『 不貞なき慰謝料請求に困っています 』

【発端】

仲良しのお友達(既婚女性)との3ヶ月の不倫疑惑

【事実】

《無し》

不貞行為、準ずる肉体関係、キス、飲酒、自宅密会、夜間密会、ホテル密会、旅行、お付き合いの事実、下ネタなど卑猥なトーク、2ショット写真

《有り》

カフェでお茶、週1での共有趣味のランチ食べ歩き、50分ほどの所へ車でランチ、LINEでのお友達ノリの非常にくだらない内容のやり取り(頻度は多い)、一度だけ手を繋いだ(これが全ての中で最大の行為です)

《証拠》

LINEの内容のみです。

非常に仲がいいのでくだらないやり取りが主で、当然不貞の証拠となり得るものはありません。

逆にその中に、既に婚姻関係が破綻していた事を伺わせる

「GPSを持たされてる」
「旦那が嫌い」
「結婚相手を間違えた」

という内容はあります。私はそこに対して何の言及もしておりません。

【時系列】

相手方:代理人弁護士から不貞行為認定で慰謝料100万越の請求

私:書面にて、事実はありませんで否認

相手方:民法709条不法行為で慰謝料100万越の請求

私:成立要件を満たしていないで否認

相手方:半額で示談に応じる、応じなければ訴える

私:成立要件を満たす具体的かつ客観的証拠をご提示ください

相手方:代理人弁護士辞任

相手方:直接本人からDMにて、半額で示談に応じる、応じなければ訴える

私:成立要件を満たす具体的かつ客観的証拠をご提示ください。抽象的ですと検討のしようがありません

相手方:訴えます!

※相手方夫婦は私が原因で離婚に至っている訳でもありません

【質問1】
裁判官の判断は、心象で決まるものなのか? 法的基準なのか? 

事実ベースだと709条不法行為の成立要件を満たさず成立しないと思いますが、感情論や一般論でストーリーを作られ精神的苦痛を前面に押し出されて裁判官が同調すると不安です

【質問2】
この案件の見解をお聞かせください。

慎重な性格なのであらゆるリスク想定して1%でも備えておきたいと考えています。弁護士の先生には、実際に訴状が届いてからお願いしようと思っています。

【質問3】
実際に、素人が直接訴える労力と可能性に関して

かなり準備と手続きが大変と聞きますが、実際如何でしょうか?

裁判官の判断は証拠準拠です。不貞やそれに準ずる行為がないのであれば、相手が主張しているからと言って証拠もないのに認定されるということはないかと思われます。

ご記載の内容からすると不貞慰謝料が認められる可能性は低いように思われます。

労力等はかかりますがご自身で本人訴訟をされる方はいらっしゃいますので可能性はあるかと思われますが、ケースとしては多くはないのではないかと思われます。