つかもと こうじ
塚本 幸司弁護士
塚本幸司法律事務所
神水交差点駅
熊本県熊本市中央区水前寺6丁目27ー20 神水惠比須ビル204号
借金・債務整理の事例紹介 | 塚本 幸司弁護士 塚本幸司法律事務所
取扱事例1
- 時効の援用
既に返し終わっていると思っていた債務がまだ残っていることがわかり,消滅時効の援用によって債務が消滅した事案
依頼者:70代
【相談前】
10年近く前に自宅が競売にかかり自宅を手放した方でした。
その方のもとに債権者から約10年ぶりに手紙が届き,少しでもいいから返済してほしいというものでした。
相談者は,借りた以上は返そうと思ったものの,念のために手紙が虚偽ではないかを確認するために振込をする直前に相談に来られました。
ご相談者様の記憶に基づけば消滅時効が成立している可能性が十分に考えられました。
【相談後】
登記簿謄本等で競売の時期を確認したところ,ご相談者様の記憶通り,10年以上前に競売がなされていました。
時効が成立していることが確認されたので,内容証明郵便を送り,消滅時効を援用して,債務を消滅させました。
ずっと心残りになりそうだったことが解決してほっとした様子でした。
【コメント】
相談者様が「借りた以上,返すべきである」と一貫して仰っていました。
借りている以上,返すのは原則ですが,現実として返そうとすれば生活ができなくなるのであれば,債務整理を考えるべきと思います。
今回は,消滅時効の援用のみでよかったですが,債務整理をした後にどのような生活をしていくのかという点も考え,任意整理,個人再生,破産手続のメリット,デメリットを理解したうえで,どの方法を選択するかを考えることが大切だと思います。
10年近く前に自宅が競売にかかり自宅を手放した方でした。
その方のもとに債権者から約10年ぶりに手紙が届き,少しでもいいから返済してほしいというものでした。
相談者は,借りた以上は返そうと思ったものの,念のために手紙が虚偽ではないかを確認するために振込をする直前に相談に来られました。
ご相談者様の記憶に基づけば消滅時効が成立している可能性が十分に考えられました。
【相談後】
登記簿謄本等で競売の時期を確認したところ,ご相談者様の記憶通り,10年以上前に競売がなされていました。
時効が成立していることが確認されたので,内容証明郵便を送り,消滅時効を援用して,債務を消滅させました。
ずっと心残りになりそうだったことが解決してほっとした様子でした。
【コメント】
相談者様が「借りた以上,返すべきである」と一貫して仰っていました。
借りている以上,返すのは原則ですが,現実として返そうとすれば生活ができなくなるのであれば,債務整理を考えるべきと思います。
今回は,消滅時効の援用のみでよかったですが,債務整理をした後にどのような生活をしていくのかという点も考え,任意整理,個人再生,破産手続のメリット,デメリットを理解したうえで,どの方法を選択するかを考えることが大切だと思います。
取扱事例2
- 任意整理
長年支払いを続けていたものの元金がなかなか減らなかったことから,交渉にて今後支払わなければならない総額を確定した事案
【相談前】
既に5年以上返済を続けていましたが,今後あと何年間同じように払い続けなければならないのかわからないということで相談に来られました。
返済している期間と金額からすると既に元金と同額程度を返済していることが考えられ,交渉次第では返済額を減額することができる可能性が考えられました。
【相談後】
債権者から取引履歴を取り寄せたところ遅延損害金などが発生しており,これまでと同じ返済金額では数年のうちに返済することは困難であることがわかりました。
もっとも,遅れながらも既に元金の8割に相当する金額を債権者に支払っていることも分かったので,債権者と交渉し,これまでに発生している遅延損害金や利息をカットした金額を返済総額にして,月々分割で支払うという合意をし,生活の立て直しをはかることができました。
【コメント】
長年にわたって返済を続けていると既に借金の8割9割を返済しているはずだと思われる方もいらっしゃると思います。
お金を借りた当初に予定していた通りの返済をしていれば,その感覚は間違いないのでしょうが,意外と遅れて支払をしていたり,一回当たりの返済額が当初の予定より少ない金額だったりして,利息や遅延損害金が付くことによって元金が減っていないということがあります。
長年にわたって返済しているけど,いつまで返済を続ければいいのかわからない等,困ったことがある場合には早急に弁護士などに相談することをお勧めします。
既に5年以上返済を続けていましたが,今後あと何年間同じように払い続けなければならないのかわからないということで相談に来られました。
返済している期間と金額からすると既に元金と同額程度を返済していることが考えられ,交渉次第では返済額を減額することができる可能性が考えられました。
【相談後】
債権者から取引履歴を取り寄せたところ遅延損害金などが発生しており,これまでと同じ返済金額では数年のうちに返済することは困難であることがわかりました。
もっとも,遅れながらも既に元金の8割に相当する金額を債権者に支払っていることも分かったので,債権者と交渉し,これまでに発生している遅延損害金や利息をカットした金額を返済総額にして,月々分割で支払うという合意をし,生活の立て直しをはかることができました。
【コメント】
長年にわたって返済を続けていると既に借金の8割9割を返済しているはずだと思われる方もいらっしゃると思います。
お金を借りた当初に予定していた通りの返済をしていれば,その感覚は間違いないのでしょうが,意外と遅れて支払をしていたり,一回当たりの返済額が当初の予定より少ない金額だったりして,利息や遅延損害金が付くことによって元金が減っていないということがあります。
長年にわたって返済しているけど,いつまで返済を続ければいいのかわからない等,困ったことがある場合には早急に弁護士などに相談することをお勧めします。