不当解雇と高年俸社員の訴訟リスクについて弁護士に相談したい
今年の5月に中途採用で入社した会社から、
8月末の退職勧奨2回をお断りし、
その1週間後になんと即日解雇されました。
解雇理由書には
「与えた職責に対して理解不足、能力不足、期待した能力を有していない、勤務態度不良」
とのことです。全くの言いがかりです。
人事評価も、指導もなにもありませんでした。
試用期間は3か月で、5か月弱勤務しました。
期間の定めなしの雇用契約です。
入社してから、融資や経理で、
法に触れる不正な取引をたくさん見つけて、
それを指摘したことが、社長の逆鱗に触れたようです。
さっそく、
個人の弁護士事務所へ、
相談をしたところ、
「高年俸の中途採用者への解雇事由は一般的なものより緩く、解雇無効を争うには難しいかもしれない」
と回答されました。ショックです。そんなものでしょうか?
30分しか話せなかったので、こちらの実情までは話せなかったのですが。
※年収1800万円です。
資金調達が君のミッションだったと社長は言うのですが、入社時にそんな明確な説明はなく、幅広く経営に従事して欲しい旨で入社し、この3か月の間は、普通に職務遂行を行い、金融機関を繋げたり、専門的資料を作ったり、さあこれから仕掛けようという時なのに、
たった3カ月の判断で解雇にされるのかとむしろ、驚いております。
【質問1】
このような解雇は有効なのでしょうか?
能力不足という理由をつければ簡単に解雇できるのでしょうか?
【質問2】
高年俸の社員の解雇の訴訟は、
解雇有効になりがちなのでしょうか?
会社側は「気に入らない社員は解雇し放題」なのでしょうか?
【質問3】
地位確認の訴訟をすることになるのでしょうが、
これは終結後には職場復帰できるのでしょうか?
解決の行く末はどのような形になるのでしょうか?
具体的な事情によって変わってくるため,公開相談の場での回答は難しいかと思われます。高年俸での中途採用については,能力不足での解雇が認められやすいという側面があるのは事実ですが,簡単に解雇が認められるというものではないかと思われます。
争い方としては解雇無効を争うので,地位確認訴訟となるかと思われます。
最終的な着地点として解決金を支払ってもらい合意退職となることが多いように思われます。
【質問1】
このような解雇は有効なのでしょうか?
能力不足という理由をつければ簡単に解雇できるのでしょうか?
→一般論として回答するならNOです。ただ、会社がどのような証拠を持っているかによります。会議の録音やメール、他の社員の証言など、労働者側に見えていない証拠が出てくる可能性はあります。それでも簡単に解雇ができることにはなりませんが、会社にとって交渉を少しでも有利にするために証拠集めはするでしょう。
【質問2】
高年俸の社員の解雇の訴訟は、
解雇有効になりがちなのでしょうか?
会社側は「気に入らない社員は解雇し放題」なのでしょうか?
→高年俸の社員の解雇事件で、私が労働者側を代理したケースで解雇有効になったことはありません。
【質問3】
地位確認の訴訟をすることになるのでしょうが、
これは終結後には職場復帰できるのでしょうか?
解決の行く末はどのような形になるのでしょうか?
→地位確認の訴訟の前に、代理人交渉があり、労働審判があります。いずれの場合でも、職場復帰は労働者側も会社側も望まないケースがほとんどのため、労働者側が本音では金銭解決を望んでいながら建前では職場復帰を求め、最終的に会社が解決金を払って退職合意という金銭解決の形が多いです。