不当解雇裁判中、和解拒否の元社員への対応策は?

ベンチャー企業人事マネジャーです。

現在
不当解雇の件で元社員と裁判中です。

不当解雇を受けた相手が、
復職希望で、
解決金(数ヶ月)での和解を蹴り続けた場合はどうなるのですか?

会社としては復職させるしかないのでしょうか。

年俸1200万円の社員でした。

【質問1】
不当解雇を受けた相手が、
復職希望で解決金での和解を蹴り続けた場合はどうなるのですか?

会社としては復職させるしかないのでしょうか。

【質問2】
復職させたくない場合、どのような解決が考えられますか?

【質問3】
あるいは、復職させた後、
人事考課の評価次第では、
遠くのエリアに左遷したり、
降格しても、退職に追いやるのは構わないですか?

【質問1】
不当解雇を受けた相手が、
復職希望で解決金での和解を蹴り続けた場合はどうなるのですか?
会社としては復職させるしかないのでしょうか。
→まず不当解雇なのかどうかという問題はありますが、裁判官の感触的に不当解雇として解雇が無効になりそうなのであれば、復職させるしかありません。
早期に復職させないと一度に払わなくてはならないバックアップペイの金額がどんどん増していき会計的に大ダメージになりますのでご注意下さい。

【質問2】
復職させたくない場合、どのような解決が考えられますか?
→裁判官が解雇無効に傾いているなら他の手立てはありません。
和解金額を上乗せしてみるのは一案ですが相手がなびかないならば復職させるしかないです。

【質問3】
あるいは、復職させた後、
人事考課の評価次第では、
遠くのエリアに左遷したり、
降格しても、退職に追いやるのは構わないですか?
→実態の伴わないあからさまなものは再び裁判で違法無効とされるおそれがありますが、一般論として人事考課や事業方針に見合った異動はあり得るでしょう。