検察官は書類送検時の刑事の意見を参考にするのか?

書類送検の際に、刑事さんが意見を付与すると思います。実際に、検察官の方々は、この意見を参考にすることはあるのでしょうか? それとも特に気にせずに判断するものでしょうか?

書類送検の際に、刑事さんが意見を付与すると思います。実際に、検察官の方々は、この意見を参考にすることはあるのでしょうか? 
それとも特に気にせずに判断するものでしょうか?
→処分の判断をするのは検察官ですので、特に気にせず判断はされていると思われます。

元警察官の弁護士です。

警察の意見は、犯罪の具体的内容(犯情)と一般情状を考慮して記載するものですが、検察官はこの意見に囚われるわけではなく、独自に判断します。
もっとも考慮する事情が同じであることに加えて、警察からの送致後から検察官の起訴不起訴判断までに追加事情が加わることが多いので、それをも踏まえた判断になります。

先生方、

ご回答ありがとうございます。
担当刑事さんから、被疑者の反省している旨の連絡をしてくれる場合、どのくらい聴いてくれるものなのでしょうか? 一意見として、受け取るくらいで留まり、特に検察官の判断には影響しないというものでしょうか?

検察官の判断に特段影響はない印象です。

ご回答ありがとうございます。
先生が警察官であられたときも、付与した意見が、検察官側で反映されているという印象は特になかったでしょうか?(何度もすいません)

正直申し上げると全く参考にしないと思います。
もちろん見る事情は重なるので方向性はある程度一致するでしょうが、やはり検察官は様々な事情を含めて判断するのと、反省はあくまで一般情状であって、犯情ではないので、そこまで重視もしないです。

藤本先生、

ご回答ありがとうございます。
刑事さんが親身になってくださった分、それを検察官の方がどのように受け取るのかが気になり質問させていただきました。

やはり、そこの情状は特に期待せずに、これからできることを弁護士さんと粛々とやったほうが良いわけですね…