成年後見人による民事訴訟
相談内容:
実の両親(60代)が統合失調症の長女(30代)の成年後見人となりたいので、そのための手続きを教えてください。法務局によると、可能であるとの見解がありましたが、実際の方策を教えてください。
後見人となり、娘にかわり安全配慮義務違反により精神疾患が重篤したので、勤務先を労災民訴を検討しています。
親族後見人については、家庭裁判所において手続きを教示してもらえると思いますので、まずは最寄りの家裁に問い合わせてみましょう。ビデオを見せられたりして、くれぐれも金を使い込むなとしつこく説明を受けることとなります。
なお裁判所により多少基準が異なりますが、本人の財産が1000万円を超えてくると、裁判所が無関係な専門職を後見人に選任することになります。必ずしも親族が後見人にはなれません。
A弁護士の回答に補足を致します。
もともと勤務先を労災として訴訟提起することを考えているとのことです。であれば、むしろ最初から労災に詳しい弁護士を成年後見人として指定して貰った方がよろしいかと思います。その点も家庭裁判所にご相談になるとよいでしょう。