万引きの後日逮捕の確率

下の子が生まれた後、産休育休手当だけでは生活費が足りず、日用品やスーパー等で万引きを繰り返していました。
元々抱えていた借金に加え、カードのローン、金融機関からの借金も膨らみ、どうしようも無くなり、夫にも相談出来ずでした。

夫の家族は自営業で、一般に比べ収入があるほうではありますが、私たち夫婦は財布は別なので生活費を貰ったことは一切ありません。

そして、今年4月、休暇明けで、時短勤務社員で職場復帰するも、給与は7/6しか貰えず、苦しい生活は続きましたが誰にも相談ができず、日々、万引きを繰り返してしまっていました。ただ、もうやはり、子どもも大きくなるにつれて、こんなお母さんではダメだと思い、万引きしなくなりました。

つい先日、もうどうにも首が回らなくなった時、義母の財布が目に入り、盗んで現金だけを盗み、近所のコンビニに捨ててしまいました。
義母は被害届を出していたようで、いつバレるかとドキドキしていました。

すると今日、夜に警察が来て、財布の件で話をしたいと言われ、防犯カメラに私が財布を捨てるところが映っていて、その写真を義母に見せると、私であるということご発覚したようでした。

とってしまったことを謝罪し、困った時には素直に言って欲しいと言われ、財布を盗んだ件の被害届は取り下げてくれる事に。

そして、警察から身分証の提示を求められたので、身分証を渡しました。

私が今、とても気になっていることは、万引きの件がもしかしたらバレてしまうのではないかという不安です。
身分証を控えられてしまったということは、万引きの証拠と照らし合わされる可能性があるのではないかと。

どなたかご回答頂きたいです。

元警察官の弁護士です。

義母様については、親族相当例(刑法244条2項)により告訴がない限り処罰できません。被害取り下げしてくれたということで、その心配はないです。

次に、過去の万引きとの照合ですが、今回の身分証提示はあくまで今回の事件の防犯カメラ映像との対比や身分確認のためであると見られ、以前の万引きの犯人との照合のために使う可能性は非常に低いと思います。
もしそういう利用をするのであれば、すでにその過去の万引きの事件についての取り調べもあるはずですし、そのような事情もないのであれば、やはり過去の万引きとの照合をされる心配は現状ではないと思います。