職場ハラスメントでの適応障害、組織と加害者を訴えるには?

国家公務員として勤務していますが、職場でのハラスメントが要因と思われる適応障害と診断され、2025年8月から(約90日)休職しました。現在は復職していますが、同僚(補佐)も同じ加害者から不安症を発症し(約30日)休職後に復帰しています。二人とも同じ加害者による被害で休職に追い込まれた経緯があります。

私の医師の診断書には「加害者と建物を分けるように」との指示がありましたが、私は加害者と同じ建物の別フロアに異動となり、完全に分離されていません。一方で同僚は加害者から離れた場所に異動できており、この対応の差にも疑問があります。私は管理職、同僚は補佐という立場の違いもあり、組織の対応に不公平さを感じています。

さらに、休職時の8月に私はハラスメント等について嘆願書を上司に提出し、部下のお願いも添えて正式に訴えました。しかし上司はその嘆願を握りつぶし、組織に共有しませんでした。その後、私が休職中に部下が不安症になった経緯や加害者による私へのハラスメント報告もあり、9月末に改めてハラスメント相談を上司に提出しましたが、これも握りつぶされました。休職中の10月3日に上司にその事実を握り潰していることを打ち明けられたことで私の心身は悪化し、10月6日には医師から「ハラスメント相談がきちんとなされていないことが回復を妨げている」と指摘され、然るべき対応を指示されました。ようやく10月8日ころから組織が動き出しましたが、対応の遅れは明らかです。(11月現在私へのハラスメントの聞き取りを実施しましたが進捗について聞いてもやってますしか回答はありません。)

診断書、給与明細、時系列記録などの証拠は揃っています。私は会社(組織)の責任だけでなく、加害者個人の責任も追及したいと考えています。さらに、同僚と一緒に共同原告として訴えを起こし、組織的な問題として認定されるようにしたいと考えています。慰謝料、休業損害、後遺障害、逸失利益などの請求を視野に入れています。

【質問】
・国家公務員の労働条件やハラスメント案件に詳しい弁護士はいますか?
・労働審判と裁判、どちらが有利でしょうか?
・会社と加害者個人を併せて訴えることは可能ですか?
・診断書の指示に反して同じ建物に配置されたことは、安全配慮義務違反にあたりますか?
・管理職と補佐で対応に差があることは、不当な取り扱いと認められる可能性がありますか?
・嘆願書やハラスメント相談を上司が握りつぶしたことは、組織的隠蔽や職務怠慢にあたりますか?
・医師の指示後にようやく組織が動いたことは、対応遅延として責任追及可能でしょうか?
・同僚と共同で訴える場合のメリットや注意点、請求可能な範囲について教えてください。

匿名での投稿ですが、経験豊富な弁護士の方からアドバイスをいただければ幸いです。

本相談は、ネットでのやりとりだけでは、正確な回答が難しい案件です。本件は、法的に正確に分析すべき事案です。素人判断は大いに危険です。法的責任をきちんと追及されたい場合には、労働法にかなり詳しく、上記に関係した法理等にも通じた弁護士等に相談し、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。

【質問】
・国家公務員の労働条件やハラスメント案件に詳しい弁護士はいますか? →いると思われます。
・労働審判と裁判、どちらが有利でしょうか? →断言できないのです。
・会社と加害者個人を併せて訴えることは可能ですか? →民間だと可能です。が、国家公務員ですから加害者を訴えても法的責任をとえない可能性が高いです。
・診断書の指示に反して同じ建物に配置されたことは、安全配慮義務違反にあたりますか? →断言できないのです。
・管理職と補佐で対応に差があることは、不当な取り扱いと認められる可能性がありますか? →ありますが、可能性は行くそうです。
・嘆願書やハラスメント相談を上司が握りつぶしたことは、組織的隠蔽や職務怠慢にあたりますか? →客観的証拠が不可欠です。
・医師の指示後にようやく組織が動いたことは、対応遅延として責任追及可能でしょうか? →可能性はありますが、断言できないのです。
・同僚と共同で訴える場合のメリットや注意点、請求可能な範囲について教えてください。 →内容次第ですが証拠関係でしょうか?

法的責任をきちんと追及されたい場合には、労働法にかなり詳しく、上記に関係した法理等にも通じた弁護士等に相談し、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。弁護士等への直接面談・直接相談によって今後の対応を検討すべき事案です。