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にしやま よしのり
西山 良紀弁護士
リライト神戸法律事務所
三ノ宮駅
兵庫県神戸市中央区八幡通3-2-5 I.N東洋ビル704
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  • 休日面談可
  • 夜間面談可
注意補足

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刑事事件の事例紹介 | 西山 良紀弁護士 リライト神戸法律事務所

取扱事例1
  • 痴漢・性犯罪
痴漢の否認事件で早期身体解放と不起訴処分を獲得した事例

依頼者:60代 男性

【相談前の状況】
依頼人のAさんは、友人とお酒を飲んで、公共交通機関を利用して帰宅している途中、突然、痴漢の容疑をかけられ逮捕・勾留されてしまいました。Aさんは、痴漢に身に覚えはなかったのですが、警察からは、車内の防犯ビデオに映っている、目撃者もいるなどと言われて、自白を強要されていました。特に、Aさんは、初めての逮捕・勾留で精神的・肉体的に参っている状況であり、このままでは虚偽の自白をしてしまいかねないという状況でした。

【解決への流れ】
私は、依頼を受けてすぐ、Aさんの奥さんに連絡を取り、冤罪の現場となっている公共交通機関を利用させないという内容を含む身元引受書に署名押印してもらい、勾留に対する準抗告をしました。すると、同日中に、準抗告が認められ、Aさんは警察署から解放されて、自宅に帰ることができました。
その後の取調べに対しては、私と打合せをして、しっかりと事実を主張し続けた結果、不起訴処分となりました。

【弁護士からのコメント】
身体拘束というのは本当につらいものであり、痴漢で想定される刑罰との比較で、虚偽の自白をしてしまう人は少なくないものと思われます。特に、高齢の方にとって、警察署での身体拘束は、精神的・肉体的に厳しいものです。
今回、準抗告が認められ、早期に身体拘束が解除されたことで、Aさんは無罪の主張を続けることができました。早い段階で、弁護士に依頼をして、身体拘束を解除できたからこそ、不起訴処分という結果を得られたのだと思います。
取扱事例2
  • 盗撮・のぞき
盗撮事件で起訴猶予を獲得した事案

依頼者:20代 男性

【相談前の状況】
Wさんは、大型ショッピングモールの女子トイレに侵入して、携帯電話のカメラでトイレの中にいる女性を盗撮をしてしまった。
その後、盗撮の件が発覚し、Wさんは、警察から任意の取り調べに応じるように求められた。

【解決への流れ】
私は、Wさんから相談を受け、直ちに示談交渉を開始するとともに、知っているカウンセリング施設を案内した。
受任後数日のうちに、示談が成立し、検察庁に示談所の写しを提出した。
また、Wさんに、同じ過ちを繰り返さないためのカウンセリングを定期的に受けてもらい、その診断書の写しを検察庁に提出した。
その結果、Wさんは、不起訴処分となった。

【弁護士からのコメント】
同じ過ちを繰り返さないためにも、なぜ自分がこのような行為をしてしまったのか、原因を追究し、改善点を模索し続けることが大切だと思います。そして、同じ過ちを繰り返さないために、根性・気合ではなく、しっかりとした専門家に相談して、科学的に改善点を模索していくこともとても大切だと思います。Wさんは、このような趣旨を理解して、しっかりとカウンセリングを受けてくれました。
取扱事例3
  • 加害者
児童福祉法違反の罪で求刑の半分まで減刑できた事案

依頼者:男性

【相談前の状況】
Aさんは、未成年者とみだらな行為を行ったために、児童福祉法違反で逮捕勾留されました。「みだらな行為」の内容も悪質であったため、被害者の法定代理人は、示談交渉も一切受け付けてくれない状況でした。また、Aさんは、近日中に、病院での手術が必要な状況でした。

【解決への流れ】
弁護人に選任された後、直ちに、保釈請求をして、Aさんは釈放されました。
また、示談交渉をしましたが、被害者の法定代理人の感情は苛烈であり、到底、交渉に応じてくれる状況ではありませんでした。
そこで、私は、Aさんと相談の上、多額の被害弁償金を供託しました。
公判では、検察官も被害弁償を供託した事実を評価した求刑を行い、裁判官にも被害弁償を供託した事実を評価してもらえ、執行猶予はつきませんでしたが求刑の半分の刑になりました。

【弁護士からのコメント】
今回は、Aさんが被害弁償金として多額の金員を用意できたことも大きいですが、被害者が示談に応じてくれなくても、そこであきらめず、供託までした結果、大幅な減刑を勝ち取ることができました。
取扱事例4
  • 少年犯罪(加害者側)
観護措置(鑑別所送り)と退学処分を免れたケース

依頼者:10代

【相談前の状況】
 少年は、住居侵入・窃盗の罪で逮捕・勾留されてしまいました。また、少年には、逮捕されていない事件も含めて余罪がありました。当時、少年は、高校3年の三学期であり、鑑別所に入ると、出席日数が足りず、高校を卒業できない状況でした。

【解決への流れ】
 私は、警察署の面会室で少年と話合い、発覚していない余罪も含めて、警察の捜査に協力することになりました。また、私は、早急に、余罪も含めた被害者と示談交渉を行い、示談を締結することができました。
 その結果、少年は、鑑別所送りを免れ、自宅に帰ることができました(在宅事件)。
 
 少年は、鑑別所送りを免れ、高校に通おうとしましたが、学年主任と担任の先生が少年の通学を拒絶し、執拗に自主退学を迫ってきました。私は、何度も、学校に足を運び、校長先生に裁判所が鑑別所送りにしなかった趣旨を説明し、しっかりと卒業できるように取り計らってほしいと交渉しました。その結果、高校は、自主退学の強要をやめ、少年は無事、高校を卒業することができました。
 また、少年の最終処分は、保護観察であり、少年院に行くことはありませんでした。
 
【弁護士からのコメント】
少年は、目が済んでおり、話してみるととても素直で、しっかり更生できると思わせてくれる子でした。示談が締結できたことも一つの要因ですが、話し合いをする中で、少年自身が非行に走った原因を理解できたことも、鑑別所送りを免れた要因になったように思えます。

観護措置(鑑別所送り)を免れたにもかかわらず、高校から自主退学を迫られたのは想定外でした。高校としては、強制的に退学させるのは手続き上面倒なので、自主退学させたがっているようでした。しかし、家庭裁判所としても、少年を卒業させるために、観護措置を取らなかったという一面があるので、その旨をしっかりと説明し、粘り強く交渉した結果、自主退学を迫ることをやめ、学年末試験対策に協力してくれるなど、卒業をサポートしてくれることになりました。
取扱事例5
  • 不同意わいせつ
迅速に保釈請求を行い執行猶予判決を得た事例(強制わいせつ)

依頼者:70代 男性

【相談前の状況】
Bさんは、公園で児童に対して強制わいせつをしてしまい逮捕・勾留されていました。
Bさんは高齢であったこと、体に障害があることから、長期にわたる勾留は避けなければならない事案でした。

【解決への流れ】
Bさんの親族から依頼を受け、直ちに、被害者の保護者と示談交渉をしましたが、当然、処罰感情は厳しいものがあり、示談が上手くいきませんでした。
そのため、起訴直後に保釈請求をして、身柄を解放してもらいました。
そして、保釈後、しっかりと裁判の打ち合わせを行うとともに、被害者の心の傷についても理解してもらい、再度、被害弁償の提案をすることにしました。
その後、執行猶予付き判決をもらうとともに、被害者の保護者とも示談を締結することができ、事件が終了になりました。

【弁護士からのコメント】
拘置所での生活は、通常の人にとっても大変です。高齢者で、体に障害のある人であればなおさらです。
できる限り早い身体拘束からの解放のためにも、できる限り早く弁護人を選任することが大切です。
取扱事例6
  • 詐欺・受け子・出し子
持続化給付金詐欺で執行猶予を獲得した事例
【相談前の状況】
依頼人は、知人から持続化給付金詐欺を持ち掛けられ、経済的に困窮していたことから詐欺に加担してしまいました。依頼人は、その知人に大半のお金を持っていかれてしまっていたため、全額返金することができない状態でした。
依頼人は、警察や検察から取調べを受け、在宅起訴されました

【解決への流れ】
私が弁護人に選任された後、再度、被害弁償の交渉をしましたが、一括返済以外は受け付けないといわれ被害弁償はできませんでした。
そこで、交渉の経緯や今後返済する意思があることを記載した報告書を作成し、裁判で証拠として提出しました。また、情状証人はいませんでしたが、被告人質問でしっかり反省していることを示し、返済の意思のあることをしっかり示しました。
その結果、無事執行猶予判決を獲得することができました。

【弁護士からのコメント】
持続化給付金詐欺で受け取ったお金を全額返済できない場合でも、一部だけでも被害弁償する旨申し出るなど返済する意思があることを示すこと、後々、一括弁済するために具体的に方法を考えていることなどをしっかり示すことなども大切なのではないかと思います。
取扱事例7
  • 少年犯罪(加害者側)
隠していた非行事実が後日発覚した事案

依頼者:男性

【相談前の状況】
少年は、少年院に入所中に、過去の非行事実が発覚して、再び逮捕・勾留されてしましました。発覚した非行事実は、大胆な手口であり、決して軽微な非行事実とは言えない状況でした。

【解決への流れ】
私は、弁護人に選任された後、少年と面会して長時間話し合いをしました。
少年は、人懐っこい感じがして、目も生き生きとしているような感じであり、少年院での教育が功を奏していると感じました。また、少年を更生させるためには、新たに処分をするのではなく、今の少年院での環境を維持することが大切であると考えました。
その後、何度も少年と面会を繰り返し、自分自身でしっかりとこれまでの人生を振り返り、今後反省し、しっかりと更生するためには何が必要かを話し合いました。
そして、少年を更生させるためには、現在の少年院の環境、少年の非行原因が減少し、更生が進んでいること、将来の目標があることなどから、新たに処分を加える必要はない旨意見書を、家庭裁判所に提出しました。
その結果、本件については、少年は不処分となりました。

【弁護士からのコメント】
少年の中には、友達を思うために非行事実の一部を隠してしまう子も少なくありません。そして、後日、逮捕・勾留され、より重い処分を受けるということも珍しくはありません。今回は、最初の打ち合わせの段階で、少年の更生が進んでいると感じることができました。そして、今後も順調に更生が進んでいくためには、現在の環境がふさわしいと感じていたので、不処分という結果を得られて安心しました。
取扱事例8
  • 器物損壊
器物損壊で早期に身柄を解放してもらった事案

依頼者:60代 男性

【相談前の状況】
Xさんの職場の近くに、いつも違法駐車している車両があり、通行の邪魔になっていました。Xさんは、何度注意しても、違法駐車を止めないことに苛立ち、道路に落ちていた大きな石で、車両をボコボコにしてしまいました。
そのため、被害者であるYが刑事告訴をしたため、Xさんは逮捕されてしまいました。
Xさんは、小規模な会社の社長であり、長期の身体拘束は業務にも重大な支障が生じることになりかねない状態でした。

【解決への流れ】
私が弁護人に選任された後、直ちに、被害者に示談交渉を申し込みました。
しかし、被害者は仕事が忙しく、なかなか連絡が取れない状況であったこと、車両の見積もりなどをとったり、損害額を精査することにも時間がかかる状況でした。
私は、Xさんとその妻と相談して、(損害額を確定できないため)大まかな内容にはなるがYにっとて極めて好条件の和解案を提示し、Yに内諾をもらいました。そのことを検察に報告し、示談書を交わす前に、処分保留で釈放してもらうことができました。

【弁護士からのコメント】
 検察官からは、弁護人が最後まで責任を持って示談を締結すること、示談結果を検察に報告すること、示談内容の手続きに協力することが条件ではあるが、示談成立前に処分保留にするといわれました。
 弁護人がついていることで、早期身柄解放が実現した事案であると思います。
 また、勾留中のXさんからの伝言を会社に伝えていたため、会社の業務にも重大な支障が生じずに済みました。
取扱事例9
  • 示談交渉
迅速な示談交渉により不起訴処分となった事案(傷害事件)

依頼者:40代 男性

【相談前の状況】
Aさんは、飲み会の帰りに乗ったタクシーの運転手と口論になり、暴力をふるい傷害を負わせてしまい、逮捕勾留されてしまいました。

【解決への流れ】
小職が弁護人に選任された後、Aさんの母親に示談金を用意してもらい、タクシー運転手と示談をしました。そして、タクシーの運転手には、示談締結後に、被害届を取り下げに行ってもらいました。
その結果、Aさんは不起訴処分となり、前科がつくことを免れました。

【弁護士からのコメント】
迅速な示談交渉により、前科が防げることもあります。
できる限り早く、弁護士にご相談に行かれることをおすすめいたします。
取扱事例10
  • 強盗
強盗予備罪で執行猶予となったケース
【相談前の状況】
Xさんは、強盗をしようと思い、深夜徘徊をしていたところ、警察に職務質問を受け、強盗予備罪で逮捕されてしまいました。

【解決への流れ】
小職は、Xさんに対して、なぜ道を踏み外すようなことになったのか、これまでの人生において、犯罪に至る分岐点はどこにあったのかをじっくり考えるように指示しました。犯罪に至った原因を深く考えられなければ、そもそもどうして更生していくのか方法を見つけることはできないからです。そして、考えたことを、Xさんは尋問でしっかりと供述することができました。
また、Xさんの母親とも、社会復帰後のXさんの更生方法を検討し、証人尋問において、しっかりと供述することができました。
その結果、Xさんは執行猶予判決を得ることができました

【弁護士からのコメント】
刑事弁護をするうえでは、被疑者に反省を促すことも弁護士の役割であると考えています。なぜ犯行に至ったのか、原因を探求し、更生の方法を考えていくことが大切です。
取扱事例11
  • 万引き・窃盗罪
窃盗被疑事件で処分保留にしてもらったケース
【相談前の状況】
Aさんは、交際相手がパチンコ店で置き忘れられていた残金のあるカードを換金し二人で使用してしまったことから、警察で取り調べを受けることになりました。

【解決への流れ】
相談後、直ちにカードの所有者と示談交渉をして、「刑事処分は求めません」という内容の示談を締結することに成功しました。
その結果、担当刑事から、「本件は警察預かりにします。」(書類送検すらしない)と連絡を受け、処分を受けないこととなりました。

【弁護士からのコメント】
迅速に示談をした結果、依頼人の経歴に「前科」がつくことを防ぐことができました。
取扱事例12
  • 暴行・傷害罪
暴行罪について、検察官と交渉をして不起訴処分にしてもらったケース

依頼者:50代

【相談前の状況】
Bさんは、スナックで過剰な請求をされたことでトラブルになり、スナックの店長ともみあいになった時、顔に手が当たってしまいました。
スナックの店長は、傷害事件として警察に通報したため、刑事事件となってしまいました。

【解決への流れ】
Bは、傷害行為自体は否定していましたが、口論となったことについては自分にも非があると考えていたこと、仕事で忙しく、できれば早急にこの紛争を解決させたいと考え、私に示談交渉を依頼しました。
私は、傷害の程度も考慮して、Yに対して、10万円の示談金を提案しました。しかし、店長は「自分の業界では1発100万円が相場だ。けがをして仕事を休んだ分も支払え」等と言い多額の示談金を要求してきました。
 このような店長と示談交渉をするのは困難であると考え、担当検察官に示談交渉の経過を説明するとともに、10万円の示談金であればいつでも支払う用意ができていること、傷害の結果等についても考慮してほしいと伝えたところ、不起訴処分にしてもらうことができました。

【弁護士からのコメント】
ときどき過剰な慰謝料を請求してくる被害者もいます。
そのようなときには、被害者の属性、主張内容、こちらが支払うと主張している金額等を検察官に伝えておくことも大切だと思います。
取扱事例13
  • 強盗
強盗致傷罪の裁判員裁判で不利な認定を回避できたケース
【相談前の状況】
 Kは、深夜、友人たちと一緒に、通行人から暴力をふるって金銭を奪ったということで、強盗致傷の罪で逮捕・勾留されました。この事件は、強盗致傷であるため、裁判員裁判となりました。友人たちは、「主犯は、Kで自分たちは下っ端として活動しただけだ。」とKに罪をなすりつけるような主張をしていました。

【解決への流れ】
私は、弁護人に選任された後、共犯者の弁護士と協力して、被害者と示談を締結することに成功しました。
 公判において、 検察は、「Kが主犯」ということを立証するために、共犯者を証人尋問したのですが、私の反対尋問の結果、証人の供述は信用性が極めて乏しいものとなりました。
検察は、Kが主犯であることを前提として、懲役6年の求刑をしてきましたが、判決では、Kは主犯であるとは認定されておらず、懲役3年に処せられました。

【弁護士からのコメント】
示談が締結できたこと、主犯であると認定されなかったことから求刑の半分の量刑になったのだと思います。共犯者間では、罪の押し付け合いがあるので、慎重に対応する必要があります。
取扱事例14
  • 万引き・窃盗罪
転売目的の窃盗で執行猶予を判決を得たケース

依頼者:20代 男性

【相談前の状況】
Aは、近隣の大型量販店から、プラモデル等を盗んで、近隣の中古販売店で換金するという行為を繰り返していました。そして、ある日プラモデルを盗んで駐車場に向かっているところ、警備員に見つかり、逮捕されてしまいました。

【解決への流れ】
私は、弁護人として、複数の店舗と示談交渉をしたところ、1店舗だけ示談に応じてもらうことができました。
公判では、本人がしっかり反省していることを示せたこと、保護者が情状証人として管理監督を約束してくれたこと、被害者の一部と示談が締結できたことなどから、執行猶予付きの判決となりました。

【弁護士からのコメント】
1件であっても被害弁償できたことがAさんにとって有利に働きました。
また、ご家族の「Aさんを立ち直らせたい」という気持ちが、Aさん自身にも伝わり、とてもよかったと思います。
取扱事例15
  • ひき逃げ・当て逃げ
ひき逃げ事故で逮捕された被告人の身柄を迅速に解放

依頼者:10代 男性

【相談前の状況】
大学生であったAさんは、深夜車を運転していたところ、40代の女性を轢いてしまいましたが、怖くなって逃げてしまいました。夜が明けるとともに、警察に自首したのですが、逮捕・勾留されてしまいました。当初、国選の弁護士が選任されていたのですが、なかなか接見にも行ってくれず、忙しいので、起訴後に保釈請求とかもできないと言われてしまい、ご家族の方は大変困っていました。

【解決への流れ】
起訴後、弁護人に選任されたのち、迅速に保釈請求をして、被告人を保釈してもらいました。保釈されたことにより、大学の定期試験を受けることもでき、留年を回避することができました。
また、被害者の方にお会いして、直接謝罪させていただきました。
その結果、執行猶予判決を得ることができました

【弁護士からのコメント】
ご家族の方が、勇気をもって弁護人を変えたおかげで、Aさんは留年を待逃れることができました。もし、当初の国選弁護人に任せたままであれば、大変なことになっていたところでした。
取扱事例16
  • 不起訴
過酷な取り調べを耐え抜き、不起訴処分を勝ち取ったケース

依頼者:男性

【相談前の状況】
 ある日、Cさんは、身に覚えのない通貨偽造の罪及び偽造通貨行使の罪で逮捕されました。
 
【解決への流れ】
 私は、Cさんの親族から依頼を受け、弁護人に選任されました。
 私は、ほぼ毎日、Cと面会しました。そして、Cさんに、家族のメッセージを伝えたりして励ましました。また、Cさんから、取調べの内容を確認し、自白の強要がなされていないかを確認しました。また、Cさんに、捜査官の質問の意図などを、丁寧に説明し、取調べの対策を行いました。
 その結果、Cさんは、頑張って過酷な取調べを耐え抜き、証拠不十分で不起訴処分となりました。

【弁護士からのコメント】
 頻繁に面会を重ね、虚偽の自白調書の作成を防ぐことができたため、不起訴に持ち込むことができました。

 捜査官は、「被疑者に騙されてはいけない」という強い意識を持って取調べに臨むので、犯行を否認している被疑者=嘘つきと考えています。だから、犯行を認めていない被疑者に対しては、真実が何なのかを知りたいという視点ではなく、なんとしてでも嘘を見破って自白させてやるということに重点が置かれてしまいます。そのために、自白を強要されることがあります。時には、強い口調で攻め立てられたり、事件とは無関係に人格を非難されたり、自分の両親の人格まで否定されることもあります。いすや机をけられるということも珍しくありません。
 また、捜査官は、被疑者が自分の行動を説明しても、「なんで?」「なんで?」さらに突っ込みを入れるような取り調べが行われることが多いです。人間誰しも、常に合理的な行動をとっているわけではありません。しかし、「普通こうだよね。君の説明していることは合理的じゃないよね。」「ふつうはこういう行動をとるよね。君の説明している行動は合理的じゃないよね」と強い口調で攻めたてられると、人は、確かに、普通はこうだよな、とパニックになることも多く、その通りかもしれませんね、と捜査官の描いた合理的なストーリーを認めてしまう人もいます。
 また、あまりにも取調べが過酷なので、精神的に疲れてしまって、早く取調べを終わらせるために自白する人もいます。後日、裁判官に正直に話せばわかってくれると考えている人もいるようですが、裁判官は神様ではありません。虚偽の自白をした際、暴力が振るわれたなどの客観的証拠や、明らかに自白が客観的証拠と矛盾するなどの事情がない限り、虚偽の自白をそのまま真実として取り扱われてしまいます。
このような虚偽の自白を防ぐためには、被疑者の精神力と弁護士のサポートが必要不可欠です。
取扱事例17
  • 不起訴
迅速な示談交渉の結果、不起訴処分となったケース

依頼者:20代 男性

【相談前の状況】
 Aさんは、仕事帰りに、つい魔がさして、若い女性に強制わいせつをしてしまい、警察に逮捕されてしまいました。Aさんには、前科前歴はありませんでした。

【解決への流れ】
 私は、Aさんの親族から私選弁護人に選任され、早急に被害者と示談交渉を行い、示談を締結することができました。
 その結果、Aさんは、不起訴処分となり、前科が付くことを回避することができました。
 また、逮捕時の就業先は、退職せざるを得ませんでしたが、前科がつかなかったため、早い段階で、再就職先を見つけることができました。

【弁護士からのコメント】
わいせつ系の事案では、被害者は、加害者と接触したくないため、弁護士を介さなければ示談できないケースがほとんどです。本件では、加害者の家族が、逮捕後、早急に弁護士に依頼をしてくれたおかげで、スムーズに示談を締結することができ、その結果、不起訴処分に持ち込むことができました。
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