家族経営の会社倒産時、個人資産と子供への影響は?

私の夫は小さい衣料品販売の会社を経営しています。
先代から譲られました。譲られた時から赤字体質で、借金がかさんでいます。
銀行、信用組合、金融公庫などから借りています。町金など怪しいところからは借りていません。
会社としては、もうこれ以上借りられないくらい借りています。
夫個人の名義でも借りています。
コツコツと貯めた夫の預金は会社の借金返済に充てられました。
夫個人の生命保険も解約して、会社の資金に充てています。
家は抵当に入っています。
夫個人の財産はほとんどありません。
夫が社長で、夫の弟が副社長です。
2人は仲が良く、何年もギリギリの経営なのに諦めず頑張っています。
今年に入って、夫の給料はほとんど出ていません。
私の給料も、3か月出ませんでした。
私は結婚して以来30年夫の会社で働いています。
役員ではありませんし、連帯保証人にもなっていません。
会社が倒産した場合、私の財産はどうなりますか。
私は預金を200万円くらい、現金を600万円くらい持っています。
大学生の子供がいますし、私と夫との老後も考えるとこの財産は守りたいです。
私に備えておくことはありますか。
また、4人の子供がいます。全員成人しています。子供たちが困ることはありますか。
親の借金を返すのは、私達の代で終わりにしたいのです。

原則として、夫婦であっても個人の財産はそれぞれ独立しており(夫婦別産制)、ご自身が会社の債務について連帯保証人になっていない限り、会社の債務やご主人の個人的な借金を返済する法的な義務はありません。
また、成人されているお子様たちが会社の債務について連帯保証人になっていない限り、ご両親の会社の債務を返済する義務は法的にありません。親の借金が子に引き継がれることは原則としてありません。

そうなのですね。
安心しました。
財産の面で、私がしておいた方がいいことがあれば教えてください。