もうり たくろう
毛利 拓朗弁護士
弁護士法人あんぎゃ法律事務所 静岡オフィス
沼津駅
静岡県沼津市三枚橋町11-12 アジュールビル3階西区画
インタビュー | 毛利 拓朗弁護士 弁護士法人あんぎゃ法律事務所 静岡オフィス
解決実績多数。民間での就労経験を活かした依頼者目線の対応力
あんぎゃ法律事務所の毛利 拓朗(もうりたくろう)弁護士。
大手法律事務所で弁護士のキャリアをスタートした後「規律に縛られることなく、依頼者さまを第一に考えた弁護活動をしたい」という思いから大手法律事務所の同期であった小林正幸弁護士とともに独立、令和2年4月に弁護士法人を設立しました。
現在は静岡オフィスで地域の方のトラブル解消に尽力しています。
そんな毛利先生に、弁護士としての実績や、弁護士を志したきっかけ、悩みをもつ人に伝えたいメッセージなどを伺いました。
大手法律事務所で弁護士のキャリアをスタートした後「規律に縛られることなく、依頼者さまを第一に考えた弁護活動をしたい」という思いから大手法律事務所の同期であった小林正幸弁護士とともに独立、令和2年4月に弁護士法人を設立しました。
現在は静岡オフィスで地域の方のトラブル解消に尽力しています。
そんな毛利先生に、弁護士としての実績や、弁護士を志したきっかけ、悩みをもつ人に伝えたいメッセージなどを伺いました。
01 弁護士としての実績
毅然とした対応で闇金トラブルを解消。依頼者の恐怖心を取り除く方法とは?
――毛利先生はこれまでどんな案件に対応してきましたか?
債務整理、交通事故、離婚や相続、刑事事件など、さまざまな案件で対応実績があります。
この事務所に所属する前は全国に拠点を置く大手法律事務所で、常に多くの案件を抱えていました。
なかでも特に経験豊富なのが債務整理と交通事故です。
債務整理は300件以上、交通事故は100件以上の受任実績があります。
――債務整理ではどのような相談がありましたか?
任意整理や法的整理(自己破産・個人再生)に加え、ヤミ金トラブルに関するご相談も対応したことがあります。
ヤミ金業者との交渉では、取り立てをやめさせたうえで一部回収した実績もあります。
――ヤミ金トラブルでは債務者の精神的ダメージが大きそうですね。
その通りです。
違法な金利設定だと分かっていても、借金をした自分自身への負い目や、督促に対する恐怖心から終わりの見えない返済を続けてしまうのです。
代理人として対応する際は、そんな依頼者さまを安心させるために、依頼者さまの目の前で電話をかけ、毅然とした態度で交渉することもあります。
具体的には、やりとりの一部始終をスピーカーで依頼者さまに聞いていただき、ヤミ金業者が取り立てを諦める瞬間を確認していただき、安心していただくという方法です。
ヤミ金業者の声を聞きたくないという方もいらっしゃいますので、依頼者さまのご希望に合わせて対応しています。
――交通事故の相談ではどのような実績がありますか?
交通事故で加害者側の保険会社が被害者側に提示する慰謝料額は、裁判所基準よりもかなり低いという実情があります。
裁判所基準は裁判をすることで勝ち取れる水準で、任意交渉の場合、裁判所基準の8〜9割で示談するケースが一般的ですが、私の場合、裁判に持ち込むことなく、任意交渉で裁判所基準満額の賠償金を回収した実績が多数あります。
交通事故では弁護士特約を活用することで弁護士費用をご自身で負担する必要がなくなります。
事故に遭ってしまった際は、迷わずすぐにご相談いただきたいです。
02 弁護士を志したきっかけ
社会人での挫折が弁護士としての自分を強くした
――毛利先生が弁護士を志したきっかけを教えていただけますか?
子どものときは戦隊モノのテレビを観ていて、悪を倒すヒーローの姿に夢中になっていました。
「正義」という目に見えないものに対する憧れが、弁護士を志すうえで原体験になったのかもしれません。
大学を卒業するとき、弁護士への憧れを抱きながらも、一度銀行に就職をしました。
しかし、その職場では常に厳しいノルマに追われることになり、精神的に病んでしまったのです。
追い込まれた状況で思い出したのは、憧れていた弁護士という職業。
専門知識をつけて資格をとり、今の自分のように何かで苦しんでいる人を法律でサポートしたいと、法科大学院に進み、司法試験を受けて夢だった弁護士に転身しました。
――社会人経験での挫折で学んだことはありますか?
社会制度や就労環境、ビジネスマンが感じているリアルな雰囲気など、法律の勉強では学べないことを実感できたと思います。
民間での就労経験を積んだことで、一般的な感覚を大切に、依頼者さまの目線に立って対応ができるようになりました。
今となっては、社会人経験は自分が依頼者さまの期待に応えられる「強い弁護士」になるために必要なことだったと考えています。
03 弁護士としての強み
決して責めることなく、否定しない。共感力を大切に依頼者に寄り添う
――依頼者から相談を受けるときに意識していることはありますか?
とにかく依頼者さまを責めないこと、否定しないことを大切にしています。
例えば債務整理では、ギャンブルで散財してしまったり、離婚問題では自分が浮気をしていたり、依頼者さまに問題があることも少なくありません。
そういった場合でも、依頼者さまの弁護人として丁寧にお話を伺い、そのお気持ちに寄り添って対応していきます。
――仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
事件が解決して依頼者さまの笑顔が見られたときです。
なかには事件が終わってしばらくした頃、「近くを通ったら先生の顔を見たくなって」と事務所に立ち寄ってくださる方もいらっしゃいます。
お茶を飲みながら元依頼者さまの現在の話を聞いている時間、心から癒されますし、改めて弁護士になって良かったと感じます。
ご相談を受けるときは、依頼者さまの笑顔溢れる未来を思い浮かべながらお話を伺っています。
04 悩みをもつ人に伝えたいメッセージ
気さくで明るい性格です。お茶を飲みにくる感覚で気軽にご相談ください
――話は外れますが、趣味はありますか?
アニメを観るのが好きで、休みの日はサブスクリプションで名作鑑賞を楽しんでいます。
鬼滅の刃やキングダムなど、最近の作品も好きですが、一番好きなのは私が学生時代に流行ったスラムダンクです。
主人公、桜木花道の単純さに癒され、救われますね(笑)
ずっと自宅でアニメ鑑賞をしていると体が鈍ってしまうので、たまにランニングをするなど、体を動かしてバランスをとっています。
――ありがとうございました。最後に悩みを抱える方に向けてメッセージをお願いします。
これまでの相談対応では、問題を解決することだけでなく、依頼者さまの心理的な納得にもこだわってきました。
依頼者さまの心情に寄り添い、親身になって取り組みます。
気さくで明るい性格ですので、お茶を飲みに行くような感覚で、ぜひ気軽にご連絡ください。