職場内窃盗事件で指紋から個人特定は可能か?警察の対応は?
職場内での窃盗が多くあり、今回も現金が抜かれる事件が発生しました。
被害者は個人ロッカーの施錠はしていませんでした。
上司に報告し、警察が介入したようです。
本人の財布から他者の指紋が検出されたようですが、財布の材質上、個人の特定ができる指紋では無いかもしれないと。
検出された指紋を詳しく調べ、必要に応じて職員の指紋を調べるかもしれないとの事でした。
ここで、このような状態から個人を特定できるのかどうか疑問に思って質問をしました。
個人を特定できるのかどうか分からない指紋から個人は特定できるのでしょうか?
また、職員の指紋を取るほど、警察は動くのでしょうか?
個人ロッカーの施錠をしていないので、自己管理を徹底していないのも悪いと思いますが
元警察官の弁護士です。
不完全な指紋であっても照合できることがあります。
まずは、警察のデータベースとの照合ですが、職場内の人全員が犯罪経歴を有しているとはおよそ考えられないので、協力を得て照合することになるかと思います。
また、それ以外でも被害日時と出勤、出入り状況(付近防犯カメラなどで)と照らして、絞り出しをします。
ただし、容疑者が複数居ると、結局誰が真犯人なのか判然としないケースが多々あります。
回答ありがとうございます
ちなみに指紋はどれぐらい残ってると、証明出来るんですか?