余罪の調査方法やデータベース利用について知りたい

余罪有無の調査の期間などは質問させていただいて分かったんですが、実際に余罪があるかをどのようにして調べるのか気になりました。

捜査機関が保有しているデータベースか何かを使って、1件ずつ確認するとかになるんでしょうか?
例えば、本罪との類似事件や重要犯罪のデータを見て、顔写真などを見ていくような検索方法とかを想像しました。

元警察官の弁護士です。

いくつかあって、
1犯行日時、場所の近接性や手口の酷似
 ただし、同一犯か言えない場合もあります。
2DNAの一致
3防犯カメラや目撃証言との容貌の一致・酷似
 映像の鮮明さや目撃の正確さなどによっては微妙なことも多いです。
4指紋の一致
 付着場所や状況によってなんとも言えないこともあります。
 例えば、屋外と屋内か、誰も立ち入れない場所か、付着物の流通性など

で判断します。
なので、データベースとして対比するとすれば、2、4です。
また、1もデータベースがありますが、人的に手作業でやります。

藤本先生、

ご回答ありがとうございます。

この余罪有無の調査は、結構見つかるものでしょうか? 自分が記憶がないところで何かしていないか不安でして…

事件によるとしか言えませんが、心当たりがないのであれば、そもそも余罪になることはあり得ないのではないでしょうか。

藤本先生、

ありがとうございます。
最近、強迫性障害ぎみな感じで、私が記憶がないところで何か重大事件起こしていないか不安になってしまっています…
警視庁の資料を見ると、令和に入ってから重要犯罪の検挙率が9割以上になっているので、そのような事態を起こしていたらとっくに捕まっていると自分に言い聞かせているんですが…

藤本先生、

度々すいません。
これは同種の事件であれば、重要犯罪も確認するという認識なんでしょうか?
優先的にされるとかありますか?

指紋やDNAであれば機械的にやってますが、手口や防犯カメラとの対比などは、事情によりケースバイケースです。疑いがそこまで高くないならば、わざわざやらないことも割とあります。

そうなんですね…

ひとまず、検挙率が高い重要犯罪であれば、これまでに既に検挙されているであろうと思っておきます…