借地権付建物からの退去について

弟が地方に住んでいます。土地は祖父の代(大正時代)からの借地です。
地方なので借地権付き建物の取引は実質上全くなく、借地権は無価値です。
老朽化したので借地権は主張せずに放棄して引っ越ししたいと思っているとのことですが、底地権者は法律の規定通りに解体整地をしてから退去するようにと主張しています。解体・整地には約500万円かかるとのことでこの費用が払えず引っ越しできません。例えば建物買い取り請求権等を活用して、解体・整地にかかる費用と建物買い取り請求額を同額にして実質持ち出しなしで借地権を放棄するなど、何か良い方法はないでしょうか?借地契約書はなく、いつが法定更新期日か分かりません。

期間の満了日がわかるといいですがね。
建物の時価はおそらく二束三文でしょう。
解体費との相殺は無理でしょう。
借地権を譲渡できれば一番いいでしょうね。

ご回答、有難うございました。
法規定に乗っ取った模範的回答ですが、これではj解決につながりません。
借地権が譲渡できれば一番良いのは分かっていますが、借地権の取引がなされていない地方都市ですからそれは無理です。
他の弁護士の方で何か良い案をお持ちの方がおられたらご回答お願いします。