高齢の母親の離婚について
早速ですが、相談内容は以下でございます。
高齢の母親の離婚についてとなります。
質問1.息子が委任状を母親に書いてもらい、代理で弁護士さんと進めることは可能か。
よろしくお願い致します。
不可能と解されます。
いくら親子といえど、法律上、離婚についての代理人になることはできません。
また、離婚は調停前置主義が適用され、合意で成立しない場合は、調停から始めることになります。
家事調停は、本人の出廷を求められることがあり(最近はそうでもないですが)、最終の取り決めの際は必ず出席を求められます。
一般民事であれば、委任条、委任契約は、本人から頂いて、実質的なやりとりは、息子さんと行う、などの場合もありますが、
家事事件の場合は、本人に確認すべきことが多いので、それも難しいでしょう。
以上、ご参考まで。