給料過払い返済について
今年の2月に去年から1年間間違えての休日出勤手当の31000円をその他手当につけていて休日出勤していないのに支払っていたことがわかったと社長に言われました、わかったときに社長と話しあってボーナスから引いて行くとなっていたのにボーナスから引かず話し合いを反故にして8月の給料から引くとなりましてた8月の給料から引かず9月の給料から引いてまた話し合いの結果が変わり、今年の12月で退職することにしました、退職にあたり過払いの支払いをどうするか話し合いをしましたら、11月と12月の給料からそれぞれ2万ずつ引いて退職後は振り込みで5万ずつ返すとなりました、今日急に11月と12月の給料から分割で17万ずつ引くと言われました給料日が5日で生活が厳しいですそもそも雇用契約書も労働条件通知書ももらってなく知らない内に手当が今まで増えていて今回の給料過払いの手当も給料上げてくれたと思っていたからわからなかったのに社長の言い分どうりに返さないと行けないのですか
会社が一方的に過払い分を給与から控除(天引き)することは、原則として「賃金全額払いの原則」(労働基準法第24条)に違反するため認められていません。賃金から控除が認められるのは、社会保険料などの法令で定められたものや、労使協定で合意されたものに限られます。したがって、過払い金の返還は、現金手渡しや銀行振込など、給与とは別に支払うのが原則的な方法です。
この原則には例外があり、労働者の自由な意思に基づく同意がある場合や、「労働者の経済生活の安定を脅かすおそれのない」合理的な範囲での清算的相殺の場合には給与からの控除が認められることがあります。
ご相談のケースにおいて、会社が突然11月と12月の給与からそれぞれ17万円という高額を控除しようとすることは、以下の点から問題があると考えられます。
労働者の経済生活への影響 月17万円という控除額は、ご自身の生活に大きな影響を与える可能性が高く、「労働者の経済生活の安定を脅かす」ものとして、同意なく一方的に控除することは認められない可能性が高いです。
また、これまで会社側が何度も返済に関する合意を一方的に変更してきた経緯を踏まえると、今回の高額な控除案に同意したとしても、それがご自身の「自由な意思」に基づく有効な同意とは見なされない可能性があります。
以上のことから、社長の言い分通りに高額な給与天引きに応じる法的な義務はないと考えられます。
過払い金の返還義務自体は残りますが、その返済方法については、ご自身の生活状況を十分に伝えた上で、再度会社と協議すべきです。会社側にも、返還額が多い場合には分割払いを認めるなどの配慮が求められます。当初合意した「11月と12月の給与から2万円ずつ、退職後は月5万円の分割払い」といった、生活を脅かさない現実的な返済計画を改めて提案し、交渉することが望ましいでしょう。
ありがとうございます
もう一度交渉してみます