弁護士と連絡がとれない、現状について共有がない
離婚訴訟依頼中です。なかなか弁護士と連絡も取れず、現状の状況もどうなっているのかも共有がないため、わかりません。弁護士変更も視野に入れておりますが、どのような手順をふんで手続きしたらよいかわからないと言うことと、費用についてはどうなりますか?
弁護士との通常の委任契約においては、依頼者はいつでも委任関係を解消することができることとなっています。
そのため、委任契約自体は、相談者様が、受任弁護士に対し、委任関係を解消したい旨連絡することでできるのが通常です。
もっとも、費用の取扱いについては、弁護士との契約内容により様々で、一概にはお答えできません。例えば、着手金や成功報酬については、これまでの業務の成果に応じて協議の上清算されるのが通常ですので、着手金が全く返金されない場合や、成果次第では、成功報酬の一部について支払ってほしいと言われる場合もあります。
なお、裁判所との関係では、辞任した弁護士が裁判所に辞任した旨を連絡すれば、裁判所から相談者様に対して何らかの連絡があるでしょう。
相談者様としては、裁判所に対し次の弁護士を探していることを伝え、次回期日を再調整する等の対応をしてもらうことになります。
連絡がつきにくいので解任します、と連絡すれば契約は終わりです。
ただ、その前に連絡がとれない期間や内容などを明らかにして、
その弁護士の対応に問題がないのかを同業者からも検討してもらった方がいいです。
費用については、そこまでの進捗状況です。
解決直前なら着手金の返還はなく、成功報酬も満額に近くなります。