インターネットの事例紹介 | 田中 佑樹弁護士 弁護士法人長瀬総合法律事務所 水戸支所

取扱事例1

• 誹謗中傷

元従業員からの不当な口コミの削除（Google）

ご依頼の経緯
Googleの口コミに、元従業員と思われる投稿者から、労働基準法に違反しているかのような内容の書込と★１の評価が付けられてしまい、お困りでした。

解決までの流れ
解決までの期間：５日

相談

書き込み内容が事実とは異なることなど、依頼者の状況を聞き取りしました。

対応

書き込みが事実とは異なり、依頼者の名誉を侵害するものであることを主張するために、客観的な資料を用意し、主張をまとめました。

解決

Googleに対し客観的な資料を提示して削除申請を行ったところ、５日後には当該口コミが削除されました。

担当弁護⼠のコメント
Googleの口コミに対する削除申請は、誰でも簡単に行うことができます。 しかし、そのほとんどは受理されず、口コミは削除されない傾向にあります。 Googleの口コミを削除するには、口コミが事実とは異なるという客観的な証拠の提示が必要です。 また、削除をしたい口コミの内容によって、主張の方法や必要となる証拠が変わってくる場合もあります。 Googleの口コミでお困りの際には、弁護士にお気軽にご相談下さい。

※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。
※事務所として対応いたしました。

取扱事例2

• 個人情報削除

実名報道を引用したブログ記事の削除

逮捕で実名報道されてしまった個人の方からご相談をいただきました。すでに実名報道をした報道サイトの記事は削除されていましたが、当該記事を引用したブログには、ご相談者の実名とともにご相談者を中傷する内容が記載されている状況でした。

解決までの流れ
解決までの期間：5日

相談

相談者が置かれている状況を詳しくご説明頂き、ブログ記事によってどのようにお困りになっているかをお伺いしました。

解決

ブログ運営会社に対して、当該記事の記載から投稿者のいかに名誉権を侵害する違法なものであるのかを詳細に説明しました。その結果、削除請求をした５日後には当該記事が削除されました。

担当弁護⼠のコメント
実名報道のようなケースでは、クライアントのプライバシーと名誉を守るために迅速に行動する必要があります。また、法的な専門知識は不可欠であり、的確な法的戦略を立てた上で対応を行うことが大切です。 プライバシーの侵害に関わる記事や投稿でお悩みの方は、ぜひ弁護士にご相談下さい。

※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。
※事務所として対応いたしました。

取扱事例3

• 風評被害・営業妨害

匿名掲示板の書き込みの削除

匿名掲示板で誹謗中傷を受けた会社の代表者からのご相談
問題の書き込みは、代表者やその会社に対するイメージを著しく低下するものであり、会社の取引関係を維持できなくなるのではないかと懸念されてのご相談でした。

解決までの流れ
相談

問題の書き込みが、ご相談者の名誉を毀損したり名誉感情を侵害したりする違法な投稿である可能性がありました。依頼者の意向を踏まえ投稿者を特定することになりました。

対応

まずは、匿名掲示板の運営会社に対し、ＩＰアドレス等の開示するよう求めたところ、開示を受けることに成功しました。 次いでそのＩＰアドレスを手がかりにアクセスプロバイダを特定し、当該プロバイダに対して契約者の氏名・住所等の開示を求める訴訟を提起しました。

解決

問題の書き込みが依頼者の名誉等を違法に侵害するものであることについて、丁寧に主張立証した結果、無事、アクセスプロバイダの契約者情報の開示を受けることができ、示談交渉に進むことができました。

担当弁護⼠のコメント
匿名掲示板の書き込みに対し削除申請する場合、個人で申請を行うと「削除を申請されたこと」自体が掲示板に書き込まれる場合があります。そのため、弁護士が対応しているということや、法的戦略に基づく的確な主張立証が、交渉において大切です。匿名掲示板の誹謗中傷等でお悩みの方は、一人で対応しようとする前に、一度弁護士への相談をご検討下さい。

※守秘義務の観点から、事例の一部を修正しています。
※事務所として対応いたしました。