設計士の不当解雇、合理性判断の基準は?
不当解雇で会社と戦う予定です。
先日不可解な解雇をされてしまい。
能力不足と解雇理由書に書いてありましたがそれに見合う心当たりがなくて。
私は
設計士であり
年俸1300万円で半年前に雇われました。無期限雇用です。
ネット検索で調べたところ、
労働契約法上、解雇が有効と認められるには「客観的に合理的な理由」と「社会通念上相当性」が必要なのがわかりました。
しかし、私のような設計士は、
職種を限定された高度専門職の扱いをされてしまい
解雇されやすいともネットに書いてあるように感じます。
・具体的な業績評価や数値目標との乖離を示す証拠
・教育・指導や配置転換などの改善措置を尽くした記録
などの一般的な解雇に必要な社内判断書類は必要ないのでしょうか?
裁判所は、それらの解雇手続きがなくても、私のような専門的な仕事は
「合理的な解雇理由」は必要なく解雇できると判断するものでしょうか?
つまり
「高年俸・高度専門職だからこそ」
客観性・合理性解雇の理由の判断は甘くなり、能力不足理由で解雇が認めら安くなるということでしょうか?
高年俸・高度専門職であっても、解雇の有効性が緩やかに判断されるわけではありません。
能力不足を理由とする解雇が有効とされるためには、一般の労働者と同様に、
①具体的な業績評価や数値目標との乖離を示す客観的証拠、
②教育・指導や配置転換などの改善措置を尽くした経過記録
といった裏付け資料が必要です。
単に「高い給与を支払っている」「専門職である」といった事情のみで、
「客観的に合理的な理由」や「社会通念上の相当性」の要件が緩和されることはありません。
これらの客観的根拠がないままになされた能力不足解雇は、裁判上無効と判断される可能性が高いといえます。
林先生ありがとうございます!
職種限定の高度専門職でも
解雇は容易いのではなく、
むしろ難しそうですね!
少し安心してきました。
ありがとうございます!