経営者の方は、早期に弁護士に相談し、対応を検討することが重要です。