財産開示手続きをしているが、うそをつかれていた場合どうすればよいか
養育費の支払いが止まり、強制執行ができず、財産開示手続きを行いました。
公務員を2年前に退職し、その後1年程度務めていたようですが、それも退職したのはわかっています。
公務員時代の退職金はおおむね把握でき、多額であることは間違いないようです。
公務員の退職から2年間で全額がなくなっているとは思えませんが、すべて現金化され、
博打や遊びでお金が無くなったとうその主張をした場合、現金の所在がつかめない限り、それを事実として認めるしかないのでしょうか?
過去に博打などの趣味はなく、車の購入程度(購入したことはSNSで分かっています。)かと思っているのですが、
現金を隠していると証明できますでしょうか?
ネクスパート法律事務所の弁護士の北條です。
財産開示手続きでの虚偽の陳述は犯罪であり、罰則の対象です。
相手が現金で使い切ったと主張しても、退職金の額や使途について、矛盾点や不自然な点を具体的に指摘し、裁判所にさらなる説明を求めることが考えられます。
車の購入など、判明している事実を基に追及します。
しかし、隠された現金の所在を突き止めるのは困難な場合が多いです。
もし虚偽の疑いが強い場合は、裁判所にその旨を伝え、刑事罰を科してもらうよう促すことも一つの手段です。また、第三者から財産情報を取得する手続きも検討できます。
回答ありがとうございます。
矛盾点や不自然なところをきちんと指摘できるように臨みます。
銀行の口座の履歴などを見せてもらうように要求することは可能でしょうか?