父名義の会社の株の遺産分割協議について

父が1年前に死去しました。設備会社を経営していまして、父の死去後は義母が代表取締役に就き、妹2人が役員になりました。
今年に入り、会社を休眠しようと手続きを始め、会社の株を分ける為に司法書士から書面がきました。
そこには、私の持ち株数だけが記入されており、全部で何株なのか、それぞれへの配当株などの明記もありませんでした。
その書面に私が同意しないと会社が手続きに入る事が出来ないと責められます。
しかし、一方的な同意を求められるだけで説明もなく不信感から同意出来ません。義母に聞いても司法書士に任せてあるからと話になりません。
現在も書面にサインせずにいます。
数カ月はしつこく同意してサインした書面を送れと言って来ましたが、最近は言って来なくなりました。
推測ですが、勝手に私の署名をしたのではと考えています。
また以前、妹に印鑑証明を預けた事があったのですが、その印鑑証明も司法書士に勝手に提出したようです。
その印鑑を製作し、押印サインをしたので手続き完了した為、何も言ってこなくなったのではと考えています。
この手続きが完了しているのか、どこかで閲覧出来るのか知りたいです。
どうすればいいでしょうか?
また、私の推測が当たっていた場合、義母と妹へは罪は問えますでしょうか?

ネクスパート法律事務所の弁護士の北條です。

まず、手続きが完了しているかを確認するには、株主として会社に対し株主名簿の閲覧を請求することが重要です。これにより現在の株主構成がわかります。
もし、質問者様の署名が偽造されて印鑑証明が無断で使用されていた場合、その手続きは法的に無効です。
また、その行為は有印私文書偽造罪などの犯罪にあたり、義母や妹の刑事責任を問える可能性があります。
今後の対応として、まずは弁護士に相談し、代理人として会社側に正式な説明と遺産分割に関する資料の開示を求めることをお勧めします。
不透明なまま署名する必要はありません。