不貞の証拠や訴訟時の金額変更について
夫の不倫相手と示談交渉中なのですが、なかなか進まないので裁判に移行してもいいかな〜と思うようになりました。
そこで、まず証拠に関してお尋ねしたいです。
裁判をするにあたって、明確な証拠としては両者が確認できる動画や探偵の報告書など本格的なものが求められているみたいですが
二人が不貞を認めている場合でも、夫の自白の録音と肉体関係を裏付けるLINEのスクショが1枚、既婚者だと把握している言動のスクショ等では有用性が少ないでしょうか。
また、私が示談で最初に提示した金額を、訴訟時に無効にならない程度に増額することはできますか？
相手を慮って低めの額で請求をしたのですが、相手から反省の意思が全く見られなかったので、減額報酬で大変な思いをすればいいと思っています。
増額が裁判での心象に影響するのかも知りたいです。
よろしくお願いします。
ちなみに夫は不貞行為に関してなんでも喋ってくれる状態なのですが、証拠として使うのであれば具体的に何を聞いて喋らせたらいいでしょうか？
二人が不貞を認めている場合でも、夫の自白の録音と肉体関係を裏付けるLINEのスクショが1枚、既婚者だと把握している言動のスクショ等では有用性が少ないでしょうか。
→証拠は当事者の争いのある事実を立証するために必要となるものですので、不貞行為自体に争いがないのであれば不貞行為自体に関する証拠は不要であり、不貞行為の悪質性を示す事情の証拠提出が主な提出すべき証拠とは思います。
また、私が示談で最初に提示した金額を、訴訟時に無効にならない程度に増額することはできますか？
→合意が成立していないのであれば、金額を変更することは可能です。
ちなみに夫は不貞行為に関してなんでも喋ってくれる状態なのですが、証拠として使うのであれば具体的に何を聞いて喋らせたらいいでしょうか？
→不貞行為自体に争いがないのであれば、不貞行為の悪質性を示す事情（回数や相手が誘った、離婚や不貞関係を継続するよう働きかけたなど）をまとめた陳述書を証拠として提出することは考えられます。
ご回答ありがとうございます。
重ねてお聞きしたいのですが、増額して訴訟を検討している旨を伝えるのは脅迫にあたりますか？
まず、証拠の件ですが、【二人が不貞を認めている】という事情に関して、不貞当事者２名が明確に自白している証拠があるようでしたら、動画や探偵報告書などがなくても証拠的には問題ないです。
また、交渉時の金額を提訴時に増額することについては、交渉時の金額の範囲で提訴しなければならないわけではありませんので、特に問題ありません。増額して訴訟を検討している旨を伝えることについても、（表現等については気を付けていただきたいですが）脅迫に該当するものではありません。